オナイウ阿道がフランス2部トゥールーズに移籍? 加入決定的と地元紙報道
横浜F・マリノスの日本代表FWオナイウ阿道に、フランス2部トゥールーズ移籍の可能性が浮上している。17日、トゥールーズの地元紙『La Dépêche』が報じた。
同紙の報道によると、トゥールーズとオナイウは移籍合意に達しており、来週にもメディカルチェック通過および加入が期待されているようだ。現時点で契約期間や移籍金などは明らかになっていないという。
オナイウは1995年11月8日生まれの現在25歳。正智深谷高校の出身で、2014年にジェフユナイテッド千葉へ入団した。2017年に浦和レッズへ移籍し、2018年はレノファ山口FC、翌年は大分トリニータへと期限付き移籍。2020年から横浜FMへ完全移籍し、今季の明治安田生命J1リーグでは得点ランキング2位タイの12ゴールを挙げている。
また、同選手は6月11日のセルビア代表戦でA代表デビューを飾り、同15日のキルギス代表戦では代表初得点を含むハットトリックを達成した。
トゥールーズは1970年に創設され、日本代表DF昌子源(現ガンバ大阪)が2019年1月から2020年2月にかけて所属していたことでも知られている。18年ぶりに2部で戦った2020-21シーズンは3位に終わり、入れ替えプレーオフに出場したものの、決勝で1部18位のナントに敗戦。1年でのリーグ・アン復帰を逃していた。
同クラブは7月24日にリーグ・ドゥ開幕節アジャクシオ戦を控えているが、『La Dépêche』紙は同試合にオナイウが出場できるかは確認できていないと伝えている。それでも、同紙は「Jリーグがシーズン真っ只中にあり、同選手は好調を維持している」と、即戦力としての活躍に期待を寄せている。