【中京記念 枠順データ分析】複勝率、複勝回収率ともにトップは7枠も、内外の差は少ない

 18日に小倉競馬場で行われる中京記念(3歳上・GIII・芝1800m)について枠順・馬番別に検証していくなお、今年は開催日割の変更に伴い小倉芝1800mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。

【枠順別成績(2020年以降)】

1枠 4-12-7-71/94 複勝率24.5% 複勝回収率77%

2枠 11-5-7-74/97 複勝率23.7% 複勝回収率69%

3枠 6-9-3-84/102 複勝率17.6% 複勝回収率29%

4枠 8-7-10-87/112 複勝率22.3% 複勝回収率57%

5枠 9-11-10-90/120 複勝率25.0% 複勝回収率60%

6枠 9-7-10-98/124 複勝率21.0% 複勝回収率64%

7枠 12-9-11-95/127 複勝率25.2% 複勝回収率91%

8枠 8-7-9-104/128 複勝率18.8% 複勝回収率81%

【枠順別成績(2021年3回小倉のみ)】

1枠 0-2-0-9/11 複勝率18.2% 複勝回収率57%

2枠 0-2-1-8/11 複勝率27.% 複勝回収率34%

3枠 2-1-0-8/11 複勝率27.% 複勝回収率39%

4枠 2-1-3-6/12 複勝率50.0% 複勝回収率197%

5枠 1-1-3-7/12 複勝率41.7% 複勝回収率100%

6枠 1-0-0-11/12 複勝率8.3% 複勝回収率10%

7枠 2-1-0-9/12 複勝率25.0% 複勝回収率31%

8枠 0-0-1-11/12 複勝率8.3% 複勝回収率25%

 枠順別成績を眺めてみると、複勝率、複勝回収率ともにトップは7枠。8枠も複勝率18.8%とまずまずの数字が残っており、全体的には内外フラットという印象が強い。

 7月3日開幕した3回小倉は、2勝クラスでアグネスワールドが持っていた芝1200mのレコートが22年ぶりに更新され、その翌日に行われたCBC賞でさらにそれを0.4秒更新する1.06.0が計時された。特殊な馬場状態なので、3回小倉に絞ったデータも見てみよう。

 一般的に高速馬場=内枠断然有利をイメージしがちだが、意外にも1枠2枠は未勝利。ただ、6〜8枠の回収率も低調で、外枠からは人気馬しか馬券に絡めていない。馬券的には、内で窮屈になることもなく、外を回るロスも軽減される中枠が狙いやすそうだ。

2021/7/16 12:40

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