アクシデントを乗り越え勝利を収めた大阪 指揮官「全員の準備が実になった」/F1リーグ 第5節

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 7月3日、4日の2日間、Fリーグ ディビジョン1の第5節が行われた。

 第4節終了時点で2位のシュライカー大阪は、アウェイで4位のペスカドーラ町田と対戦。首位を独走する名古屋オーシャンズに追随する両者にとって落とせない一戦は、激しいフィジカルコンタクトを見せる熱戦となった。10分、大阪は右サイドのFP加藤未渚実からのパスに開幕から4試合連続得点を挙げているFP加藤翼が合わせてシュートを放つ。これはクロスバーを叩いたが、左サイドに詰めていたFP齋藤日向がこぼれ球を左足で叩き込み先制に成功した。16分には町田にキックインの流れから同点ゴールを許し、1-1の同点で第1ピリオドを折り返す。しかし、攻守の切り替えが激しい展開の中、球際でも粘り強く争う大阪は25分、高い位置でボールを奪ったFP加藤翼のアシストでFP計盛良太が追加点を挙げ再度リードを奪う。1点を追う町田はFP毛利をGKに置きパワープレーを仕掛けるが、落ち着いた守備を見せる大阪はFP齋藤がインターセプトから前線まで持ち上がり、ゴール前に走り込んだFP相井忍にラストパス。これを相井がダイレクトで押し込みリードを広げた。その後もパワープレーを続ける町田の攻撃をしのいだ大阪が3-1で勝利。2位の座を守っている。

 この日は関東以西が強雨に見舞われ、公共交通機関にも乱れが見られた。この影響を受けた大阪は一部のスタッフが会場に到着できず、備品の運搬や準備を手分けして行い、永井義文監督がウォーミングアップの対応をするなどのアクシデントに見舞われた。そのような状況下でも勝利を収めたことに対し、永井監督は「本当に選手がよくがんばってくれました。アクシデントを乗り越えられるかどうかを試された試合だったので、気持ちを切らさずにハードワークをし続けて、譲るところは相手に譲りながら攻守一体を体現した結果が勝利を生んだと思います。メンバー外の選手やスタッフも含めた全員の準備が実になった試合でした」と安堵の表情を見せた。本来の大阪であれば、相手の守備の1レーン目を崩して数的優位を作りゴールを奪うという攻撃モデルを持っている。しかし、その攻撃モデルを体現するには運動量が必要になるため、万全の状態で臨めていないこの試合では相手にポゼッションを渡しながら試合を進めたという。キャプテンの田村友貴は「アクシデントはありましたが、自分たちはプレーモデルやコンセプトがはっきりしているので、『誰が抜けても自分たちのやるべきことは変わらない』ということがこの試合で体現できたと思います。その中でしっかり勝ち切ったことは、今後の自分たちの力に変わっていくと思います」とコメントを残した。

 前節、今季初勝利を収めたY.S.C.C.横浜はボアルース長野に完封勝利を収め、F1昇格初の連勝を収めた。ボルクバレット北九州と湘南ベルマーレの一戦は、どちらも譲らぬ攻防を見せ、勝点1を分け合う結果となっている。

 各試合の結果は以下のとおり。

▼Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第5節 結果
ペスカドーラ町田 1-3 シュライカー大阪
Y.S.C.C.横浜 4-0 ボアルース長野
フウガドールすみだ 2-0 立川・府中アスレティックFC
バサジィ大分 3-2 バルドラール浦安
名古屋オーシャンズ 3-1 エスポラーダ北海道
ボルクバレット北九州 2-2 湘南ベルマーレ

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