映画で観光気分?世界遺産が登場する映画をご紹介!

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コロナ禍で中々海外に旅行に行けないけれど、楽しみたいと思う方は多いはず。今回は、旅行好きの方も映画好きの方も双方が楽しめる映画作品をご紹介。映画のロケ地にされた世界遺産が楽しめるだけではなく、映画そのもののストーリーも面白い作品ばかりです。

1.スパイダーマン/ファーフロムホーム

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

2019年/アメリカ/135分

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前作「スパイダーマン/ホームカミング」の続編。

メキシコを襲った嵐の中に顔のようなものが見えた、という報告を受けたS.H.I.E.L.D.の長官・ニック・フィーリー。
一方、消えた世界の人口の半分が戻って来たことで、スパイダーマンであるピーターの生活は変化していた。スパイダーマンとしては、報道陣に亡きトニー・スタークの後継者について質問攻めに遭い、私生活ではMJとの仲に横やりが入り始める。フィーリーからの連絡を無視するピーターは、学校が企画した研修旅行でヨーロッパへ。
水の都であるヴェネチアでMJへのプレゼントと告白の計画を立てるピーターだったが、突然現れた水の怪物に遭遇。そして、四元素火・水・土・風の4体の怪物である「エレメント」と戦うために別の地球からやって来たという「ミステリオ」と出会うのだった。

水の都・ヴェネチア(イタリア)

MILAN - FEBRUARY 13: Tourists in front of the Saint Mark Basilica in Saint Mark Square on February 13, 2009 in Venice, Italy. (Photo by Massimo Di Nonno/Getty Images)

映画「スパイダーマン/ホームカミング」のロケ地として利用されたのが、イタリアの観光地でも高い人気を誇るヴェンチア。水の都としても名高く、移動手段は車ではなくゴンドラと非常に情緒あふれる街並みです。中でも、映画の中で登場した世界遺産は、水のエレメントと戦ったリアルト橋とサン・マルコ広場。サン・マルコ広場はその美しさから、「世界で最も美しい広場」と称される場所です。

2.塔の上のラプンツェル

塔の上のラプンツェル

塔の上のラプンツェル

2010年/アメリカ/101分

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絶大な癒しの力を持つ金の花を独り占めし、その力で若さを維持していたマザー・ゴーテル。しかし出産間近で大病を患った王妃を助けたい王の命令で金の花を捜索した兵士が、花を城に持ち帰ってしまう。花を浮かべた水を飲んで回復した王妃はやがて、可愛い女の子を生み“ラプンツェル”と名付けた。姫の誕生を祝った王と王妃は火を灯したランタンを空に飛ばした。
金の花の力が欲しいゴーテルは城に忍び込んだ際、金の花の力がラプンツェルの髪に宿っている事、しかし髪を切れば力が失われることを知る。幼いラプンツェルを攫ったゴーテルは、彼女を森の奥にある高い塔のてっぺんに閉じ込め自分の子として育てるのだった。

海に浮かぶ修道院・モン・サン=ミシェル(フランス)

夜のモンサンミッシェル

プリンセスが出てくるディズニー映画では、様々な城が登場するもの。今作である「ラプンチェル」に登場した城のモデルは、フランスの世界遺産モン・サン=ミシェルです。
フランス西海岸にあるサン・マロ湾上に浮かぶ小島にそびえる修道院です。ジャンヌ・ダルクが活躍したフランスVS.イギリスの百年戦争では要塞としても使用されたため、今でも内部にイギリス人がおいて行った大砲や弾が残されています。
2014年には脚付きの橋が開通し、フランス有数の観光地となりました。

3.英国王のスピーチ

英国王のスピーチ

英国王のスピーチ

2010年/イギリス オーストラリア/118分

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父王であるジョージ5世の代理として演説を行ったヨーク公アルバート王子(後のジョージ6世)だったが、吃音のせいで上手くは話せず周囲が落胆してしまう。悩まされる吃音を改善したいアルバート王子だったが、高名な医師がついても中々上手く話せなかった。
彼を心配した妻のエリザベスは、ロンドンになるオーストラリア出身の言語聴覚士であるライオネル・ローグの下を訪ねる。独自の手法で治療をするライオネルの下を訪ねたアルバート王子だったが、王族に対する無礼極まりない態度に激怒。対等な関係を求めるライオネルに苛立つアルバート王子は帰ろうとするが、その寸前にシェイクスピアの演目である「ハムレット」を朗読できるかどうかの賭けを申し出るのだった。

歴史ある大聖堂・イーリー大聖堂

イギリス・イーリー大聖堂

映画「英国王のスピーチ」は実話をもとに製作された作品です。この映画に登場する世界遺産は、イギリス・ケンブリッジ近郊にそびえたつイーリー大聖堂。歴代のイギリスの王が長を務める英国国教会の大聖堂です。街の中心部に立つこの大聖堂は歴史が深く、1189年に完成しました。荘厳な大聖堂は誰もが気兼ねなく訪れることの出来る場所であり、日曜日になればミサやパイプオルガンの音色が聞こえてきます。

4.マリー・アントワネット

マリー・アントワネット(2006)

マリー・アントワネット(2006)

2006年/アメリカ フランス 日本/123分

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1769年、オーストリア・ハプスブルグ家の皇女マリー・アントワネットは、14歳という若さでオーストリアとフランスとの同盟強化のためにフランス王家に嫁ぐ。夫であるルイ16世の男性の性的機能に不都合があったマリー・アントワネットは、中々後継ぎに恵まれず、貴族や他の王族から陰口をたたかれていた。
結婚生活にもストレスがたまった彼女は、やがてパーティーやドレス、ギャンブルといった浪費でストレスを解消するようになる。身分を隠した仮面舞踏会を訪れたアントワネットは、そこでスウェーデン貴族フェルセン伯爵と出会うのだった。

フランスの栄華の象徴・ベルサイユ宮殿

VERSAILLES, FRANCE - MAY 19: A women walks by herself in the hall of mirrors during the reopening of Chateau de Versailles on May 19, 2021 in Versailles, France. The country is taking steps to ease the lockdown measures that President Emmanuel Macron announced on April 29, allowing all the museums and non-essential shops and cultural venues to open and rolling back the curfew to 9pm. The cafe and restaurant terraces can also open to 50% capacity. France is reporting a seven-day average of around 14,000 new Covid-19 cases. (Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)

史実に登場するフランス最後の王妃マリー・アントワネット。彼女の人生を描く今作に登場する世界遺産は、言わずもがなベルサイユ宮殿です。有名な鏡の間に設置されている鏡は、全部で357枚。当時最高級品だった鏡を贅沢に使ったこの間は、「ベルサイユ条約」の調印式でも使用された場所です。
観光客にも人気のあるベルサイユ宮殿はとにかく広大。
2021年には、ベルサイユ宮殿の敷地内にホテル「ル・グラン・コントロール」がオープンし、宿泊が出来る事が話題になりました。

5.千と千尋の神隠し

千と千尋の神隠し

千と千尋の神隠し

2001年/日本/125分

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引っ越しのせいで、仲の良かった友達と別れ全く知らない街にやって来た荻野千尋。近道と言って父が走らせた車は、赤い門が構えるトンネルに着く。
先へ進もうとする両親に嫌がる千尋だったが、1人残されるのも嫌でついて行く。トンネルの向こうにあった店の料理を勝手に食べ始める両親を置いて、1人先を歩き始めた千尋は妙な少年と出会う。
両親の元に戻って帰ろうとする千尋だったが、両親はブタに変身。入って来たトンネルも来る時にはなかった巨大な川で隔てられていた。

まるで異世界・九份(台湾)

台湾九份夜景

八百万の神様が疲れを癒すお湯屋“油屋”を中心とした街並みは、台湾・九份がモデルになっていると言われています。夜になると、赤い提灯が街をぼんやりと赤く彩り、回廊を重ねた様式美が正に「千と千尋の神隠し」そのものです。現在登録されている世界遺産はありませんが歴史的な建物が多いため、世界遺産登録待ちなのが現状のようです。

6.グラディエーター

グラディエーター

グラディエーター

2000年/アメリカ/155分

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ネルファ=アントニヌス朝のローマ帝国。平民出身の将軍マクシムス・デシムス・メリディアスは、ゲルマニア遠征で見事勝利を納めた。
老いたローマ皇帝アウレリウスには、皇位継承問題で頭を悩ませていた。自身の息子であるコモドゥスは、マクシムスとは違い勇敢さや正義感はない一方、貴族との政治や才略を好んでいた。
力を持ち過ぎたローマがより良い未来を切り開くように出来る事は、政治を再び共和制に戻す事だと考えたアウレリウス。彼は、息子は”王の器”ではないと見限り、部下に慕われ欲もないマクシムスを後継者にしようとする。
一方、父から愛情を向けられていないと感じたコモドゥスは、旧友であるマクシムスに、王となる自分を傍で助けてくれと頼むのだった。

密集した堅牢な集落・アイト・ベン・ハッドゥ(モロッコ)

映画「グラディエーター」のロケ地にされたのが、モロッコの世界遺産「アイト・ベン・ハットゥの集落」です。詰め込まれたように立ち並ぶ住居は、巨大な塀で囲まれておりモロッコ南部のワルザザート州の伝統的な建築様式。
この地はかつてキャラバンたちが集って商売をする交易の中継地だったため、盗賊を始めとする外部からの侵入者を防ぐ目的で高い塀で集落を囲み、堅牢な要塞のように造られました。
数多くの映画のロケ地としてではなく観光地としても人気がありますが、中はまるで迷路のようになっています。侵入された時のことを想定して1階部分には窓はないため、どこも似たような景色が続くのが特徴。
迷いやすい構造をしているので、ガイドさんをつけた方が安心できます。

7.トゥームレイダー

トゥームレイダー(2001)

トゥームレイダー(2001)

2001年/アメリカ/101分

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幼い頃に父を亡くしたララは、世界でも高名なトレジャーハンターに成長。そんなある日、ララは父が残した古い時計の中に“光のトライアングル”を探す鍵を見つける。
しかし、秘密結社イルミナティの一員であるパウエルとその部下に奪われてしまった。生前の父が遺した手紙を読んだララは、光のトライアングルを手にした者は時を支配できると知る。
悪用されてはいけないものだと知ったララは、2つに割られて別々の場所に隠されている片方の隠し場所であるカンボジア・アンコールワットへ向かうのだった。

ガジュマルに覆われた寺院・タ・プローム寺院(カンボジア)

アンコール王朝夢の跡

映画「トゥーム・レイダー」に登場するカンボジア。カンボジアには複数の寺院がたくさんあり、タ・プローム寺院もアンコールワットも同じアンコール遺跡群と呼ばれる内の1つです。
巨大な木の根で覆われたタ・プローム寺院は、12世紀末に仏教寺院として建設され、その後ヒンドゥー教寺院に改修されたと考えられています。過去に遺跡に絡みつくガジュマルの木々で浸食が激しいため、修復の計画がインド政府(タ・プローム遺跡の修復はインド担当)から発表されました。
ただ、この巨大なガジュマルが遺跡を破壊しているのか、それとも遺跡を支えているのかという議論が沸き起こっているため、未だ修復方針は議論され続けているのが現状です。

まとめ

映画のストーリーはフィクションでも、使われているロケ地は地球のどこかです。今回ご紹介した世界遺産もどれも美しく、自分の目で見たいと思える場所ばかりでしたね。実際に訪れるような機会に恵まれたら、「ここはあの映画のあのシーンだ」とロケ地を探してみてください。きっと映画も旅行も2倍楽しくなりますよ!

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  • 7/12 10:23
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