クラファンで6900万円集めたスマート天体望遠鏡、「eVscope」に新モデル

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 ビーラボは、日本国内クラウドファンディングキャンペーンで合計6900万円以上の支援額を集めたスマート天体望遠鏡「eVscope」の新モデルUnistellar「eVscope eQuinox」の予約販売を、6月25日からGlimpseで開始した。

 eVscope eQuinoxは、専門的な知識がない人でも感動的な天体観測を可能にする天体望遠鏡。専用のスマートフォンアプリと連動して、見たい天体を自動的に追従、即座に光を蓄積し、銀河、星雲、彗星などを、数秒のうちに鮮明でカラフルなディテールで表現する。どんな天体が見られるのかわからない場合には、位置情報と時間を基におすすめの天体をアプリ上に表示。アプリ上の見たい天体をタップするだけでeVscope eQuinoxが自動的にレンズの向きを調整する。
 新モデルに搭載されたUnistellarのエンハンストビジョンテクノロジーは、小さい光もピックアップするソニーの超好感度センサーで短時間で光を蓄積する技術と、望遠鏡内蔵の算出モジュール上で行われる独自開発の画像処理アルゴリズムという2つの特許技術からなる。この技術によって増幅された画像は、見る人の目に鮮明で非常に高いコントラストで映し出され、ライブ感のある天体観測を実現する。また、センサー設定や画像処理パラメータは自動的に調整される。
 AFD(自動フィールド検出機能)ソフトウェアは視野内の天体を自動的に検出し、数千万個におよぶ星の座標データベースと比較することで、その方向を特定する。磁気加速度計、電動マウントを組み合わせることで、eVscope eQuinoxが自動的に天体座標に合わせ、正確に焦点を合わせる。
 さらに、Unistellar独自のソフトウェアは光害の影響を軽減し、明るい都会の環境からでも遠く離れた物体を鮮明に観察できるようにする。背景光を迅速に識別し、自動的にフィルタリングして不要な光を除去、最適な画像を提供する。
 また、eVscope eQuinoxは使い始めたその日から、SETI研究所(地球外知的生命体探査)などの天文学者とともに価値ある宇宙研究に参加することができる。Unistellar eVscopeのユーザーで構成されるUnistellar Networkは、市民天文学者の最初のグローバルコミュニティであり、その人数は5000人を超えさらに拡大を続けている。各ユーザーは、自身の観測点からの観測データをUnistellarとパートナーシップを組む米国のSETI研究所などに提供することで、天文学者たちの活動をサポートすることができる。
 専用のスマートフォンアプリは無料で利用可能。Wi-FiでスマートフォンとeVscope eQuinoxを接続し、見たい天体をタップだけで、高精度でその天体に自動的にレンズを向ける。アプリには5000を超える天体カタログのデータが内蔵されており、アプリで天体について学習したり、位置を特定したりできる。現在地からの観測に最適な天体も表示される。天体の画像を保存したり、ネット接続を利用して直接またはバーチャルで他のユーザーと共有することもできる。
 光学設計と電子部品の優れた機能によりフォームファクタをコンパクトにし、エンハンストビジョンテクノロジーによってミラーサイズを小さくしたことで、持ち運びが可能なサイズを実現。さらに、自動フィールド検出機能の正確さにより、三脚は赤道儀式架台ではなく経緯台を使用している。
 市場想定価格は37万9800円。予約販売価格は35万9800円で、予約販売期間は6月25日から7月18日まで。7月中旬以降の出荷となる。

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  • 6/29 9:00
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