元G大阪のスサエタ、同胞ベニャとともに豪で現役引退…ビルバオでも揃って活躍
Aリーグ(オーストラリア)のマッカーサーFCは29日、元スペイン代表MFマルケル・スサエタと同ベニャ・エチェバリアが2020-21シーズン限りで現役を引退すると発表した。クラブ公式サイトで伝えている。
現在33歳のスサエタは1997年にアスレティック・ビルバオの下部組織に入団し、2007年9月にトップチームデビュー。同クラブでは公式戦通算507試合の出場で56得点87アシストを記録し、2015-16シーズンのスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スーパー杯)優勝などに貢献した。
スサエタは2019年夏にガンバ大阪へとフリー移籍。しかし、日本では明治安田生命J1リーグでの5試合と、JリーグYBCルヴァンカップでの2試合の出場にとどまり、同年12月に契約満了で退団した。
同選手は2020年1月にAリーグのメルボルン・シティに加入し、2019-20シーズンのAリーグでは10試合の出場で2ゴール1アシストを記録。同年11月、2020-21シーズンからAリーグに新規参戦したマッカーサーに加わり、今季は公式戦23試合の出場で5得点1アシストを記録していた。
一方、現在34歳のエチェバリアは1998年にアスレティック・ビルバオの下部組織に入団し、2006年10月にトップチームデビュー。2009年夏にベティスへと移籍したが、2013年にアスレティック・ビルバオへと復帰し、2020年夏までプレーしていた。同クラブでは公式戦通算242試合の出場で12得点32アシストを記録した。
エチェバリアは2020年11月にマッカーサーの一員となり、今季は公式戦24試合の出場で1得点4アシストを記録。スサエタとともに、ファイナルシリーズ(プレーオフ)への進出に大きく貢献した。