見逃し再生は松本人志の「倍」、配信ライブ「桁違い」!オードリーがテレビ界「最強芸人」になった!!

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 歌手で俳優の星野源(40)がゲスト出演した、6月30日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)の見逃し配信が、同局のバラエティ番組の再生回数として過去最高数字を叩き出したという。

 これまでの同局のバラエティ番組での最高は、2020年12月放送の『ゴッドタン』が記録した86万8612回。一方、『あちこちオードリー』の再生数は7月13日時点で100万回に達している。

「番組の視聴率はそれほどよくありませんが、放送は深夜ですから、視聴率が問われる時間帯でもありません。今や深夜番組は、視聴率以上に配信でどれだけ見られるかが重要になってきています。TVerなどの配信動画にもCMが入りますから、それがテレビ局の収益になるんです」(放送作家)

 ドラマも再生数が評価に直結するようになってきている。これまでの最高再生回数は、上白石萌音(23)が主演を務めた2020年1月クールの『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)で、TVerでの再生回数は1841万回だ。

 また、今年4月クールに北川景子(34)が主演を務めた『リコカツ』(TBS系)の第1話の無料見逃し配信の再生回数が約263万回を記録。TBSドラマの第1話の配信で歴代1位となった。

「テレビ離れが叫ばれて久しい現在ですが、テレビ離れというよりも、リアルタイムで視聴するのではなく、スマホやタブレットで、配信動画を見たいときに見る、という視聴習慣に変わりつつあるんでしょうね。

 配信が主流になるに伴い、TVerなどの動画にも広告がつくようになり、テレビ局もそれでしっかり稼げるようになってきています」(前同)

■『あちこちオードリー』は松本人志『キングオブコントの会』の倍の再生数

 TVerでは、連続ドラマがランキングの上位をズラリと占めている。そんな中にあって、ダウンタウンの松本人志(57)が民放で20年ぶりに書き下ろしコントを披露した、6月12日放送の『キングオブコントの会』(TBS系)の無料見逃し配信の再生回数が、TBSのバラエティ特番で歴代1位となる65万回を記録した。

「ただ、『あちこちオードリー』はその『キングオブコントの会』を上回っている。『キングオブコントの会』の集計期間は3週間ですが、『あちこちオードリー』は2週間。同じ集計日数で調べれば『キングオブコントの会』の倍の再生数に達するのではないかと見られていますね」(前出の放送作家)

 コロナ禍で広告収入が減少し、イベントも中止となり、テレビ局は苦しい局面を迎えている。そんな中にあって、動画配信はテレビ局の新たな収入源になっているようだ。

「もう1つ、テレビ局にとって大事な収入源になっているのが配信ライブ、配信イベントなんです。コロナ禍で、アーティストやお笑い芸人のライブやイベントが軒並み延期や中止に追い込まれた。そんな中、始まったのが配信ライブ、イベントです。テレビ局も自社が主催する配信ライブやイベントのチケット売り上げを収益につなげようとしています。

『あちこちオードリー』も8月16日に2回目となるオンラインライブ『あちこちオードリー 真夏のオンラインライブ~心のお札剥がし祭~』を開催し、ゲストのハライチが出演することが発表されました。

 昨年10月にはゲストにパンサーの向井慧(35)を迎え、1回目となるオンラインライブを行い、リアルタイムで3万枚以上、アーカイブを含めて合計でなんと4万2000枚ものチケットが売れるほどの大成功イベントとなりました」(お笑いプロ関係者)

■見取り図&ニューヨーク2000万円も……オードリーはケタ違い!

 こうした配信ライブやコンサートの数は増えてきているものの、苦戦している芸人、アーティストは少なくない。

 2020年11月、人気バンド・THE YELLOW MONKEYが東京ドームで30周年記念公演を開催。東京ドームにも観客を入れ、さらにストリーミング配信やWOWOWの生中継で、会場に足を運ぶことができないファンに向けた内容となった。

 しかし、2020年12月の『週刊女性』(主婦と生活社)によると、配信の視聴者はわずか2000人ほど。会場での検温やアルコール消毒、換気を行うために運営スタッフを倍に増やしたため人件費がかさみ、結果的に億単位の赤字となってしまったという。

「一方で、お笑いコンビ・見取り図とニューヨークが2月12日になんばグランド花月で行った合同ライブの配信チケットは1万枚売れました。チケットは2000円ですから、2000万円の売り上げに達したというから驚きです。

 ただ、『あちこちオードリー』のオンラインライブはさらにケタが違うといいます。前回、昨年10月のオンラインライブは億に近い額の売り上げが出たといいます。今度の8月のものも、とんでもない売り上げを叩き出すのではないでしょうか」(前出のお笑いプロ関係者)

 コロナ禍でスポンサー企業の広告出稿が減る中、動画配信と配信ライブとイベントが、テレビ局を支える新たな事業になりつつあるのは間違いないようだ。

「テレビ局の放送外収入で大きく貢献しているのが、オードリーの若林正恭さん(42)と春日俊彰さん(42)なんですよね。特に2009年に始まった『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)には熱心なファンがついていて、ラジオファンが2000~3000円する配信ライブのチケットも購入してくれる、という流れができているという分析もあります。

 ラジオをやっているタレントは誰でも――というわけではないですが、ハライチも岩井勇気さん(34)がラジオパーソナリティとして人気を博していますし、同じく『オールナイトニッポン』をやっている星野源さんにもコアなファンがついていますよね。

 コロナ禍においては、ファンの熱心さ、“好きの深さ”が重要になってきていると言えるのかもしれません。オードリーはダウンタウンほど幅広い世代に知名度や人気があるわけではありませんが、ファンの熱量がとにかくすごい。コロナ禍でのヒットメーカーとして今後も活躍し続けるのではないでしょうか」(前同)

 お笑い界の次の天下を獲るのはオードリー!?

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  • 7/19 7:10
  • 日刊大衆

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