アジアの名優アンディ・ラウも登場『唐人街探偵』の謎の存在「Q」と関わりが?

妻夫木聡や長澤まさみ、鈴木保奈美ら豪華キャストが出演する映画『唐人街探偵 東京MISSION』がついに日本公開。本作の見どころの1つは、三浦友和や浅野忠信、染谷将太らが皆、裏社会の住人を演じていること。さらに、アジアの名優アンディ・ラウの関係も明らかになった。

チャイナタウンの探偵コンビ、タン・レン(ワン・バオチャン)とチン・フォン(リウ・ハオラン)に、日本の探偵・野田昊(妻夫木さん)、そしてタイの探偵で元刑事のジャック・ジャー(トニー・ジャー)は、東南アジアのマフィアの会長の密室殺人事件の謎を追う本作。彼らは、世界の探偵が愛用するアプリ「CRIMASTER(クライマスター)」の事件解決率世界ランキングで、いずれもトップランカーの名探偵たち。しかし、事件解決のために探偵たちに協力していた会長の秘書・小林杏奈(長澤さん)が誘拐される事件が新たに発生する。

東南アジアのマフィア会長の殺人事件について、被疑者として起訴されたヤクザの組長・渡辺勝を演じるのは三浦友和。すでに予告編などで公開されたシーンでも、落ち着いた声で話しながらも、相手に有無を言わさぬ静かな圧力を感じさせており、本作で『アウトレイジ』シリーズを思い出すファンも多い。

一方、エリート警視正・田中直己を演じる浅野さんといえば、『マイティ・ソー』シリーズなどでハリウッドでも活躍している。名探偵たちとは協力関係ではない様子だが、事件解決率100%を誇るエリート警視正と、世界トップクラスの名探偵たちはどちらが先に事件の真相にたどり着くのか。いかにもクセ者といった様子の田中がどんな方法で立ちまわるのか、その手腕も注目ポイントとなっている。

また、常に黒スーツで部下たちを引き連れ、登場時から「俺がルールだ!」というセリフで威圧感も感じさせる田中だが、劇中ではコミカルなシーンも!? 被害者の遺体を調べに行く際には、部下たちがおびえる中で強がる田中が、誰よりも大きなリアクションでビビりまくるというギャップを見せる。それとは対照的に、真剣な表情でチン・フォンに何かを語り掛ける様子の場面写真も到着。シリアスとコメディ両方を担う浅野さんの演技や、ほかの名優たちとの共演も見逃せない。

さらにチェン・カイコー監督作『空海 KU-KAI 美しき王妃の謎』で主演し、中国での知名度も高い染谷さんも怪しい演技で魅せる。凶悪な指名手配犯という役どころの村田は、ストーリーの中で小林を誘拐。果たして村田の目的とは何なのか、そしてチン・フォンへの悪魔のささやきとは…? 解禁済みの映像でも残忍さを感じさせる笑みを見せており、染谷さんの怪演が光る村田役は強烈なインパクトを放っている。

そして今回、事件の裏にちらつくのが、探偵アプリ「CRIMASTER」の1位として君臨する「Q」の存在。『インファナル・アフェア』をはじめ、マット・デイモン主演『グレートウォール』やドニー・イェンとの共演作『追龍』などで知られるアジアの名優アンディ・ラウが「Q」に深くかかわる存在として出演!

解禁となった場面写真では、深くフードを被り、ワインが置かれたテーブルの前に座る姿が収められている。本作で徐々にベールを脱ぎ始める「Q」の存在が今後にも深くかかわるようなことを示唆したシーンも…。全編を通して暗躍する謎の組織「Q」が、マフィア会長の密室殺人事件とどのように関連するのか、真相が気になるばかりだ。

『唐人街探偵 東京MISSION』は全国にて公開中。

(text:cinemacafe.net)

■関連作品:

唐人街探偵 東京MISSION 2021年7月9日より全国にて公開

©WANDA MEDIA CO.,LTD. AS ONE PICTURES(BEIJING)CO.,LTD.CHINA FILM CO.,LTD “DETECTIVE CHINATOWN3”

2021/7/18 12:00

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