酸っぱくないマヨネーズが超旨い! 『sio』鳥羽シェフの「ふつうのマヨネーズ」を試してみた

 マヨネーズは、どの家庭にもあるといっても過言ではないほど浸透している調味料です。市販に売られているものの大半は、独特な酸味とまろやかな味わいが特徴ですが、実は作りたてマヨネーズはまったく違う味わいになるのだとか。

 とはいえ、一から手作りするという人は少ないはず。筆者も一度挑戦したことがあるのですが、かなりの労力を要したのに、あまり上手に作れなかった記憶があります。

 やはりそこはプロにお願いしたい。ということで、“本来の風味”を追求したマヨネーズ 「ふつうのマヨネーズ」が、ミシュラン一つ星レストラン『sio』の鳥羽周作シェフ監修のもと、商品化されました。

人気フレンチレストランのシェフが考える「ふつうのマヨネーズ」ってどんな味?

 原材料は植物油、卵、酢、砂糖、マスタード、塩とシンプルで、素材のやさしい甘さが引き立つレストランライクな一品。もはやマヨネーズというよりも、ソースとして味わえます。賞味期限は 120 日間で、市販のマヨネーズの3分の1と短いため、小分けの瓶に使い切る分だけ入っていました。

「たまごサンド」がいつもと違う美味しさに!

 ということで、まずはゆで卵と合わせて、たまごサンドを作ってみました。一口で明らかに、いつものたまごサンドとは違う! 酸味はほとんどなく、卵などの素材の甘みが存分に感じられます。マヨネーズ特有のマイルドさで満足度も高いです。

 あぁ、そういえば昔テレビ番組で某芸能人が「マヨちゅっちゅ」とか言って、マヨネーズをダイレクトに吸っていたことがありました。あんなの絶対無理と思っていましたが、この「ふつうのマヨネーズ」なら「マヨちゅっちゅ」してみたいかも。

 さて、マヨネーズといえばサラダも外せません。今回はコールスローとマカロニサラダを作ってみました。一般的なマヨネーズで和えると単調な味になりがちですが、この「ふつうのマヨネーズ」を使えば素材の味をしっかり堪能できるので、ソースとして素材の旨味を引き立ててくれました。

 マカロニサラダにすると、食べているうちにマヨネーズの味が重たく感じることがありますが、最後まで軽やか。サイドメニューのはずなのに、メイン級のテイストになるのです。ワインのおつまみとしてもバツグンでした。

とうもろこしと和えるだけで、素材の旨みが格段にアップ!

 そして、色々試した中で一番相性が良いと感じたのが、今が旬のとうもろこしです。朝食にとうもろこしと「ふつうのマヨネーズ」を和えただけのマヨコーントーストを作ってみましたが、これがもう悶絶する旨さ。とうもろこしとマヨネーズを和えただけとは思えないほど、上品な仕上がり。とうもろこしの甘さも引きたてます。

 このあとツナマヨトーストも作りまいたが、こちらも美味。どの料理にも惜しみなくたっぷり使って、1瓶で5品が作れました。マヨネーズ本来の味をぜひ体験してみてください。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●DATA

ふつうのマヨネーズ

https://futsuno.shop/

2021/7/11 10:51

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