渋野、笹生、畑岡…「日本の女子ゴルフのレベルがものすごく上がっている」ゴルフジャーナリストが解説

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モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。6月11日(金)放送のコーナー「リポビタンD TREND NET」では、ゴルフジャーナリストの舩越園子さんに、全米女子オープンを制覇した女子プロゴルファー・笹生優花選手ついて伺いました。


ユージ、吉田明世



アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコの名門「ザ・オリンピッククラブ」でおこなわれた、女子ゴルフの最高峰「全米女子オープン」(6月3日(木)~6日(日)現地時間)。

笹生優花選手が、畑岡奈紗選手との史上初となるプレーオフ日本勢対決を制して、19歳351日で大会史上最年少優勝を果たしました。日本勢が海外女子メジャーを制したのは、1977年に「全米女子プロゴルフ選手権」を制した樋口久子選手、2019年に「AIG女子オープン(全英女子)」を制した渋野日向子選手に続き3人目となります。

ユージ:日本人の父とフィリピン人の母を持つ笹生優花選手の活躍は、日本とフィリピン、どちらの国でも大きなニュースとして取り上げられています。

船越:まずゴルフのメジャー大会は、男子の場合は年間4大会で、女子の場合は5大会あります。そのなかでも全米女子オープンは、1946年からおこなわれている一番古い大会です。もともとは、アメリカで1番の女子チャンピオンを選び出す趣旨で始まった大会ですが、それが転じて今では世界の女子ゴルファーのなかの1番強いチャンピオンを選ぶ、世界最高峰の女子のメジャー大会になっています。

今回の全米女子オープンは、日本人選手が11人エントリーしていました。これは笹生選手を日本人とカウントした場合の11人ですが、そのなかで予選を通過したのは3人だけ。そのなかで笹生優花選手、 畑岡奈紗選手の2人が最終的に通算4アンダーで首位に並び、サドンデスのプレーオフを戦って勝ち抜いて優勝したのが笹生選手。惜しくも2位になったのが畑岡奈紗選手、という結果ですね。

吉田:日本勢初優勝というだけでなく、大会史上最年少優勝という記録も打ち立てた笹生優花選手。そのプレースタイルは、ベテラン選手も顔負けだそうですね。

船越:安定した土台から打ち出されるパワーと、小さい頃から鍛えられてきた下半身が何よりの武器になっていると思います。プラス、肉体的にも技術的にもすごい自信を持っているので、その自信から湧き出すメンタル面の強さもすごく感じられます。

史上最年少というと、“ビギナーズラックじゃないか?”という見方もよくされますが、笹生選手の場合は、本当に怖いものがないというくらい強い選手。すでに100%に近いくらいの完成度があると私は思います。

今回、史上最年少のメジャー優勝を成し遂げて、本当ならここで舞い上がって有頂天になるくらいの偉業を達成したわけですが、それでもすぐに「次に向けて備えます」と気持ちの切り替えがものすごく早い。すでに次に向けての欲望、渇望みたいなものを持っています。笹生選手のいろいろな武器「下半身の安定感」「パワー」「自信」に「モチベーション」が加わるので、2つ目、3つ目のメジャータイトルを獲得し、最終的にはグランドスラムも夢じゃないかもしれませんよね。

ユージ:そんな笹生優花選手に、渋野日向子選手。女子ゴルフにおける日本勢は、メジャータイトルを獲得した現役選手が2人いるという、これまでにない時代に突入しています。

船越:笹生選手は、今回の優勝によってアメリカの女子ツアーで5年間のシードを獲得しましたので、これからアメリカに挑戦していくと思われます。

渋野日向子選手が全英女子オープンで優勝して、今回は笹生選手が全米女子オープンで優勝しました。2人ともアメリカツアーを経験することなくメジャーを獲ったわけです。これは10~20年前なら、まったく考えられなかった現象だと思います。昔は、日本人選手が世界に出て、そこで経験を積んだ上でやっとメジャーに挑戦して、それでも勝てるかどうか。樋口久子選手以外は、なかなか勝てませんでした。

それが今回、渋野選手・笹生選手と続けて、日本から挑戦してメジャーを獲得しました。もしかしたら、すでに日本の女子ゴルフのレベルがものすごく上がっていることが、今回実証されたのではないとか思います。

ユージ:ますます楽しみですよね。男子ゴルフもすごいけれど、女子もすごい! 引き続き日本勢の活躍に期待していきましょう!

<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイトhttps://www.tfm.co.jp/one/

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  • 6/29 6:00
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