優勝候補スペインとの一戦へ…森保監督「自信を持って戦ってほしい」

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 U-24日本代表の森保一監督が16日、オンライン上での取材対応を実施した。

 U-24日本代表は17日にキリンチャレンジカップ2021でU-24スペイン代表と対戦する。東京オリンピックで優勝候補に挙げられているチームとの対戦を前に前日会見に臨んだ森保監督は「我々も金メダルを目指しているので、同じ目線で戦ってほしい。目標が金というだけでなく、日本の選手たちの持っている力をしっかり出し切れば、世界の強豪とも対等に戦えると思ってこれまで戦ってきている。選手たちには勝つために自信を持って戦ってほしい。五輪へ向けても、強い相手との対戦という中で、スピード感やテクニック、世界のトップレベルとの戦いでいい刺激を受けて、東京五輪へ準備をしてもらいたい」と意気込みを語った。

 交代枠が11人であるスペイン戦は「少しでも多くの選手を起用したいと考えている」と明かした森保監督。その理由については「一つはこれまでの積み上げで、練習、練習試合、ホンジュラス戦でゲーム体力はかなり上がってきたと思うので、より多くの選手に経験をさせてあげられるようにしたい」と言及し、「もう一つは多くの選手がスペインという世界トップのチームと戦えることによって、いい刺激を受け、彼らの成長にもつなげてもらえると思うので少しでも多くの選手にプレーしてもらいたい。同時に東京五輪で勝つには世界のトップトップに勝っていかないといけない。ホンジュラス戦同様、さらにFIFAランクで上のスペインとの戦いで、勝っていくための指標というものを選手たちに感覚として持ってもらいたいと思う」とその意図を明かした。

 東京オリンピックの初戦まで残り6日となった中、負傷を抱えている上田綺世の状態について森保監督は「部分合流ではなく、全体合流をしてもらっている。昨日の練習を受け、今日のメディカルの報告もリバウンドは見られないということで状態は上がっている」と順調に調整が進んでいることを強調した。

 また、別メニュー調整が続いている三笘薫についても「まだ足の張りがあるが、回復するための別メニューの調整をしつつ、本大会には問題なくプレーできると聞いている」とコメント。「2人を含め、明日のスペイン戦や、東京五輪への準備期間で状態を見極めていきたい」と語った。

 そして、幼い頃からスペインで過ごし、現在も同国でプレーしている久保建英がU-24スペイン代表と対戦することにも注目が集まっている。森保監督は「彼が常に成長、進化していることは代表活動を通じて、日常の活動、試合を見させてもらい、成長を感じている」と久保について語ると、次のように続けた。

「育成年代の時、小さい時からずっとは見ているわけではないが、日本でいい指導者と巡り合い、本人の努力もあって、成長し、スペインに渡り、厳しい環境の中、また成長につなげていたと思っている。そこからまた日本に戻ってきて、競争を勝ち抜く覚悟、環境の中で自分の力を出すことを自然と身につけられていると思っている。彼がサッカーを好きだというのはわかっているが、競争を勝ち抜くメンタリティは自然と備わっていると思う」

「昨シーズンは非常に難しいシーズンだったと思うが、攻撃力、フィジカルや守備の部分、総合的に能力は伸びていると思う。チームの中で要求されたことをしっかりこなすことと、現代サッカーの中で攻守が絶対的に必要。インテンシティが高い中で、自分の攻撃力、技術を発揮することを整理して、いい形で成長している。僕として知りたいところは、タケはすごく成長を見せている選手だが、日本の育成機関で育っていないので、日本とスペインの指導、環境の違いは知りたいので、今度教えてください(笑)。建英が出てきていることは素晴らしいことで、レアなことかもしれないが、もっと日本の育成から出てきてほしいと思っている」

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