招集拒否でメンバー外から一転…元バルサのマルコム、東京五輪参戦が決定

 ブラジルサッカー連盟(CBF)は15日、ゼニトに所属するFWマルコムが東京オリンピックに参加することを公式ツイッターで発表した。

 マルコムは元々、6月17日に発表されたU-24ブラジル代表の登録メンバー18名に名を連ねていた。しかし、ゼニトが同選手の招集を拒否したため、一時はメンバー外に。

 そんななか、PAOKに所属するMFドウグラス・アウグストが太ももを負傷し、五輪メンバーから離脱。アンドレ・ジャルディン監督は、D・アウグストの代役としてマルコムを再度招集し、今回はゼニトにも受け入れられた模様だ。

 ブラジルは東京オリンピック男子サッカー競技でグループDに所属。7月22日にドイツと、25日にコートジボワールと、28日にサウジアラビアと対戦する。

 現在24歳のマルコムはコリンチャンスでデビュー後、ボルドーでブレイクを果たした。2018年夏にローマとの合意を翻してバルセロナへと完全移籍したものの、同クラブでは不発に終わり、1年でゼニトへと完全移籍。ゼニトではこれまで公式戦通算40試合の出場で7ゴール7アシストを記録しており、新シーズンからは背番号「10」を託されている。

2021/7/15 0:51

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