伊藤万理華、“チェンメシ”愛語る主人公に共感「好きなことを話す時はお喋りになります」

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伊藤万理華さんを主演に迎えた木ドラ24『お耳に合いましたら。』(テレビ東京系、毎週木曜24:30~/BSテレ東・BSテレ東4Kは毎週火曜24:00~)が、7月8日よりスタート。

本作は、オーディオストリーミングサービス・Spotifyの協力を受けてポッドキャスト番組と、テレビ東京が得意とする“グルメエッセンス”を掛け合わせたオリジナルドラマ。主人公の高村美園が、あるきっかけからポッドキャスト番組を始めていくパーソナリティ成長記。愛してやまないチェーン店グルメ・通称“チェンメシ”を食べながら、その“チェンメシ愛”を語ることで変わっていく様を描きます。

今回、美園を演じる伊藤さんにインタビュー。乃木坂46の元メンバーで、女優としてだけでなくクリエイターとしてもマルチに活動する伊藤さんは、本作が地上波連続ドラマ初主演。映像と音声コンテンツが連動する革新的な本作で、新しいチャレンジに挑む伊藤さんに、本作の魅力やご自身についてお話を伺いました。

――地上波連ドラ初主演になりますが、話を聞いた時はどんな心境でしたか?

ドラマの主演は自分にとって遠いことだと思っていたので、どういう経緯でこうなったのかビックリして。まずそこを知りたいと思いました(笑)。

――主演という立場での撮影現場には慣れましたか? 

主演映画『サマーフィルムにのって』(8月6日公開)でご一緒させていただいた松本壮史監督をはじめ、乃木坂46で15歳の時からお世話になっていた美術さんや衣装さんがいらっしゃったので、安心しました。また、ありがたいことに、初めましての方も「気負いすぎないで」と言って下さる方々がたくさんいらっしゃったので、肩の力を抜いてできています。

―― “チェンメシ”をテーマにした本作。テレビ東京は、『孤独のグルメ』をはじめ様々な人気グルメドラマを生みだしていますが、そんなテレビ東京のグルメドラマに出演することへのプレッシャーはありますか?

あります、不安です(苦笑)。テレ東のグルメドラマは確立されていてファンの方も多いので、そのひとつになる感覚は正直まだありません。けど、チェンメシの良さが伝わるとともに、美園ちゃんだから見たい、声が聞きたい、美園ちゃんの影響でチェンメシを食べちゃったみたいなテンションになってほしくて。美園が皆さんに愛してもらえるキャラクターになり、長く続くシリーズなるとうれしいです。

――グルメドラマという一方で、テレビ局(映像)とSpotify(音声)がタッグを組むという異色の作品でもありますね。

私は実験的なことにとても惹かれるタイプなので、作品のプラスになるよう頑張らないといけないという気負いはありますが、この作品に参加できるのはすごく嬉しいです。

今回、劇中で美園が喋る「お耳に合いましたら。」というポッドキャストの番組や美園が聴いている番組がSpotifyで放送されますが、そういう試みは面白いですよね。ドラマの枠から外れ、リアルな世界でもその作品を感じられるのはすごく画期的だし、今の時代だからこそできることだと思います。

――美園はポッドキャストでチェンメシを食べながら、それに対する熱い思いを語ります。伊藤さんご自身は、ラジオ番組などで話すことはお好きですか?

正直、私はラジオで話すのは苦手で。乃木坂46時代のレギュラー番組さえも緊張して喋れなかったので、大丈夫かなという不安がありました。

――そうなんですね。そんな中、ポッドキャスト配信の撮影の際、意識されたことなどはありますか?

今回、ポッドキャストでの台詞は、チーフ脚本家のマンボウやしろ(家城啓之)さんを中心に書いてくださっていて。監督やスタッフさんと一番重要だねと話していたのは、その台詞を上手く喋るのではなく、声を通してチェンメシの美味しさやチェンメシが好きだという思いをリアルに伝えること。なので、嘘のないリアクションを出せるよう意識して演じています。長台詞を覚えるのは大変ですし、食べながら話すのもモゴモゴするので難しく、まだ探り探りの状況です。

――劇中では、美園が聴いているポッドキャストの番組パーソナリティとして、ラジオパーソナリティのレジェンドの方々も出演されますね。

そうなんです。美園がポッドキャストで話すシーンも、実際にレジェンドの方が見守ってくれていて。緊張して喋れなくなるかなと思っていましたが、逆に安心しました。これからたくさんのレジェンドの方にお会いできるのは楽しみですし、アドバイスをいろいろいただきたいです。

――劇中、美園が大ファンである氷川きよしさんのポッドキャストを聴いているシーンもすごく気になります。

実は、氷川さんが『NHK紅白歌合戦』で煌びやかなドレスを着て歌われているのを拝見した時に感動して、それから氷川さんの SNS をフォローしていたんです。なので、私自身、氷川さんのポッドキャストが聴けるのはめちゃめちゃドキドキしていて。もし劇中で対面できたら、美園ちゃんは死んじゃうと思うし、私自身も喋れないかもしれないです(笑)。

――演じる美園に共感する部分はありますか?

漬物会社で働いているごく普通のOLですが、内に秘めているものが結構多くて。それをなかなか表に出す機会がなくてモヤモヤを抱えていますが、そこは自分と似てるなと思います。

あと、私も好きなことを喋るってなった時のスイッチの入り方はすごくて(笑)。自分の好きなものは誰にも譲れないし、誰かに話したい気持ちもすごくわかるし、それを受け止めてくださる方にただただ話をする時間は自分的に大事で、そういう部分も美園に共通しているかもしれません。

――ちなみに、伊藤さんはどういう話題の時に熱が入るのでしょうか?

多趣味でいろんなことに興味がありますが、一番はお洋服です。その服や物を誰が作ったのかを掘り下げて、ブランドや作り手の背景を知るのが好きで。そういう話の時はすごくお喋りになります(笑)。

――なるほど。最近、特に感銘を受けた方はいらっしゃいますか?

衣装デザインやアートディレクションをされていた石岡瑛子さんです。石岡さんの展示会を2回見に行かせていただいて。石岡さんはジャンルレスにご活躍されていた方で、すごくリスペクトしています。

――伊藤さん自身、乃木坂46を卒業する直前の2017年、初の個展「伊藤万理華の脳内博覧会」を開催されるなど、クリエイターとしても活動されていますよね。

個展はグループを卒業する上で、何か吐き出したくて開催しました。私1人で生み出したものではなくて、一緒にやりたいと思った人に声をかけて作品を作っていきました。漫画を書いていただいてそれを実写化したり、母と衣装を作ったり。すごくいい経験になりました。

――2011年の乃木坂46のオーディションから10年。女優として順調にステップアップされていますが、これからの目標は?

大女優になっていたいとか、大それたことは言えないですが、映像にはずっと関わっていたいです。10年前、私が15歳の頃に、ある作品の撮影に参加し、自分自身の考えが変わって、映像に携わっていたいという夢ができました。その時、これから先もこういう現場に居続けると、15歳ながら確信があって。10年経った今でもこうやって携われているのはすごく嬉しいです。

映像作品は、画面を通して無限に表現できるし、何年も先に残るもの。チームの一員として、クリエイティブなものを作っていける存在でいたいですね。このドラマも新たな映像作品の試みなので頑張りたいです。

――最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。

普通のOLの美園 がポッドキャストに挑戦していく中で、いろいろな人と関わり、成長していきます。ドラマ、ポットキャスト2つのコンテンツを通して、美園の成長過程を見守ってもらえたら嬉しいです。

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