新種牡馬ポアゾンブラック産駒がJRA初出走 土曜福島6Rのイチネンエーグミ
新種牡馬ポアゾンブラック、エーシンシャラク、サドンストームの産駒がそれぞれ、3日の2歳新馬戦で、JRA初出走を迎える。
ポアゾンブラックは父マイネルラヴ、母サンライトチーフ、母の父チーフベアハートという血統。園田で6戦5勝の戦績を収めたのち、JRAに移籍し、2014年の南部杯2着などダート短距離で活躍。晩年はホッカイドウ競馬に移籍し、門別で重賞2勝をあげた。
初年度産駒は12頭。JRA初出走となる産駒は、福島6R(ダ1150m)のイチネンエーグミ(牡2、栗東・茶木太樹厩舎)。地方も含め、馬主の藤本彰氏の所有馬にはほかにロクネンニクミ、ニネンビーグミなどがいる。
エーシンシャラクは父タイキシャトル、母キャタリナ、母の父Storm Cat。半弟に海外G1・2勝のエイシンヒカリがいる血統。兵庫やJRAを経て晩年は岩手競馬に在籍。9歳時の2017年、早池峰SSで重賞初制覇を果たした。
初年度産駒は2頭。JRA初出走となる産駒は、小倉5R(芝1200m・九州産限定)の宮崎県産馬カシノコマンド(牝2、美浦・天間昭一厩舎)。
サドンストームは父ストーミングホーム、母ビールジャント、母の父Green Desert。半兄に香港G1馬ラッキーナイン、全弟に函館SS覇者ティーハーフがいる血統。そのティーハーフと同じく栗東の西浦勝一厩舎に所属し、短距離重賞戦線で活躍した。
初年度産駒は2頭。JRA初出走となる産駒は、同じく小倉5Rの熊本県産馬クリノゴーゴー(牝2、栗東・谷潔厩舎)。