サンチョ、自身のSNSで人種差別に言及「憎しみが勝つことはない」

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 イングランド代表FWジェイドン・サンチョ(マンチェスター・U)が15日に自身のInstagramを更新し、人種差別について言及した。

 11日に行われたEURO2020決勝でイングランド代表はイタリア代表と対戦。地元ウェンブリー・スタジアム(ロンドン)で行われ、初優勝まであと一歩と迫ったイングランド代表は、幸先よく先制点を奪った。しかし、後半に同点ゴールを許すと、120分では決着をつけることができずにPK戦に突入。イングランド代表はサンチョ、FWマーカス・ラッシュフォード、FWブカヨ・サカが失敗してしまい準優勝に終わると、PKを失敗した3選手に対してSNS上などで人種差別的な誹謗中傷が飛び交う事態となった。

 人種差別の標的となったサンチョは自身のInstagramアカウントを更新し、胸中を明かした。

「僕たちはみんな同じ野心と目標を持っていて、トロフィーを持ち帰りたかった。今回のキャンプは、これまでの僕のキャリアにおいて、最も楽しい時間を過ごすことができたし、チームの一体感は他に類を見ないもので、ピッチの内外を問わず本当の家族のようだったんだ」

「試合後、僕やマーカス、ブカヨが受けた人種差別を見なかったことにするつもりはないし、悲しいことに、これが初めてでもない。社会として、僕たちはもっと良くしていく必要があるし、このような人々には責任を取らせなければならないんだ。憎しみが勝つことはない。同じような差別を受けた若者は、顔を上げて夢を追い続けて欲しい」

「僕はこのイングランドチームを誇りに思う。多くの人々にとって困難な18ヶ月間であったにもかかわらず、国民全体を団結させたんだ。この大会で優勝したかったけど、今回の経験から学び、前進していきたい。肯定的なメッセージや、否定的な意見をはるかに上回る愛とサポートに、心から感謝している。イングランドを代表して、スリーライオンズのシャツを着ることができたのは、いつもながら光栄だった」

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