あーりん 2年ぶりに“ぷにノフ”と再会、横アリでソロコンサート完遂

ももいろクローバーZの佐々木彩夏が昨日27日横浜アリーナにてソロコンサート『AYAKA NATION 2021 in Yokohama Arena』を開催した。


昨年は無観客配信ライブとして『A-CHANNEL』を実施し、今年は新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置イベントの開催制限等、政府のガイドラインを厳守し、ももいろクローバーZの新型コロナウイルスの感染拡大防止のための運営ガイドラインを徹底。問診票の記入や検温、アルコール消毒など、感染拡大防止のための対策が講じられ、演者、スタッフ、来場者への最大限の配慮を行い有観客での実施となった。


2年ぶり5度目の開催となった『AYAKA NATION』。

“美術館”をテーマに開催され、開催地横浜アリーナは佐々木彩夏自身が数々のエンターテインメントに触れ感じたことを表現・具現化した美術館となり、来場者とニコニコ生放送の視聴者は佐々木彩夏の世界観に包まれた。


SEの「あーりんちゅあ」が流れライブがスタートし今回のテーマである“美術館”で撮影されたオープニングVTRが流れる。美術館を歩くあーりんが辿り着いた先には絵の飾られていない額縁が4つ。あーりんの思い描く物語が始まるとともに、水色のワンピースに身を包んだ大人びたあーりんがバンドセットに囲まれ登場。


昨年リリースした自身初のソロアルバム『A-rin Assort』に収録されているバラードナンバー『Grenade』を白い傘を片手にしっとりと歌い上げライブがスタート。続いて夏の訪れを感じさせるあーりんの夏曲『Early SUMMER!!!』をアコギ&ピアノ主体にアレンジを施したミディアムチューンにて披露。


最初のMCでは、自己紹介部分、「ももいろクローバーZ!のZをみんなもやって!」とあーりん考案の本ライブグッズ『あーりんコールペンライト』を使用してみんなでコールアンドレスポンスをして欲しと伝えた。このペンライトにはあーりん本人が収録した声で楽曲に合わせてコールできる掛け声や、「あーりん!今日もかわいいよー!」など全13種類のボイスが収録されており、場面によって使い分けることができる。声を出せない状況下でもぷにノフ(あーりん推しのももクロファンの総称)と最大限楽しめるようにとあーりんが考案した。その後はももいろクローバーZの『Sweet Wanderer』、自身の楽曲『空でも虹でも星でもない』を2曲続けて披露した。するとあーりんの目の前に並ぶ額縁の一つにクロード・モネの【散歩、日傘をさす女性】が浮かび上がった。


次なる物語へ舞台を移し、ひまわりをイメージした華麗な黄色の衣装をまとったあーりんと後輩グループのアメフラっシ、B.O.L.Tの選抜メンバー6人で構成されたバックダンサーと再登場。今年配信リリースしたエモーショナルなロックナンバーとなる新曲『SPECIALIZER』を初披露し、バックダンサーとともにキレのあるダンスパフォーマンスで会場を魅了した。続けて『境界のペンデュラム』、『サラバ、愛しき悲しみたちよ』、『Bunny Gone Bad』と勢いのあるナンバーを披露し、またもや会場は熱気に包まれた。4曲を歌い終えたあーりんの前にはフィンセント・ファン・ゴッホの【ひまわり】が浮かび上がる。


新たなエリアへ進むと、花かんむりをして鮮やかなピンクのドレスに身を包んだあーりんが登場し、劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」の主題歌ともなったももいろクローバーZの『月色Chainon』、『桃色空(ピンクゾラ)』、自身のバラード曲『Memories, Stories』をスタンドマイクを用いて大人びた表情で歌い上げた。気持ちを込め想いを乗せて歌っているあーりんの姿に会場は引き込まれた。会場がしっとりと柔らかい雰囲気に包まれたところで3つ目の空白の額縁にアルフォンス・ミュシャの【四つの花「薔薇」】が浮かび上がった。


一度ステージを離れたあーりんに代わり、ステージ上では後輩グループCROWN POPの選抜メンバー4人がモノクロの衣装でダンスを披露。縦ストライプデザインを模したモノクロカラーのボリューミーなドレスに身を包んだあーりんがダンサーの中から登場。自身のソロデビュー曲『My Cherry Pie(小粋なチェリーパイ)』、『My Hamburger Boy(浮気なハンバーガーボーイ)』、『Girls Meeting』とダンスナンバーをバックダンサーたちと続けて華麗にパフォーマンスし、再び会場は熱気に包まれた。


その後本編ラストの曲は、今年25歳になる自身の誕生日に配信がスタートされたあーりんセルフプロデュースの新曲『A-rin Kingdom』を初披露。エレクトロ・スウィングを基調とした奇想天外な世界観に現在のあーりんを詰め込み、あーりんにしか歌いこなせない究極のあーりん曲で会場をあーりん一色に染め上げ、ステージを後にした。最後の空白となっていた額縁に浮かび上がってきたのはピエール=オーギュスト・ルノワールの【ムーラン・ド・ラ・ギャレット】。さまざまな偉人たちよりインスピレーションを受けた佐々木彩夏が表現者としてのメッセージを彼女なりに残していったステージとなった。


あーりんソロライブではおなじみのニイルセンのイラストを使った映像【ニイルセン画伯によるあーりん展覧会】が上映され、モナリザに扮したあーりん「モナ・リザーリン」の「さーさき!おい!さーさき!おい!」コールで会場を煽り会場のボルテージを上げ、今回のグッズであるTシャツを着用して登場。アンコール一発目より、『あーりんは反抗期!』を披露し、会場に再び熱気を巻き起こした。


MCでは「声が出せないから、ペンライトで遊ぶしかないよね!」と自身考案の『あーりんコールペンライト』を使い倒して欲しいと述べ、ニコ生で視聴してくれている視聴者からのコメントを読み、久しぶりのぷにノフとのコミュニケーションを時間いっぱいに楽しんでいた。「明日から一週間頑張れる曲を!」と煽ったところで「仕事しろ」を歌唱。続けて本日のバックダンサーを務めた後輩グループCROWN POP、アメフラっシ、B.O.L.Tの全員と昨年リリースした1stアルバム『A-rin Assort』のリード曲ともなっているあーりんワールド全開の『ハッピー♡スイート♡バースデー!』をパフォーマンスした。


「アンコールもおしまいでございます。まだボイス使ってない曲があるでしょ。次の曲は『あーりんはあーりん♡』なので、準備をお願いします!心の声をペンライトに託してたくさん応援を聞きたいなと思います!」と述べ、会場のテンションを最高潮に上げると、本ライブグッズである『あーりんコールペンライト』を装備したぷにノフたちが一斉にペンライトを操作し、声の出せない状況下でもペンライトから出るあーりんボイスでコール合戦とともにあーりんライブ定番曲『あーりんはあーりん♡』を歌唱。今回はアメフラっシの愛来が扮したデビルママが襲来し、会場にどよめきが起こった。「最後はこの曲!」との掛け声とともに、『AYAKA NATION』ラストの鉄板曲とも言える『だって あーりんなんだもーん☆』を歌唱した。

アンコールパートはまさに、あーりんによる、あーりんが送る、あーりんの“圧”を感じられる内容となった。


最後のMCでは、「私は時間が過ぎるのがあっという間だったなと思いました。新型コロナウイルス拡大防止の関係上ももクロのライブも全然できてないのに、タイミングよくAYAKA NATIONができて他のメンバーやファンの皆さんに申し訳ないなと気持ちもありつつ、せっかく開催できるからには楽しいステージをお届けしたいなと思って一生懸命考えました!有観客でのライブが久しぶりで緊張していて、2年ぶりのAYAKA NATIONで一人でできるかなって不安だったけど、最後までやり遂げることができたのは声が出せなくてもみんなが会場にいてくれて、配信で応援してくれるみんながいてくれたおかげだなと感じました。今後もみんなにたくさん協力してもらうことが多くなると思うけど、これからもみなさんと一緒に楽しい時間が過ごせるように頑張っていきたいなと思います!」と述べ、佐々木彩夏が今できる最大限の表現を施した『AYAKA NATION 2021 in Yokohama Arena』は幕を閉じた。


カメラ:上飯坂一/高田真希子


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  • dwango.jp news

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