クイーンのブライアン・メイ、豪雨で浸水の自宅内部を公開 貴重な写真も水浸しに「過去が消されてしまった」

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ロンドンでは現地時間12日夕刻から集中豪雨が発生、一部の地域ではわずか1日で1か月分の降雨量を記録し、鉄砲水に見舞われた。道路では車への冠水が相次ぎ、多くの住民が自宅から避難。鉄道や地下鉄の駅の閉鎖や列車の運行停止といった大混乱を引き起こした。

大雨の翌日となった13日、ブライアン・メイはケンジントン地区にある自宅が浸水被害に遭ったことを自身のInstagramで報告した。

ブライアンが公開したのは、浸水した自宅の地下室を映した動画だ。階段を下りて地下室にあるいくつかの部屋に入ると、すべての床やカーペットが泥まみれになっている。

そして次の動画では、ブライアンのものとみられるモノクロームやセピア色の写真が床一面に並べられていた。

投稿には「ロイヤル・ホロウェイカレッジでの楽しい一日の後、帰宅すると僕の自宅は恐怖に包まれていたんだ」と記して、浸水被害の様子をこう伝えた。

「下の階全体が下水の氾濫で浸水し、カーペットやラグ、僕らにとって大切なものが悪臭を放つヘドロに覆われてしまった。なんてひどいことなんだろう、本当に胸が張り裂けそうだ。まるで侵略され冒涜されたように感じる。」

その後ブライアンは、妻アニタさんが地下室の床に一生分の思い出の品を置いていたが、それらのほとんどが水浸しになり台無しになってしまったことを明かした。

皮肉なことに、数か月前には自宅スタジオが山火事による危機に迫られたため、最も大切な子供時代の写真アルバムやスクラップブックをケンジントンの自宅地下室に避難させていたという。

ブライアンは「モノはモノでしか無いかもしれないけど、でも写真が消えていくのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のようだ。僕の過去の多くが消されてしまったようで憤慨している」と怒りを露わにした。

今回の浸水被害について、ブライアンは「ケンジントン地区では過去150年にわたり、雨水による洪水被害がない。この10年間、この地域を悩ませてきた地下室建設が原因であるのは明らかだ」と指摘、「ケンジントン&チェルシー王立区議会は何年も前、あまりに深い地下室を増やすと生活空間の下にある帯水層が遮断され、排水システムが機能しなくなると警告していた」と述べた。

同議会の広報担当者は「我々の優先事項は、昨夜の洪水で被害を受けた住民達が必要な支援を受けられることを確認することです。一晩で120人の住民をホテルに宿泊させ、今朝は緊急対応を行っています」と説明、社会的弱者である住民には福祉的な呼びかけを行い、地域にサポートセンターを設置したと伝えた。

また「突然の豪雨により、ロンドンの各区で鉄砲水が発生しました。ここケンジントン&チェルシー地区だけではなく都市全体に被害と混乱をもたらしており、地下室建設との関連性はありません」とも話している。

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画像は『Brian Harold May 2021年7月5日付Instagram「And here is the human side !」、2021年7月13日付Instagram「After a nice day at The Royal Holloway College, we came back to horror in our house.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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