熱中症に関する授業を日本コカ・コーラが日本学校保健会と共同で開催! 1時間に200mlの水分補給を呼びかける

拡大画像を見る

6月21日、日本コカ・コーラが公益財団法人 日本学校保健会と共同で熱中症対策に関する出張授業を千代田区内の東京家政学院中学校で実施した。

同社が販売するスポーツドリンク「アクエリアス」の熱中症対策の啓発活動の一環として実現した今回の取り組み。同社は、水分補給や熱中症に関する調査も実施。

小学校1年生から高校3年生の子どもを持つ保護者516人と65歳から75歳の高齢者208人を対象にアンケートを実施した結果、1日に必要な水分量を摂取できずに“隠れ熱中症”を発症する子どもは65%、高齢者だと76%にも上ると発表した 。

なお、「アクエリアス」は熱中症対策の飲料として支持され、熱中症対策飲料市場における2019年度のブランド別売上実績(TPCマーケティングリサーチ調べ)においてNo.1の売り上げを誇っている。

【アクエリアス】 実証実験動画 「熱中症対策に、あと少しの水分補給。+1アクエリアス」篇(Youtube)
https://youtu.be/slCnuuHDums

出張授業当日、中学2年生のクラスで熱中症に関する基本事項や注意点、対策方法に関しての授業が行われ、動画が用いられた。授業ではスポーツドクターの小松裕先生が登壇。前半は熱中症に関する基本事項や正しい水分補給、新しい生活様式の中での注意点などについて説明され、後半は生徒からの質問などに答えた。

前半の授業で小松先生は、「体温が上がり体内の水分や塩分のバランスが崩れると、体温の調節機能が働かくなる」と、熱中症が起こるメカニズムを解説。さらに、「めまい、けいれん、頭痛などさまざまな症状を起こす」病気であると説明し、その要因として、気温などの「環境」、運動強度などの「運動」、体力などの「個人」の3つが挙げられると補足した。

実は熱中症が発生する約4割の場所は、敷地内を含む「住居」となっており、コロナ禍で屋内にいる時間が増えたり、マスクを着けて外出する機会が増えたりすることでこれまで以上に熱中症に気を付ける必要があると話す小松先生。「熱中症はどんな人でも、どんな場所でも発症しうるリスクがあります」と注意喚起した。

加えて、現状の子どもたちの1日の水分補給量が約500mlも不足していることを指摘し、1時間で200mlを目安に水分摂取することをアドバイスした。さらに、熱中症対策のポイントとして、屋外では帽子を被り、室内なら冷房を効かせる温度調節を行うことや、吸汗および速乾素材などの衣類を身に着けること、日ごろからウォーキングなどで汗をかくこと、汗で失われた水分とミネラルを適切に補える飲料を摂ることを推奨した。

授業後半は、生徒から事前にアンケートで募集した「熱中症」に関する質問に対して、小松先生が答えていった。

「熱中症になったらどうすればいいか」という質問には、「熱中症なのか熱射病なのかを最初に見分けることが大切です。熱中症の症状が出たら、涼しいところへ移動し衣服を緩めて水分補給します。その際に、熱けいれんが起きていたら、塩分を濃くした飲料を飲むように施します。水分が摂れないときは病院へ行って点滴してもらいましょう。熱が異常に高く会話の応答ができない、言動がおかしいなどの意識障害が起きているようであれば、熱射病の可能性があります。とにかくすぐに身体を冷やし、救急車を呼ぶことが大切です」と回答。

また、「小松先生は熱中症になったことがありますか?」と問われると、「ありますよ。ソフトボール選手のハワイ遠征に同行したときに、熱中症になりました。2本のペットボトル飲料を持っていくはずが、持って行き忘れたことが原因でした。飲料を購入する場所もなく、水分補給を我慢していたら身体がふらふらし始めたんです。水分補給を怠れば誰でも熱中症になることを痛感しました」と自身の経験を語ってくれた。

このように、質疑応答では小松先生との対話により、熱中症への学びが深まり、健康についいて真剣に考える、生徒たちの表情が伺えた。

なお、生徒たちには1時間あたりに必要な水分補給量が目盛りで分かる、「アクエリアス熱中症対策ボトル」(※非売品)が提供された。生徒たちにとって、熱中症に関して深く考えるきっかけとなる特別な50分間となったのではないだろうか。

取材・文/小山田滝音

関連リンク

  • 6/28 14:00
  • ガジェット通信

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます