【映画界きっての才女】ジョディ・フォスターのオススメ映画14選

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ツンと高い鼻とブルーの瞳。そんな知的でクールな雰囲気のあるジョディ・フォスターは、天才子役から演技派女優に成長し、監督やプロデュース業まで幅広く活躍しています。そこで今回は、ジョディ・フォスターのオススメ映画をご紹介します。

プロフィール

Jodie Foster during The 20th Annual Crystal Awards - Women in Film at Century Plaza Hotel in Century City, California, United States. (Photo by SGranitz/WireImage)

1962年アメリカ出身。3歳からCMに出演し、子役として活躍。1972年『ジョディ・フォスターのライオン物語』で映画デビューした。1976年『タクシードライバー』で世界中から注目されたが、1981年に熱狂的なファンがレーガン大統領暗殺未遂事件を起こしたことにショックを受け、映画界から遠のいた。

1984年『ホテル・ニューハンプシャー』でスクリーンに復帰。その後はアカデミー主演女優賞を2回受賞するなど、実力派女優として安定した評価を受けるようになった。

1991年に監督デビューし、1994年からはプロデューサーとして映画を製作するなど、俳優業以外でも活躍の場を広げている。

『ダウンタウン物語』(1976)

禁酒法時代のニューヨークを舞台に、ギャング団同士の抗争を描いた子供ミュージカル。

出演者は全て子供だが、演じているのは大人の役なので、酒場もボスも娼婦もリアルに登場するところが楽しい。ちなみに彼らがマシンガンで放つのは、パイである。

14歳のジョディ・フォスターが妖艶な歌姫を堂々と演じ、英国アカデミー賞助演女優賞を受賞。背伸びしているところがカワイイ他の子役に比べ、変に大人ぶらないでも違和感がないという知る人ぞ知るジョディ・フォスターの注目作である。

『タクシードライバー』(1976)

ニューヨークでタクシー運転手をしている主人公は、不眠症に悩まされていたが、ある日売春をしている家出少女と出会い、彼女を救い出すことを決意する。

肉体を鍛えて射撃の訓練。モヒカンにサングラス。目標を見つけた彼は別人になり、暗殺計画に失敗した後、少女のいる裏社会に1人で殴り込みをかける。

そんな男から「家に戻って学校に行け」と諭されるジョディ・フォスターは、まだあどけなさが残る色っぽさで世界を魅了し、英国アカデミー賞助演女優賞を受賞し、アカデミー助演女優賞にもノミネートされた。2人で朝食を食べるシーンが印象的。

『ホテル・ニューハンプシャー』(1984)

ホテル経営を夢見る父に従いながら、様々な苦難を乗り越えていく家族の不思議な物語。

ゲイの長男。背が伸びない妹。熊のぬいぐるみを着ている美女。彼らは思いがけない不幸に次々と襲われるが、父が守ろうとするホテルでたくましく生きていく。

美しくて気の強い長女を演じたジョディ・フォスターは、なんと弟と愛し合うのだが、それが儀式のようにあっけらかんとしていて驚く。生と性が文学的に描かれた異色作。

『告発の行方』(1988)

レイプ事件を捜査していた検事は、被害者が負った深い傷を知り、レイプをあおった男たちを暴行教唆の罪で告発しようとする。

ぽっちゃり体型だったジョディ・フォスターが引き締まったスタイルになり、髪もバッサリ切って挑んだ意欲作。この難役で、アカデミー賞とゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞した。

その性行為は合意か否かを争う法廷に立つ彼女は、怒りと弱さを合わせ持つ勇気ある女性。だらしなさそうなところも含めて、ジョディ・フォスターにピッタリな役どころだ。

『リトルマン・テイト』(1991)

天才児を育てているシングルマザーは、周りに馴染めない息子を心配し、児童心理学者の勧めで、天才児たちが集まるツアーに参加させることにする。

ジョディ・フォスターの初監督作品。自らも天才子役と呼ばれていた彼女が、天才児の抱えるデリケートな感情を丁寧に描く。

教養はないが息子を愛している母親と、彼の将来を案じて才能を伸ばそうとする学者。そんな2人の“母親”に挟まれ、IQが高くても大人になりきれない少年が葛藤する。子供の視点から世界を捉えた心温まるストーリー。

『羊たちの沈黙』(1991)

若い女性が殺害後に皮膚が剥がされるという連続猟奇殺人事件が発生し、上司の命を受けたFBIの実習生は、監禁中の凶悪犯のところへ助言を求めに行く。

天才精神科医で人肉を食べた博士を主人公にして世界的に大ヒット。ジョディ・フォスターは、2回目のアカデミー賞とゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞した。

博士と対峙したジョディ・フォスターが、トラウマ過去を打ち明けさせられたことをきっかけに、2人の間に奇妙な交流が生まれるのが見どころ。ちなみに続編では、ジョディ・フォスターの役をジュリアン・ムーアが演じている。

『ネル』(1994)

山奥に住む女性が死亡したという通報を受けた医師は、その山小屋で奇妙な言葉を話す娘に出会う。

ジョディ・フォスターが設立した製作会社が手掛けた作品。主演を務めたジョディ・フォスターは、アカデミー賞とゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされた。

社会と隔絶して育てられたせいで、彼女が話すのは母親としか通用しない独自の言語。文明に馴染めない彼女にとって、最良の環境とは?超ナチュラルなジョディ・フォスターを鑑賞できる作品。

『コンタクト』(1997)

天文学者の主人公は、上司の無理解から研究費と天文台の利用権を打ち切られ、プロジェクトを中断させられてしまう。

ジョディ・フォスターは困難を乗り越えて宇宙と向き合う若き研究者を演じ、ゴールデングローブ賞主演女優賞ノミネート。地球外生物と神の存在を問う深遠な内容でありながら、SF娯楽映画としても楽しめる作品だ。

知的なイメージのジョディ・フォスターにピッタリ。幼い頃に愛する父を亡くした彼女が、宇宙からのメッセージをまるで父との交信のように思うところがいじらしい。

『アンナと王様』(1999)

インドで生まれ育ったイギリス人女性は、シャム国王から家庭教師として招かれるが、ある日王子と息子がケンカをしてしまう。

“シャル・ウィ・ダンス?”で有名な往年の大ヒットミュージカル映画『王様と私』(1956)のリメイクではなく、原作をベースに映像化。王族の教育係となったシングルマザーと近代化を目指す王との交流を描く。

ジョディ・フォスターのコスチューム姿に注目。惹かれあいながらも気持ちを打ち明けるわけでなく、でも思いは通じ合っている2人が踊るラストダンスにじんと来る。

『パニック・ルーム』(2002)

自宅に侵入してきた強盗から逃れるため、パニック・ルームに閉じこもった母と娘の姿を描くサスペンス。

緊急避難用の密室=パニック・ルームにある隠し財産を奪いに来た遺族と、そんなことを知らずに引っ越してきた離婚直後の母が、ありったけの知恵と機転で対決する。

あの手この手で、2人をパニック・ルームからおびき出そうとする強盗犯たち。閉所恐怖症気味のジョディ・フォスターが、娘を守るためにひたすら戦う姿に母性愛がにじみ出る。

『インサイド・マン』(2006)

白昼堂々と銀行を襲い、人質を取って立てこもった犯人グループを説得するため、警察や交渉人がやって来るが、彼らの目的がわからないまま膠着状態が続く。

その計画性と用意周到ぶりに、これが単なるお金目当ての犯罪ではないことがわかってくる。スパイク・リー監督ならではの皮肉っぽいどんでん返しが見どころだ。

ワケありの経済界の大物が、超やり手の弁護士を雇う。それがジョディ・フォスターである。彼女は淡々と仕事を遂行するが、べつに彼の味方ではなく、あくまでもビジネスライクに解決しようとするクールさがいい。

『ブレイブ ワン』(2007)

結婚を目前に控えていたカップルが暴漢に襲われ、彼は殺されて、主人公は瀕死の重傷を負ってしまう。

幸せを奪われた彼女は銃を手に入れ、犯罪者たちに成敗を下す“執行人”になっていく。ジョディ・フォスターは良心と憎しみの間で葛藤する難役を演じ、ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネート。

主人公の行動について賛否両論が沸き起こったが、彼女の気持ちがよくわかるだけに、誰もがやるせない気持ちになるに違いない。ジョディ・フォスターらしい出演作である。

『おとなのけんか』(2011)

息子同士のケンカの後始末をするため、被害者の親が加害者の親を自宅に招くが、次第に親同士の間でもケンカが始まってしまう。

戯曲が原作。最初は友好的だったのが、会話が進むにつれて険悪なムードになり、じわじわと感情的な対立が生まれていく。それと同時に夫婦間の問題も浮き彫りになるところが、スリル満点だ。

被害者の母親を演じたジョディ・フォスターはインテリの作家で、色っぽいケイト・ウィンスレットに比べると神経質そう。割を食ったようなこの役で、ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされた。

『エリジウム』(2013)

2154年荒廃してしまった地球を舞台に、スペースコロニーで暮らす超富裕層とスラム化した地上で暮らす貧困層との対立を描く。

傷病の心配もなく、自然に囲まれた理想郷「エリジウム」に移住したい貧乏人たちを力づくで排除し、クーデターまで企んでいるという防衛長官がジョディ・フォスター。こんな悪役は初めてでは?野心家で高圧的だが、潔いところがあるのがよい。

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  • 7/10 21:07
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