人脈女王・近藤春菜、友人の水川あさみと共演「手作り料理も貰った」

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「心の濃厚接触」をテーマに、俳優と吉本興業所属のタレント、クリエイターが組んだオムニバス映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』が公開中です。8編中の1編、『バックヤードにて』で、水川あさみさんと2人芝居に挑戦した近藤春菜さん(ハリセンボン)にインタビュー。

 友人でもある水川さんとの共演の感想に始まり、「母の陰に隠れていた」子ども時代から、現在では“人脈女王”と称されるほどになった近藤さんに迫りました。

◆現場ではアネゴ肌の水川あさみがリード

――ご友人でもある水川あさみさんとの2人芝居でした。水川さんは、様々な賞を取っている乗りに乗った演技派女優さんでもあります。

近藤春菜さん(以下、近藤)「そうなんです。友人で、実力派で味のある女優さん。すごく楽しみにしていました。照れくささもあるのかなと思ってたんですが、めちゃくちゃ自然に雰囲気づくりをしてくれて、盛り上げてくれるので、私はそれに乗っかっていればいいだけでした」

――雰囲気づくりというのは、普段の感じのままなんでしょうか。

近藤「普段からアネゴ肌的なんです。まあ、実年齢は私のほうが1つ上なんですけど(笑)。お店選びにしてもなんにしても、いつもリードしてくれているので、現場でもそのまま引っ張ってくれました。私にとっては、お芝居は違う畑ですが、すごくやりやすくしてもらいました」

――劇団「ヨーロッパ企画」の上田誠さんの脚本で、とても「らしい」作品でした。

近藤「ネタバレしないようにすると、話せることが少ないんですよね(苦笑)。タイムトラベルものなんですが、最終的にある事実が分かるんです。そこで違和感がないように意識しました」

――実際に水川さんのお芝居を目の前で受けてみて、「女優だ!」と感じた瞬間はありましたか?

近藤「直前までふたりでふざけていたのが、『ヨーイ』と声がかかると、その役柄にすっとなるというか。表情がくっと変わる瞬間は、『あ、すごい』と思いましたね」

◆子どもの頃は母の陰に隠れていた

――春菜さんは、“人脈女王”と称されますが。

近藤「人脈女王! あははは! その異名はヤバいですね。えー、人脈女王? それは今後どこかで使わないと(笑)」

――その社交性は小さな頃からですか?

近藤「いや、全然。芸人になってからです」

――それは意識的に変えた?

近藤「意識的です。私はもともと小さな頃から人見知りで、いつも母の陰に隠れているような子でした。友達を作るにも数ヶ月かかるし。それが相方の箕輪はるかと出会ったら、自分よりも人見知りで。コンビでふたりとも誰とも話せないのは困るので、自分が社交的になろうと、変えていきました」

――大人になってから変わるのは難しいと思うのですが、どうスキルを磨いていったのですか?

近藤「南海キャンディーズのしずさんもめちゃくちゃお友達が多い方で、以前、しずさんに仰っていただいたことが響いたんです。『連絡先を教えてほしいと言われて、嫌だと思う人はいないし、特にバラエティなんて、そのときを逃したら、もう二度と会えないかもしれない。仲良くなりたいと思った人には自分から行かなきゃもったいないよ』と言われて。そこからは積極的に行くようになりました」

◆パフュームが心の扉を開いてくれた

――最初の一歩はしり込みしてしまいそうです。

近藤「パフュームさんが私の心の扉を開いてくれました。『ご飯行きましょうね』って社交辞令になりがちですよね。でもパフュームさんから『何日どうですか』と日を言ってくれたんです。本当に行っていいんだと。実際、すぐにご飯に行きましたし、すぐに仲良くなりました。そこからは、友達の友達といった形で仲良くなっているので、自分の人脈というより、みんなの人脈なんです」

――一歩を踏み出せない人にアドバイスをいただけませんか。

近藤「もし友達が欲しいと思っているなら、モジモジしている時間がもったいないと思います。この人が好きだと思ったら、もう行くしかない。好きって言われて、嫌な人はいないと思います」

◆普通にメールで「大好きだよ」と伝える

――現在は、なかなかみんなでご飯にも行きづらい状況ですが、付き合い方を工夫されていますか?

近藤「テレビ電話は、以前からよくしていたんです。だからそこに変化はないですし、お互いを思い合っているというか、繋がっている感覚は以前からちゃんとあるんです。言葉にしていたし」

――言葉に?

近藤「普通にメールでも『大好きだよ』とか、『いつも感謝してるよ』とか『ありがとう』とか、そういうのはお互いに伝えています」

――そうなんですね。では特別変化はない?

近藤「会えないときに、お取り寄せのものをお互いに送り合ったりはしましたね」

◆水川あさみから貰った手作り料理

――たとえばどなたと。

近藤「水川さんからも、いろいろもらいました。水川さんは、すごく料理をされるんですが、私が食べたいときに解凍して食べられるように、手作り料理を持たせてくれたり」

――えー! どんなものが美味しかったですか?

近藤「全部美味しいんですけど、きんぴらとか、煮物とか、和の基本みたいなものがすごく上手です。醤油麴も手作りしたり。あと水川さんは唐揚げを大豆ミートで作るんですけど、それもすごくおいしいです。そういう気遣いは、コロナ禍でも嬉しかったですね」

――ステキなお付き合いですね。最後に、そんな水川さんと共演した本作公開へメッセージをお願いします。

近藤「いろんな作品が詰まってます。コロナ禍でいろいろ考えちゃうことも多いと思いますが、頭を空っぽにして映画館に来てもらって、ただただ素直な気持ちで観ていただければ、ちょっと笑顔になっていただけるかなと思います」

(C) 「半径1メートルの君~上を向いて歩こう~」製作委員会

<文・写真/望月ふみ>

【望月ふみ】
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi

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