【佐藤健・有村架純・菅田将暉が共演】リアルすぎる就活映画『何者』ネタバレあらすじ・配信情報

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朝井リョウの小説を原作に、佐藤健主演で映画化した映画『何者』。有村架純や菅田将暉、二階堂ふみ、岡田将生、山田孝之といった豪華キャストの共演と、その「リアルすぎる」ストーリーで話題となった一作です。今回は、そんな本作のネタバレあらすじや配信情報(2021年6月27日現在)をご紹介します。

イントロダクション

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あらすじ

就活の情報交換のため集まった5人の22歳。かつて演劇サークルで脚本を書いていて人を分析するのが得意な拓人(佐藤健)。天真爛漫で何も考えていないようで、着実に内定に近づいていく光太郎(菅田将暉)。光太郎の元カノで拓人が思いを寄せ続ける実直な性格の瑞月(有村架純)。人一倍“意識高い系”でありながら、結果が出ず不安を募らせていく理香(二階堂ふみ)。社会の決めたルールには乗らないと宣言しながらも焦りを隠せない隆良(岡田将生)。彼らは、海外ボランティアの経験やサークル活動、手作り名刺、SNS、業界の人脈等、様々なツールを駆使して就職戦線を戦っていく。だが企業に入れば「何者」かになれるのか、自分は「何者」になりたいのか……。そんな疑問を抱えながら就活を進める中、5人はそれぞれの思いや悩みをツイートするが、就活のやり方やスタンスに嫌悪感を覚えることもあり、次第に人間関係が変化していく。そんな折、拓人はサークルOBのサワ先輩(山田孝之)に相談するが、思うようにいかない現実に苛立ちを隠せなくなる。やがて内定者が現れたとき、抑えられていた妬みや本音が露になり、ようやく彼らは自分を見つめ直し始めるのだった。果たして自分は「何者」なのか……。

出典元:https://eiga-board.com/movies/85508

キャスト・スタッフ

<キャスト>

佐藤健

有村架純

二階堂ふみ

菅田将暉

岡田将生

山田孝之

<スタッフ>

監督・脚本:三浦大輔

原作:朝井リョウ「何者」(新潮文庫刊)

本作の見どころ

TAIWAN, CHINA - JANUARY 02: (CHINA MAINLAND OUT)Takeru Sato came to Taipei to promote his new film ¡°Over Night¡± on 02 January, 2020 in Taipei,Taiwan,China.(Photo by TPG/Getty Images)

「リアルすぎる」就活の描写

本作の見どころは、何といってもその「リアルすぎる」就活の描写。
エントリーシートやSPI試験、グループディスカッションなど、普通の就職活動の流れに沿ってストーリーは進行していきます。
それだけでなく、その過程で巻き起こる結束や嫉妬などにもフォーカス。
就職活動をする上で思わず抱いてしまいがちな感情をありありと描き、リアルな空気感漂う作品に仕上げています。

豪華キャスト陣による演技合戦

そんな本作を彩るのが、佐藤健や有村架純、菅田将暉といった豪華なキャスト陣。
本作は「本音と建て前」や心理的駆け引きも多く、相手に対して言葉をぶつけるよりも、心に様々な感情を秘める描写が多くなっています。
その言外ににじんだ登場人物の複雑な感情を、キャスト陣が絶妙な表情と間合いで表現しています。

ネタバレあらすじ

TOKYO, JAPAN - JANUARY 21: Actress Kasumi Arimura attends the 31st Japan Best Jewellery Wearer Awards at Tokyo Big Sight on January 21, 2020 in Tokyo, Japan. (Photo by Jun Sato/WireImage)

引退ライブ

ライブハウスで、とあるバンドを見つめるスーツ姿の拓人(佐藤健)。
ボーカルの光太郎(菅田将暉)は拓人のルームメイトで、その日が引退ライブであり、たくさんの人たちが彼らを惜しんでいました。
演奏を見ていると、拓人の片思いの相手で光太郎の元カノの瑞月(有村架純)が声をかけてきます。
瑞月は、ニューヨークへの留学から帰国したばかりでした。
久々に見る光太郎に懐かしげな眼差しを向ける瑞月の横顔を、拓人はじっと見つめていました。

拓人が光太郎や瑞月と親しくなったのは、大学のクラスコンパ。
サークルの話になり、「演劇サークルに入って脚本を書こうと思っている」と答えた拓人。
瑞月はそんな拓人に尊敬のまなざしを向けます。
拓人は、そんな瑞月の存在を原動力に、演劇に没頭していきました。

就活対策本部

就職活動がいよいよ本格化し、拓人と光太郎は合同企業説明会に参加。
参加学生と企業の多さに、ぐったりしながら2人が家に帰ると、そこに瑞月が訪れてきます。
友人が拓人たちの上の階に住んでおり、そこで就活の対策を練っているという瑞月。
瑞月の案内で2人も理香(二階堂ふみ)の部屋を訪れます。
瑞月とは、留学生の交流会で知り合ったという理香。
光太郎はすぐに理香と打ち解け、理香の部屋を「就活対策本部」にすることに。
就活の話をする傍ら、拓人がスマホを見ると、理香は今日の様子を早速ツイッターにアップしていました。

ある日拓人は、かつての演劇仲間のサワ先輩(山田孝之)のもとを訪れます。
サワ先輩と話しつつ、エントリーシートを書く拓人。
「学生時代に1番頑張ったこと」には演劇の文字がありました。
そんな時、サワ先輩は拓人に「ギンジの新しい劇団を見に行ったことがあるか」と尋ねます。
ギンジとは、拓人とともに作品を作っていたかつての演劇仲間。
ギンジは拓人たちの劇団を辞めた後、自分で新たに劇団を立ち上げ、毎月新しい公演を行っていました。

理香と隆良

ある日、光太郎や瑞月とともに理香の部屋に集まった拓人。
そこには、理香と同棲している彼氏の隆良(岡田将生)もいましたが、隆良はその輪には入らず1人で本を読んでいました。
志望企業の話になり「語学力を生かせて即戦力で働けるところ、会社の考えと自分の理念が合っていることが大事」と答える理香。
そんな理香を見て瑞月が「自分は会社の知名度が気になるし、安定を求めてしまう」とつぶやくと、隆良は「それは自分1人じゃ生きていけない道を選んでいるのでは」と指摘します。
1年間休学してこれからは「個」の時代だと感じたという隆良は、「就活という社会の流れに流されたくない」「自分は自分で生きていたい」と語ります。

ある日、とある広告代理店の試験を受けた拓人。
そこでばったり瑞月と会い、驚いていると、隆良の姿を見かけます。
しかも、会場近くには大企業志望ではないはずの理香の姿もありました。
拓人と瑞月は隆良が就活をしていたこと、同棲をしているはずの2人が同じ会場に一緒に来ないことに意外さを感じます。

現実

帰り道、拓人にある話をする瑞月。
それは瑞月の母親のこと。
不倫をしたという瑞月の父親。
田舎町であるがゆえ、その噂がすぐに広まってしまったことで、母はヒステリーになってしまい、田舎から出てきて瑞月と一緒に暮らすことになったのでした。
母親と一緒に暮らし続けることができるよう、安定していて家賃補助のあるような大企業に就職しなければならないと、瑞月は決意した眼差しで語ります。

ある日、プリンターを借りるために理香の部屋を訪れた拓人と光太郎。
電話がかかってきた光太郎が席を外し、拓人もプリンターを借りようとしたとき、光太郎が印刷していたのが「成績証明書」だということに気づきます。
成績証明書を印刷しているということは最終面接まで進んだということであり、拓人と理香は焦りを感じます。

ギンジと隆良

就職活動を進める傍ら、ギンジの活動も気にかかる拓人は、時折ギンジのブログを読んだり、掲示板での書き込みを見たりしていました。
いつものように、ブログに打ち合わせや劇団の打ち上げの模様をあげるギンジ。
それを読んだ拓人は苛立ちを隠せず、思いのままにギンジにラインでメッセージを送ります。
次々とメッセージを送る拓人でしたが、ギンジは意に介さず「大学を辞めて就職活動もせずに、演劇で生きていく」と返します。

ある日、大学の喫煙所で拓人がギンジのツイッターをチェックしていると、隆良とギンジが知り合いだったことが発覚。
ちょうどそこにやってきた隆良に、拓人はギンジの活動について探りを入れます。

するとそこに、研究資料を探しに来たというサワ先輩の姿が。
サワ先輩が理系の院生だと知ると、途端に見下すような視線を向ける隆良。
何かを感じ取ったサワ先輩に促され、拓人は先輩とともに喫煙所を後にします。

日頃、サワ先輩に「ギンジと隆良はどちらも想像力がなく、似ている」と話していた拓人。
しかし実際の隆良を見たサワ先輩から「2人は全然違う、お前こそもっと想像力のあるやつだと思っていた」と告げられてしまいます。
その言葉に、拓人はしばらくその場に立ち尽くしてしまいます。

いつものように集まった拓人と光太郎、そして理香。
最終面接に落ちた光太郎を2人で励ます傍ら、面接の選考結果が気にかかる拓人。
通過であれば、20時までに電話が来ることになっていました。
そんな時、拓人は理香からギンジの話を聞かれます。
理香曰く、隆良とギンジは今度一緒に仕事をすることになったといいます。
「あの2人は生き方や信念が似ている」という理香。
拓人は同意を求められましたが、うまく返すことができませんでした。
そんな話をしているうちに20時は過ぎ、拓人は選考に落ちていたことがわかり、ひそかに落胆します。
そんな拓人のもとに瑞月から電話が。
それは、内定を貰ったという報告の電話でした。
拓人は横にいる光太郎に電話を代わり、その場を後にします。

祝賀会

ある日、演劇関係の会社を訪れた拓人は、そのグループディスカッションで理香と会います。
ですが、議論を遮って端々に自分語りをはさむ理香は、その場から浮いていました。

その日の夜、瑞月の内定を祝って飲むことになった拓人たち。
瑞月が内定を貰ったのは全日通信。
合同説明会でも学生が大勢集まっていた人気企業でした。
「総合職ではなく転勤のないエリア職だ」という瑞月の言葉に、理香は「総合職とは全然違うんだね」とつぶやきます。
さらに理香は「今日のグループディスカッションで拓人と一緒だったこと、それが拓人が受けないと言っていたはずの演劇関係の企業だったこと」をみんなの前で話してしまいます。

場の空気を変えようと、瑞月がギンジと隆良のコラボの話をすると、隆良は「その企画はなくなった」と返す隆良。
「ギンジの劇団は質の低いものを量産しているらしい」と非難を始め、「会社に入れば考えが合わない人と仕事をしなければならず、就職は自分には向いていない」「ギンジとの企画に関しても、相手に合わせれば作品の価値が落ちるだけで、10点や20点のものを人に見せるなんてできない」と語ります。
その言葉に瑞月は「10点でも20点でもいいから自分の中から出さないと、点数さえつかない」「もう自分たちは、過程を見て評価してもらえる段階ではない」と怒りをぶつけ、部屋を出て行ってしまいます。

主人公

瑞月を追って部屋を出た拓人。
瑞月は拓人に「光太郎にもう一度告白して振られたこと」「光太郎は、翻訳家になったという忘れられない人に会うために出版社を志望していること」を打ち明けます。
そして瑞月は「光太郎は自分の人生の中にドラマを見つけてその主役になれる、だから現実に縛られている自分が邪魔してはいけない」と語るのでした。

後日、光太郎が出版社に内定し、それを祝い飲むことになった光太郎と拓人。
帰り道、タクシーの中で光太郎は「結局自分は就活がうまかっただけだ」「就活は終わったけど何にもなれた気がしない」とつぶやきます。
そして「拓人になぜ内定が出ないのかわからない」と言う光太郎。
その言葉に拓人はどう返せばいいかわからず、あいまいにお礼を言うのでした。

ゆがみ

ある夜、理香の部屋にプリンターを借りに行った拓人。
スマホをなくしてしまい、部屋にあるか確認するため電話をかけたいという理香に、拓人は自分のスマホを貸すことに。
そしていつものようにプリンターで印刷しようとしたとき、何気なく理香のパソコンの検索履歴を見てしまいます。
一方、拓人のスマホを見た理香。
拓人と理香はそれぞれ、光太郎と瑞月が内定を貰った企業の悪評を検索していました。

互いに自分のゆがんだ内面を知られることとなった、拓人と理香。
互いを批判し、理香は拓人が持っているツイッターの裏アカウントについて問い詰めます。
拓人に「自分の分析に酔っているだけで、そんな風に観察者ぶったってどうにもならない」と言い放つ理香。
拓人を責め立てていた理香でしたが、同時に「自分自身も拓人と同じく内定が出ていない」こと、そして「ツイッターに自分の努力を書かないと自分自身が保てない」と告白します。

部屋を出ようとしたその時、隆良と鉢合わせた拓人。
今までの自分の態度を詫び「本気で就活をはじめるからいろいろ教えてほしい」という隆良。
「だってお前が1番詳しいだろ、就活2年目なんだからさ」という隆良の言葉に、拓人は何も言えず部屋を飛び出します。

何者

光太郎の引退ライブ、ギンジの活動、理香の名刺、理香と隆良の気取った関係。
事あるごとに裏アカウントで「何者」という名でツイートをしていた拓人。

自分のツイートに自身を潰されそうになった拓人は、理香の部屋を出た後、走り出します。
向かったのは瑞月のもとでした。
以前会った広告代理店での試験で、問題に向かう姿を見て、懸命に脚本と向き合うかつての拓人を思い出したという瑞月。
「拓人が考える話が好きだった」という瑞月の言葉に拓人は気持ちがあふれ、その場にうずくまって涙をこらえられませんでした。

「あなた自身を1分間で表現してください」ある時、面接でそう問われた拓人。
自分が情熱を注いできた演劇のこと、そしてどこか羨ましく思っていたギンジのことを話しますが、到底1分間には収まりませんでした。

しかし自分の内面から出る言葉で、ギンジと、そして自分自身と向き合った拓人。
その姿は、どこかすがすがしささえ漂っていました。

配信情報(2021年6月27日現在)

TOKYO, JAPAN - NOVEMBER 21: Actor Masaki Suda attends the GQ Men Of The Year 2016 at the Tokyo American Club on November 21, 2016 in Tokyo, Japan. (Photo by Jun Sato/WireImage)

映画『何者』は「Amazon Prime Video」「Netflix」「U-NEXT」で会員特典で視聴可能です。

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何者

何者

2016年/日本/98分

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