結婚式二次会でセクハラ連発の男たちを、一撃で反省させた“強烈なひと言”

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 結婚式の二次会で、素敵な人との出会いを期待する人も少なくないはず。でもそれが“最悪の出会い”だった場合、あなたならどうしますか?

 今回紹介するのは、都内在住の三船ゆりさん(仮名・31歳)が帰省先で出会った時代錯誤なメーワク男性たちの話。「心底引いて……最後には思いきり反撃しちゃいました」と語る、彼らの行動とは。

◆男性ゲストたちの悪ノリに、披露宴からドン引き

 三船さんは、小学生時代からの親友の結婚式に参加するため、特急で2時間以上かけて東北の地元に帰省していました。
「日帰りや一泊ではもったいないので、週末の休みと月曜日に有給を取って余裕をもって帰りました。久しぶりに親友にも会えるし、リフレッシュする気満々です。でも披露宴が進むにつれて、“ある人達”がどうしても気になってしまって……」

 そのある人たちというのは、新郎と小・中学校と一緒だった親友のグループ。仲間の新たな門出をハイテンションで祝う姿はほほえましいですが、大声で一気コールをしたり、余興のダンスで服を脱ぎだすなど、あまりの盛り上がりっぷりにドン引きしてしまう参加者もいたそうです。

「地方の小さな街で、小・中・高とずっと一緒という人も結構いたみたいで。だから絆が強いというか、本気で仲間の結婚を喜んでいたんだと思います。でも周りに迷惑をかけるほどハイテンションになってしまうのは、ちょっとどうなのかなと思っていました」

◆30代を過ぎて人の体型をからかうってどうなの!?

 披露宴でお酒を浴びるように飲んでいた新郎の友人たちは、二次会でさらに大暴れ。手がつけられない事態に陥ってしまいます。
「二次会は新郎新婦の友人に限定されていて、居酒屋のひと部屋を貸し切り。たぶん30人以上はいたと思います。それぞれ10人ずつくらいの席に分かれて飲みはじめ、私たち新婦の友人は全員女性でした。すると突然背後から、
おーい、親方!』と謎のあだ名で呼ばれたんです。はじめは自分のことだと分からず反応せずにいたら、『おい親方!』『無視するなよお(笑)』『初場所の感想を聞かせてください!』と新郎の友人グループから一斉に話しかけられたんです」

 三船さんはぽっちゃり系で、ふくよかな体格。ただ、まさか30歳を過ぎて初対面の男性陣から体型をネタにからかわれるとは思ってもみなかったそうです。

「だってみんな30過ぎですよ? どんだけ子どもなんだよって。あまりの精神年齢の低さに呆れて無視をしていたら、そのうちの一人がそっと隣に来てこう言ったんです。
親方、……女の子たちをひとりひとり男連中の間に座るように言ってよ。頼むよォ
 まさかのキャバ嬢扱いですよ。うまく女性たちに話しかけられないから、一番いじりやすい(?)私の体型をからかって。それを突破口に女性たちに“接待のホステス役”をお願いしてくるなんて……(笑)。もうバカバカしすぎて、怒りを通り越して、女性はみんな真顔になっていました」

◆王様ゲームを断ったら「女子力皆無かよ(笑)」

 誰か一人をイジることでしかコミュニケーションが取れないなんて、大人としてのコミュ力を疑いますが、事態はそれだけではおさまりません。

「私のことをいじって女性陣に接触してきた男性たちが、今度は突然『王様ゲームをやろう』と言い出しました。もちろん拒否権はなくて、強制参加。それでも何人か女性たちが断ろうとすると、『ノリ悪いね~、ただの余興じゃん』『王様ゲームできないとか、女子力皆無かよ(笑)』とブツブツ言い始めたんです。いや、女子力と王様ゲームまったく関係ないじゃん、とさらに引きました……」

 さらに三船さんの逆鱗(げきりん)に触れたのが、悪ノリを繰り返す男性のこんな一言でした。

「大皿に盛られたピラフやサラダが運ばれてきて、一人の男性がそれを見つめて私たちに『……なんで取り分けてくんねえの?』って言い放ったんです。思わず素で『は?』と声が出ちゃいました。すると、相手の男性は冗談のつもりだったのか、『だから結婚できないんじゃない?』と立て続けに失礼なことを言ってきました。なんかもう、どっと疲れました」

 ほかにも、グラスが空になったら「みんなに注文とってくれないなんて、女子力なさすぎじゃない?」「ほらもっと動いて(空いた皿を集めたり、メニュー配ったりして)」と、まるで店員のような動きを求められたそうです。許すまじ!

◆男性陣を一瞬で黙らせた“強烈なひと言”

 ほかにも女性たちをキャバ嬢扱いしたり、セクハラや過度なボディタッチ。差別的な発言を重ねるなど、やりたい放題の男性陣。そして、ついに女性たちがブチ切れます。先陣をきったのは、三船さんでした。

酔った男性が女性の胸に顔をうずめたんです。それを見た瞬間、なにかがプツーンと。
 とっさに出た言葉は、自分でも驚くくらい低い声でした。
お前、なにしとるんじゃ』と言って、男性の腕を軽く引っ張りました。すると『ひぇ』と情けない声を出して、男性が仰向けに倒れてしまって……」

 倒された男性は、
「冗談じゃん(笑)。なに本気にしてるんだよ」とボソッとつぶやいたそうですが……。

「『いじめも、セクハラもそう。傷つける側は、いつも同じこと言うよね』と、もう怒りをそのままぶつけました。ここにいるのは、大半が30歳をすぎたいい年の大人です。中には子どもがいて、父親になっている人も少なくなかった。だから聞いてみたんです。自分の子どもたちが、下品なおっさんに体中をべたべた触られたり、家政婦のような扱いを受けて、『冗談じゃん』『本気にしてダッさ(笑)』って言われても許せるの? と。その瞬間、場がうそのように静まり返りました。そしてリーダー格の男性から、消え入るような声で『ごめんなさい……』と謝られたんです」

◆「私の田舎では今でもこんなことが日常なんです」

「めちゃくちゃムカつきましたが、私の地元のような田舎では今でもこんなことが日常的にあったりします。田舎の悪口を言っているわけではなくて、正直異性への接し方がなかなかアップデートされていないんです」と三船さんは続けます。

「自分たちの先輩や上司も女性にこんな接し方をしていたし、親せきでの集まりでは女性が働いて男連中がドカッと座り込んで酒盛りをするのが当たり前だよねって。だって親父やじーちゃんもそうしてたし、と。
 だからと言って許されるわけではないですが、変わらない田舎の飲み会を見てどっと疲れました……」

「親友の結婚式の二次会ということもあり、余計に強く言えなかった」と三船さん。

◆女性たちの反撃は“効果アリ”だった

「あまりにも場を荒らしてしまうと、新郎新婦に申し訳ないですからね。でも、二人が遅れている間に、女性陣がバッチリ男性たちの悪行の一部始終を録画・撮影して、インスタグラムのストーリーにあげていました(笑)。仲間内だけの公開ですが、それが共通の友人経由で男性陣の奥さんや彼女さんたちにも広まって、そのあとに相当きつくお灸をすえられたそうです」

 インスタグラムのストーリーは、24時間で内容が消える投稿機能です。女性陣は“まったく悪意はなく”、記念にと二次会の様子をアップしたとか。投稿が消えるのがせめてもの救いですが、あまり気分のよろしくない文化は早くアップデートしてほしいものです……。

―結婚式のトンデモ話―

<文&イラスト/赤山ひかる>


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