インシーニェにナポリ退団の可能性…トッテナム、バルサが関心か
ナポリに所属するイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェが、今夏の移籍市場で同クラブを退団する可能性があるようだ。4日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
現在30歳のインシーニェはナポリの下部組織出身で、これまで公式戦397試合に出場し、109ゴール85アシストを記録している。しかし、現行契約が2022年6月30日までとなっていることから、去就に注目が集まっている。
ナポリとしてはインシーニェとの契約延長を望んでいるものの、同選手は新契約を結ぶ場合は430万ポンド(約6億6000万円)の年俸の改善を要求しているという。だが、クラブとしては財政難であることから給料をアップさせることは難しい模様で、契約延長交渉は難航しているようだ。
このような状況を受け、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』はトッテナムとバルセロナがインシーニェの代理人と接触したことを報じている。年俸が改善されない場合は移籍も考慮に入れていることが伝えられているが、果たして同選手はどのような決断を下すのだろうか。