「僕の体育祭は中止なのになんで五輪は開催?」 スポーツへの高校生のリアルな思い

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 高校生向けの広告・マーケティング事業を展開するアイ・エヌ・ジーは7月19日、関東の高校生男女200人に対して「スポーツに関するアンケート調査」を実施し、その結果を発表した。

●若者のスポーツ離れはウソ?7割が好き


 7月23日に東京五輪開催を控える今、アイ・エヌ・ジーでは高校生に対して「一番好きなスポーツ選手」や「オリンピックへの関心」といったスポーツに関する全15項目のアンケートを実施した。
 まず、「運動やスポーツなど身体を動かすことは好き?(SA)」では、男女総合で「好き(74.0%)」と7割以上がスポーツに対して好印象を抱いていることが分かった。また、「運動やスポーツなど身体を動かすことは得意?(SA)」では、男子が「苦手(0.0%)」、女子が「苦手(5.0%)」と回答。苦手意識を持つ高校生も少ないことがわかる。
 「好きなスポーツは?(MA)」という質問では、男子で「サッカー(54.0%)」が1位にランクイン。「バスケットボール(42.0%)」「バレーボール(38.0%)」と続く。
 女子では「ダンス(46.0%)」「バスケットボール(46.0%)」「バドミントン(46.0%)」の3種目が同率1位という結果になった。男女総合では「バスケットボール(44.0%)」が1位という結果に。
 「Softbankカップ2021 バスケットボール男子日本代表国際強化試合」では、強豪フランス代表を破る大金星を飾っているが、高校生からも注目のまなざしが送られているのかもしれない。一方、日本を代表するスポーツの野球はトップ5圏外というのも興味深い。

●大谷選手人気でも野球は観戦“だけ”したい


 「スポーツ観戦は好き?(SA)」という質問では、男女総合で「好き(58.0%)」「やや好き(27.0%)」となった。中でも「好んで観戦しているスポーツは?(MA)」という質問では、男女総合で「サッカー(40.0%)」「野球(39.0%)」「バスケットボール(32.0%)」となった。
 サッカーが1位を飾る一方、野球も負けず劣らずの人気ぶりを見せる。好きなスポーツを聞く項目では圏外となった野球だが、高校生にとってはプレーよりも観戦したいスポーツなのかもしれない。
 「一番好きなスポーツ選手は?」という質問では、男子回答1位「大谷翔平(6.0%)」、2位「クリスティアーノ・ロナウド(4.0%)」「セルヒオ・ラモス(4.0%)」、4位「大坂なおみ(3.0%)」「ステフィン・カリー(3.0%)」となった。
 女子回答1位「大谷翔平(12.0%)」、2位「羽生結弦(6.0%)」、3位「内村航平(4.0%)」「渡邊雄太(4.0%)」「八村塁(4.0%)」「大坂なおみ(4.0%)」という結果に。
 男子では海外選手の名前が散見された一方、女子では国内選手が人気のようだ。また、やはり大谷翔平選手は納得の1位。若い世代でも高い支持を得ていることがわかる。

●東京五輪開催は反対派が半数越え


 コロナ禍以降、より一層賛否が分かれる五輪だが、「コロナ禍での東京オリンピックの開催は賛成ですか?(SA)」という質問では、男女総合で「反対(58.0%)」という否定派がやや上回る結果になった。
 反対理由としては「選手にコロナ感染のリスクを背負ってまで参加してほしくないから(高3男子)」「コロナがまた流行ってしまうし、僕の体育祭は中止なのになぜオリンピックは開催されるのか(高3男子)」「学校行事や部活動がオリンピック開催のために満足に行えないのは許し難いから(高2女子)」といった意見がみられる。
 一方、賛成理由としては「テレビで観戦できるのであれば、このご時世安心して観戦できるため。また、日本国民の「1人として日本代表を応援してみたいため(高2男子)」「日本の借金が少しでも抑えられるから(高1女子)」「選手は頑張ってるし世界が明るくなるなら良いと思う(高3女子)」という意見があったという。
 また、「今年の東京オリンピックが予定通り開催された場合、観戦する?(SA)」という質問では、男女総合で「観戦する(48.0%)」「観戦しない(52.0%)」と観戦しない派が上回る結果になっている。

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  • 7/21 18:00
  • BCN+R

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