大谷翔平33号、驚異ハイペースで「メジャー本塁打王」へ!打撃進化のカギは「アッパースイング」

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 あの松井秀喜氏が持つ、日本人野手としてのメジャー最多本塁打記録の31本を、シーズン中盤で更新し、本塁打を量産しているエンゼルスの大谷翔平(27)。

「ソフトバンクの王貞治会長は、大谷が日本でプロデビューしてすぐ、“打者に専念すれば俺の記録を抜くかもね”と、その打撃センスに太鼓判を押していました。一流は一流を知る。今期の活躍を見ると、王さんの眼力はさすがだと思いますよ」(球界関係者)

 誰も、ここまでの活躍は予想できなかった打者・大谷の“覚醒”。背景には、どんな秘密があるのか。

「本拠のエンゼル・スタジアムの標高が高いため、打球が飛びやすいという説もありますが、これは誤差の世界。彼は瞬発力を生む背筋のトレーニングを重視しているため、強力なアッパースイングができるんですよ。アッパースイングだと打球に角度がつき、本塁打が出やすくなりますからね」(スポーツトレーナー)

 大谷が豪快なアッパースイングを習得できたのは、2019年に手術した左膝が万全になったことが大きい。大谷自身「去年はリハビリがメインだったけど、今年はしっかり下半身が強化できた」と語っており、不安がないのだろう。

 王氏や、その師・荒川博氏から現役時代に薫陶を受けた駒田徳広氏が言う。

「ノンステップで、あそこまで飛ばせる日本人は、過去に存在しなかった。打撃理論で言えば、あのアッパー気味の打ち方だと、バットが内側から出やすいから、レフトにもいい打球が飛ぶのは確かです。ただ、その分、バットが遠回りし、速い球に対応できるスイングスピードも不可欠になってくるんです。そう考えると、筋力とか理論じゃなく、大谷はもはや人智を超えた存在ですよ(笑)」

 駒田氏は現役時代、王氏に「真っすぐは前で打て」と指導されたという。

「じゃ、変化球のような遅い球は、“我慢して引きつけろ”だと思うじゃない? でも、王さんにかかると、そこは“もっと前で打て”になる。その理屈が当時の僕には、さっぱり分からなかったんです」(前同)

 その言葉が腑に落ちたのは、それから数年後だという。この続きは7月12日発売の『週刊大衆』7月26日号で。

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  • 7/11 7:15
  • 日刊大衆

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