フジテレビ「中居正広・松本人志特番」と心中!打倒TBSへの「3つの布石」

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 8月28日と29日、フジテレビは2夜連続特番ゴールデンタイム生放送特番『ラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』を放送する。それぞれ4時間強、トータル約9時間にわたって“歌と笑いの融合”をテーマに「音楽」と「お笑い」という2大エンターテインメントの神髄を生放送で届ける、超大型企画だという。

「総合司会は入社1年目でアナウンサー歴わずか3か月の小山内鈴奈(おさない・れいな/24)、小室瑛莉子(こむろ・えりこ/22)、竹俣紅(たけまた・べに/23)の女子アナ3人を起用するという前代未聞のスタイルです。

 7月11日放送の『ワイドナショー』では、同番組で実質的な司会を務め、新人アナをフォローする形になると思われるダウンタウン・松本人志(57)と中居正広(48)が、それぞれこの特番について言及していました」(女性誌記者)

『ラフ&ミュージック』では松本をキャプテンとし、サポーターとして中居とナインティナインが出演するのだが、いまのところ全員が状況を把握できておらず、

中居「総合司会がフジテレビのアナウンサーの方ということで…松本さん、オレ知らないっすよ」

松本「オレも知らん。この間、岡村(岡村隆史)にたまたま会って『あれ、頼むな』って言ったら『僕も知らないです』ってなって……。じゃあ、矢部(矢部浩之)やな。矢部が肩をブルンブルン回しているんじゃないかな」

中居「やべっち(矢部)にメール送ったんですけど『よくわからない』って言っていました」

 と、語っていた。

「今回の『ラフ&ミュージック』は、ダウンタウンとナインティナインとの融合を狙っているのではないか、という指摘もあります。18年まで放送していたフジテレビの人気番組『めちゃ×2イケてるッ!(めちゃイケ)』はナイナイを象徴する番組の1つでしたが、松本がメインの『ワイドナショー』で制作統括(以前はチーフプロデューサー)を務める中嶋優一氏は、『めちゃイケ』でADから始まり、プロデューサーへと上り詰め最終的にはアドバイザリースタッフとして番組に関わり続けた人物でもあるんです」(前同)

■『ツマミ』でナイナイ共演とフジとの確執を清算したのは伏線だった!?

 今回の『ラフ&ミュージック』にもチーフプロデューサーとして中嶋氏は関わっており、

「初めての番組ではございますが、松本人志さん、中居正広さん、ナインティナインのお2人の力をお借りしながら、新人アナウンサー含めて、少しでもいい内容をお届けできるよう全力で取り組みますので、皆さま応援よろしくお願い致します」

 とコメントを寄せている。

「ナイナイだけでなく松本との縁も深く、『人志松本の酒のツマミになる話』も担当しています。思えば同番組がレギュラー化した今年4月2日の初回放送に矢部が出演。ダウンタウンとナイナイの共演NG説は周囲の勝手なイメージと明かしたうえで、“ちっちゃいオッサンはまだ難しいかも。松本さんと対峙するの……ビビッてます”と、相方の岡村隆史(51)についても言及していました。この『ツマミ』でも語られていましたが、松本は以前、著書でナイナイについてダウンタウンの真似をしている、と、激烈な言葉で批評。ナイナイは甚大なショックを受けたそうです。

 しかし、この『ツマミ』での共演が、今回の特番の伏線だったのかもしれません」(専門誌記者)

 また、同番組の6月25日放送の回では、ゲストの元プロ野球選手の新庄剛志(49)が、フジテレビとダウンタウンとの確執について正面から尋ねたシーンがあった。

「フジテレビは91年から伝説的な番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』を放送していましたが、ダウンタウンとスタッフとの間で、不満が蓄積していったそうです。そして、97年9月28日に放送予定だった2時間スペシャルを、ダウンタウン本人に許可を取らず、プロ野球中継に差し替えたのが決定打となりダウンタウンが激怒。『ごっつ』が終了したのは有名な話ですが、この話は本当なのか、と新庄が改めて質問したんですよ」(前同)

 松本は当時を振り返り、

「(あのときは)一報欲しかったですよ、『野球延長するんで』って。それが一切なくて」。「あのとき『ごっつ』の2時間スペシャルでけっこう自信あったの。めちゃめちゃ面白いもん撮れたって。ぜひ見てほしいと思ってたら野球の延長で急にバーンって(飛んで)。何の連絡もなくなって。血気盛んな頃やったから、ちょっとプチって来ちゃって。『もうやめじゃぁ!』って言って……」

 としていた。

■中居と松本の特番も布石

「こうして正面から“若気の至りだった”と松本自身が語ることで、松本にとってもフジにとっても過去の話でもうわだかまりはない、ということを、あらためて視聴者に印象づけたかったのかもしれませんね」

 ナイナイと同じく、松本とMCを務めるのが中居正広。中居と松本が共演した昨年11月のフジの特番『まつもtoなかい〜マッチングな夜〜』は、前述の中嶋氏が手掛けた番組だった。松本と中居は00年放送のドラマ『伝説の教師』(日本テレビ系)で共演してから、現在ではプライベートで一緒に海外旅行するほどの親友として知られている。

「こう続くと、いろいろと“布石を打っていたのでは?”という感じがしなくもない。おそらくフジテレビには、TBSに追いつけ追いこせ、とライバル視している部分があるのではないでしょうか」(広告代理店関係者)

 TBSは、現在圧倒的な評価を得ているバラエティ『水曜日のダウンタウン』のほか、昨年9月26日には開局65周年を記念した超大型特番『お笑いの日2020』という8時間生放送の総合司会をダウンタウンに任せていた。『お笑いの日』は、まだ30代のTBS局員が中居とTBSの安住紳一郎アナウンサー(47)がMCを務める大型音楽特番『音楽の日』と似た形でお笑い特番ができないか、と提案したことがきっかけだったという。

「今回の特番は、タイトル的にもイメージ的にも、TBSを意識していますよね。フジは4月23日からチョコレートプラネット、霜降り明星、ハナコがメインキャストを務めるコント番組『新しいカギ』を始めましたが、これが初回にいきなり世帯視聴率4.7%と不調。6月25日の4回目の放送でも世帯3.7%、個人が2.3%、コア視聴率2.6%と、ゴールデン帯の番組とは思えない厳しい数字が出てしまっています。

 それだけに、今回の松本、中居、ナイナイの特番と心中するつもりで、一気に“フジテレビはお笑いに強い!”というイメージを取り戻したいのではないでしょうか」(前同)

 かつて「楽しくなければテレビじゃない」をモットーに、バラエティの王者として君臨したフジテレビ。過去の栄光を取り戻せればいいが、はたしてーー。

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  • 7/16 7:15
  • 日刊大衆

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