利益総額は10億円!“裏技上等”FX界の怪人トレーダーの手法公開

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ビットコインだけじゃなく、FX界も今年は波乱の幕開け。予想外の相場に翻弄されているFXトレーダーたち。だが、そんな波乱の相場でも着実に稼ぎ続けているForexDog氏。裏技上等のFX界の怪人降臨!

◆SMAの12重奏で利幅を稼げる「真空地帯」を狙い打ち!

 表も裏も知り尽くしたFXの怪人――そう囁かれるトレーダーがForexDog氏だ。常人には想像できない秘技を繰り出し、市場やFX会社が呆然とする間に利益をかすめとってきたという。その利益の総額は約10億円!

「最初に行った裏ワザ的な手法はFX2社間のアービトラージ(サヤ取り)でした。A社のドル/円がB社よりも高かったら、『A社での売り』と『B社での買い』注文を同時に入れて、サヤ(価格差)が閉じたら決済する取引です。今では見かけなくなりましたが、以前はレートをわざとズラして利用者のロスカット注文を約定させる『ストップ狩り』を行う悪徳FX業者があったので、そのストップ狩りが発動した瞬間にアービトラージを行うことで、3か月で資金が6倍以上になりました」

◆「ボーナスアービトラージ」とそのリスク

 次に行ったのが、「ボーナスアービトラージ」。海外FX会社でよくある、入金額と同額をボーナスとして付与するキャンペーンを利用した手法だ。

「入金ボーナスが100%のA社に50万円を入金すると50万円がボーナスとして付与されて口座資金は実質100万円になります。次にB社にも100万円を入金して、同じタイミング・量でA社にはドル/円の買い、B社には売り注文を入れて両建てする。レートが下がってA社ではロスカットされて100万円がゼロになっても、B社の口座は200万円に増えているので、本来は出金できない(トレードにしか利用できない)入金ボーナス分の50万円が丸々利益として残るんです」

 だが、少なからずリスクもある。

「こうした取引を繰り返している間に1万ドルは3か月で22万ドルになりましたが、100%入金ボーナスをつけるような会社は注文をインターバンク市場に流さずに自社で相対ポジションを保有する“ノミ業者”がほとんど。利用者の儲けは、そのまま業者の損失になるので、儲けすぎると難クセをつけて出金停止にしてくる。取引はノーリスクでも、FX業者が最大のリスクとなる手法です」

◆メインは真空地帯トレード

 さらに2社間のスワップ金利の違いを利用したアービトラージなどノーリスクで儲かる手法で荒稼ぎしてきたForexDog氏。だが、今メインとするのは、裏ワザではなく真っ当な裁量手法である「真空地帯トレード」だ。

「裏ワザ的手法で取引しながらも長く使える通常の裁量手法も研究していました。完成したのがチャートの“真空地帯”を狙った手法。チャートを見ていると、一時的に値動きが加速するときと、腰折れして戻ってくるときがありますが、その2つの違いには、抵抗帯の有無があることに気づいたのです。下げが加速しても、下にサポートラインや節目となる過去の安値水準があれば跳ね返されやすい」

 節目となる高値・安値や移動平均線の付近では買い手や売り手の思惑が交錯するためだ。

「反対に考えると、そうした抵抗帯のない真空地帯であればレートが走りやすい、ということです。じゃあ、真空地帯がどこにあるのか。それを見分けるために使うのが、多くの人が見ている20、50、100に設定した3本の移動平均線(SMA)。この3本を15分足チャートに表示させるのが基本となります。ただ、これだけでは『木を見て森を見ず』。15分足はデイトレには便利ですが、より強い抵抗帯となるのは1時間足や8時間足、日足といった上位足のSMA。15分足では真空地帯に見えても、1時間足の20SMAがあれば強い抵抗帯となり、値動きが止まってしまうからです」

 かといってチャートを切り替えながら「1時間足のSMAが108.50円にあるから……」と見ていくのは面倒だ。

◆12本のSMAが乖離した真空地帯で利幅を稼ぐ

「そうであれば15分足に1時間足のSMAを表示させればいいんです。1時間足の20SMAを15分足で表現するにはどうしたらいいか。『1時間足=15分足×4本』ですから、20SMAなら4倍した80に設定することで、1時間足の20SMAを15分足に表示させたことになります。そのようにして『20、50、100の3本』と『15分足、30分足、1時間足、8時間足の4つの足』を組み合わせていくと、超短期である15分足の5と基本となる日足の20を加えると5、20、40、50、80、100、200、400、640、1600、1920、3200の12本のSMAになる。これが真空地帯を見極める検査キットとなるのです」

 最初の設定は面倒だが、チャートレイアウトの保存機能などを利用しよう。

「15分足に表示させた12本の傾きが揃っていたら『パーフェクトオーダー』。上向きで揃っていたら上昇トレンドを示します。反対に下向きで揃っていたら下落トレンドのパーフェクトオーダー。12本が絡まった状態はレンジ相場です」

◆トレンド発生の予兆

 レンジ相場でもつれていたSMAがきれいにほぐれてパーフェクトオーダーの形成へと向かえばトレンド発生の予兆だ。

「レンジ相場の状態からローソク足が5SMAをブレイクしたら買い。目安としてはローソク足の実体が半分以上、SMAの上に出たら買いです。このとき、上側にはSMAがなく真空地帯ですから走る可能性が高い。利益確定と損切りは30pips程度の幅で自動的に入れています。気をつけてほしいのが時間とボリューム(出来高)。私は欧州時間が始まる16時前後のブレイクでエントリーしています。そのとき、ボリュームも見る。ボリュームが増えていればブレイクの可能性が高まります」

◆SMAが乖離して発生した「真空地帯」を埋めよ!

 上昇トレンドが一服すれば、今度は下方向に真空地帯が生まれているはずだ。

「100と200の間などに大きな真空地帯があれば、そこも狙います。100SMAを下にブレイクしたら売り、200SMAタッチで利益確定といったイメージです。真空地帯が20pips以上の幅なら狙っていきます。これをドル、円、ユーロ、スイスフランを組み合わせた10通貨ペアほどで行うと1日1、2回、多いときは4回ほどトレードするチャンスがあるはずです」

 FX界の怪人が奏でるSMAを活用した12重奏真空地帯トレード。ボリュームMAXでチャレンジあれ!

◆●ForexDog氏 FX歴10年
少年時代に学んだプログラミングを生かしFX自動売買の道へ。裁量取引と裏ワザ的なアービトラージの双方を駆使して荒稼ぎ。4月刊行の電子書籍『ForexDogの真空地帯トレード』はAmazonランキング1位を獲得

★必殺技
SMA12重奏 真空地帯トレード

★トレード通貨
ドル/円、ユーロ/ドル、ユーロ/円、豪ドル/ドル、豪ドル/円などの主要通貨ペア全般

★資産・成績
総利益10億円弱

★使用テクニカル
移動平均線、出来高

★SNS
@ForexDog1968

◆ForexDog流 FX3か条

★抵抗帯のない真空地帯を狙う

★パーフェクトオーダーの形成初動で入る

★利益確定、損切りは30pipsを目安に

取材・文/¥SPA!編集部 図版/ミューズグラフィック チャート提供/TradingView

―[億超えFX神5人衆]―


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