元経産省官僚・岸博幸氏 五輪巡る政府の水際対策に「呆れた。あまりにもひどすぎる」

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 元経産省出身の官僚で、慶應大大学院教授の岸博幸氏が28日、読売テレビの夕方のニュース番組「かんさい情報ネットten.」に出演。東京五輪・パラリンピックに出場する選手、関係者の水際対策について、「あまりにも対応がひどすぎる」と政府の対応にあきれ、批判した。

 岸氏は小泉内閣で大臣補佐官として政策立案に携わった経験を持つ。

 19日に来日したウガンダ選手団からは、コーチ1人が成田空港検疫で陽性と判明。陽性者以外の選手団が合宿先の大阪府泉佐野市に貸し切りバスで8時間移動した後に、受け入れ先の泉佐野市が濃厚接触者の判定を行い、濃厚接触者と認定され、後に選手1人の陽性が確認された。2人ともデルタ株(インド変異型)であることも判明している。

 水際対策が問題視された政府は今後、感染者が出た場合に空港で濃厚接触者を判断し、隔離することなどを検討している。

 岸氏は「(この問題が)一番あきれた」と一言。「オリンピックでは短期間でたくさんの外国人が入国する。当然、濃厚接触者の認定も水際(空港)でやらないと厳しいはず。そんなのすぐ分かるはず。なのに(問題になった今でもまだ)『これから検討します』と言ってる。これもありえない」と政府の対応を批判した。

 自身は20ヶ国以上が集まった国際会議の準備を「全部やった」経験があり、オリンピックとは規模が比較にはならないとしながらも「あらゆる事態を想定して、Aプラン、Bプラン…考えてるのは当然。こういうことも考えてなかった、ってのはちょっとびっくり」「あまりにも対応がひどすぎる」と政府のお粗末ぶりにあきれかえっていた。

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  • 6/28 18:49
  • デイリースポーツ

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