え、「かき」じゃないの?!【杮】コレ実は違う漢字なんです!

「杮」を見た瞬間、秋になるとオレンジ色の実をつける「かき」を思ったでしょう。
実は「かき」に見える「杮」ですがまったくの別物です。

いったい何と読むのか、さっそく見ていきましょう!

(1)「杮」の読み方


「杮」は見る機会がなくても、耳にする機会は多いです。
これは「こけら」と読みます。

わかれば、一度は聞いたことがある読み方だったのではないでしょうか。
見た目が柿とソックリなため、パッと見て「かき」と答えるのも無理ありません。

「こけら」は「木屑」とも書きます。
(『広辞苑』より)

(2)「杮」の意味


「杮」は、木材を削るときできる木の細片。
また、木材を細長く削りとった板のこと、ほかにも、杮板の略としての意味があります。

「杮」は木材に関係する言葉なので、普段の生活ではあまり目にすることは少ないです。
(『広辞苑』より)

(3)「杮」の使い方


木材に関する言葉であるため、木の関係で使われることが多いです。
屋根をふくのに用いるヒノキ・マキなどの薄板のことを「杮板」。

新築劇場の初興行である「杮落とし」も、この字が使われています。
なぜ、劇場の初お披露目公演が杮落としと呼ばれるのか……。

それは工事の最後に屋根などの木屑を払い落したところから、この言葉ができたのです。
日本の郷土料理の「杮鮨」にも、この字が使われています。

薄く切った魚肉などを飯の上にのせたすしですが、薄く切った具材が木屑に見えることから、そう呼ばれるようになりました。
(『広辞苑より』)

(4)「杮」と「柿」の違い


「杮」と「柿」には、決定的な違いがあります。
よく見る「柿」の右側は「市」と2つの文字から成り立っているのに対し、「杮」の右側は一文字です。

辞典やフォントを大きくするとその違いは歴然ですが、まったく別物になります。
右側の字にすき間があるほうが「柿(かき)」、ないほうが「杮」です。
(『広辞苑』より)


柿と非常に酷似した「杮」。
パッと見はわかりづらいですが、この知識さえあれば読み解くことは簡単。

ぜひみんなの前で披露してください。

(恋愛jp編集部)

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