井森美幸「レーザーディスクでカラオケをするのが…」高校時代のルーティンを振り返る
お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。6月26日(土)放送のお客様は、タレントの井森美幸さん。今回の放送では、ホリプロタレントスカウトキャラバンのオーディションの思い出を振り返りました。
井森美幸さん
井森美幸さんは1984年、高校1年生のときにホリプロタレントスカウトキャラバンで優勝。翌年に「瞳の誓い」で歌手デビュー。バラエティアイドルの先駆けとして、多数のテレビ番組に出演しました。「井森ダンス」と称される衝撃的なダンス映像も有名ですが、どの時代からも愛される女性タレントさんです。趣味は野球観戦で、プロ野球から高校野球までを網羅されています。
TOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」6月26日(土)放送ゲスト:井森美幸さん
◆思い出づくりで受けたオーディションで優勝
川島:1984年の第9回ホリプロタレントスカウトキャラバンで優勝。そもそも、芸能界を目指したきっかけは?
井森:私ね、アイドルになりたくてなったってわけではなくて。高校1年生のときに、部活帰りに友だちの家でカラオケをするのが定番だったの。
井森さんの初めての宣材写真
川島:家で?
井森:当時、友だちの家にレーザーディスクがあったので、その子の家に寄ってカラオケをしてから帰るのがルーティンになっていた。
川島:その頃、カラオケボックスはなかった?
井森:ないない! その頃「月間平凡」(マガジンハウス)とか「明星」(集英社)っていうアイドル雑誌があって、そこに“歌本”っていうのが付いてきたのよ。
川島:歌詞カードみたいな?
井森:そう。ギターのコードなども書かれているもので。そこにホリプロタレントスカウトキャラバンの告知があったの。みんなで見ていたら「賞金100万円・ハワイ旅行」って書いてあって、「胡散臭くない? でも井森、ちょっと受けてみない?」みたいな話になって。
川島:(笑)。そのときから、そういう場に行くのは大丈夫だったんですか?
井森:わりとね。そういうキャラクターだった。夏祭りなどでカラオケ大会があると参加して、「冷やし中華券」を2枚もらって帰ってくるみたいな(笑)。そんなに恥ずかしがり屋じゃなかったかな。そんなノリで(ホリプロタレントスカウトキャラバンに)「出してみよっか?」って雰囲気になったの。
川島:同級生とのノリで応募したんですね。
井森:そうしたら返事が来て、予選会に行くことになって。親に言ったら「別に行ってきてもいいよ」って感じだったから、「(せっかく群馬から東京に行くので)帰りに原宿へ寄ってクレープを食べようかな?」っていうくらいの感じで。
川島:要するに、思い出づくりってことですよね?
井森:そうそう。予選会場は有楽町のラジオ局で、名前を呼ばれていくうちに関東地区代表になって、全国大会にも行くことになって、「えー!?」みたいな。
川島:あれよあれよと決まっていったんですね。マイクの前でアピールはされたんですか?
井森:ピアノ伴奏があって、2フレーズぐらい歌うの。私は松田聖子さんの「夏の扉」を歌った。
川島:へええ!
井森:全国大会はテレビで生放送されたんだけど、そこで優勝して。私も家族も友だちもびっくり。ドラフト1位になっちゃった感じ! いまだに「何でだろう?」って思っているのよ。
川島:(笑)。特別歌がうまかったとか?
井森:うまくはない。ダンスは見ての通りでしょう(笑)?
川島:あの有名な「井森ダンス」ですね。
井森:ああいう状態なのよ(笑)。だから、何がよかったのかがわかんない。
川島:だけど、今考えたら正し過ぎた優勝者ですよね。
井森:(選ばれた理由は)素朴さだったのかな?
第9回ホリプロタレントスカウトキャラバン優勝時のお写真
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本日7月10日(土)のお客様は、サッカー解説者・松木安太郎さんです。お楽しみに!
<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey ~土曜日のエウレカ~
放送日時:毎週土曜 17:00~17:55放送
出演者:川島明(麒麟)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/