イタリアンな「ペヤング」3品同時発売! 一体どんな味なのか全部食べてみた

 2021年6月14日──ペヤングの3商品、「ナポリタン風」「カルボナーラ風」「ペペロンチーノ風」が同時発売されました。激辛、超大盛、ゲテモノ味など、ペヤングはあの手この手で私たちを楽しませてくれますが、畑違いのイタリアンな3品の同時発売という、新たなインパクトをぶつけてきました。

 今回は、そのイタリアンなペヤング3品を徹底レビューしていきます!

ジャンクなペヤングでジャンクなナポリタン!「ペヤング ナポリタン風やきそば」

 最初に紹介するのは、「ペヤング ナポリタン風やきそば」193円(税別)。ブルーに金色文字のちょっと高級そうなパッケージデザインで、どう見てもスパゲティナポリタンにしか見えない写真。カップ焼そばなのを忘れてしまいます。でも、あくまでナポリタン「風」。

 ナポリタンといえば、パスタの中でもトップクラスのジャンクなメニューなのに対し、ペヤングもジャンキーなイメージが強いです。稀に見るジャンクな共演ですが、実は過去にも、2014年にもペヤングのナポリタン風が出ていたことがあり、やたら甘ったるい味が印象的でした。

 ケチャップ主体のナポリタン風のソースと、いつものペヤングの麺の組み合わせ。パッケージはいかにもナポリタンでしたが、あの独特なソフトで縮れのついたペヤングの麺なので、まったくパスタ感はありません。この麺を使っている限りは、ソースがどんな味でもペヤングはペヤング。

 ペヤングのナポリタン風なのでもっとジャンキーな味かと思いましたが、ケチャップの濃さや甘みはおとなしめで、最も目立っていたのは玉ねぎのコク。ちょっと大人の味です。

 決して薄いわけではないものの、ソースの味がそれほど前に出てくるわけではなく、ペヤングのいつもの麺の風味がちょっと目立っているという印象。ナポリタン風と言いつつも、むしろペヤングであることを強く主張しているかのようでした。

 具として入っているのは、ベーコン、玉ねぎ、そしてグリーンピース。このベーコン、いつもと違う挽肉くらいにしか思えなかったのですが、ベーコンと言われれば確かにベーコンのような、でもやっぱりそうでもないような。面白い存在でした。この微妙なベーコンを味わうためだけでも買って食べる価値がありそうです。

 他には玉ねぎとグリーンピースが入っています。グリーンピースはお弁当や冷凍食品のナポリタンではよく見ますが、カップ麺では珍しい存在。筆者はナポリタンといえばピーマン派ですが、グリーンピースもきちんとナポリタンの雰囲気を演出していました。

 続いては、「ペヤング カルボナーラ風やきそば」193円(税別)。こちらは黒いパッケージに金色の文字、そしてまたもやどう見ても焼そばとは思えないカルボナーラの写真。でもやっぱりカップ焼そばで、カルボナーラ「風」。

 調理で炒める工程がある「ナポリタン」や「ペペロンチーノ」ならば、焼そば的な要素もありそうですが、果たしてカルボナーラには焼そば要素があるのだろうか。そもそもカップ焼そばも炒めていないのだから、元になる料理が炒めていようが炒めていまいがどうでもいいだろうという、ペヤングが仕掛けた壮大なテーマが見え隠れしています。

 チーズの風味と卵黄のコクが感じられるカルボナーラ風のソースに、いつものペヤングの麺が合わせられています。卵黄のコクがしっかりした大人の味で、チーズはおとなしめ。ペヤングとしては派手さのないカルボナーラ風ソースとなっています。

 ソースの味がおとなしいので、先ほどのナポリタン風と同様に、ペヤングの麺の味が前に出てくるバランスになっていました。カルボナーラ風であってもペヤング味です。

 この緑色のものはパセリで、他に一緒にブラックペッパーも入っています。パセリはたくさん入っていて緑色が目立っていますが、そのわりに風味はあまり強くありません。緑色と風味のギャップがこの商品の大きな見どころのひとつかもしれません。ブラックペッパーはカルボナーラの大きな特徴のひとつで、こちらはしっかりパンチが効いていました。

 ナポリタン風にも入っていたベーコンと玉ねぎも入っています。ナポリタン風よりベーコンが大きめだったので、ベーコンらしい味が多少わかりました。とは言ってもベーコンと言われなければ認識できないかもしれません。この珍ベーコンはぜひ食べてもらいたいです。

 最後に紹介するのは、「ペヤング ペペロンチーノ風やきそば」193円(税別)。こちらも他の2品同様、高級感あるパッケージデザインで、カップ焼そばとは思えないペペロンチーノの写真が描かれています。でもやっぱり「ペペロンチーノ風」であって、パスタではなくペヤング。

 ペヤングではペペロンチーノ味の焼そばが何度も発売されており、得意なフレーバーと言えます。イメージ的にもペヤングとニンニクは相性良さそうですよね。以前には、ペペロンチーノではありませんが、「ペヤング にんにくMAX」という激しいカップ焼そばも出ていました。

 ニンニクを効かせた醤油味で、唐辛子のピリ辛と合わせてペペロンチーノ風のソースに仕上げています。麺は、安定のいつものペヤング麺。先ほどの「ナポリタン風」や「カルボナーラ風」のちょっとユルめな再現に比べると、しっかりガツンとくる味です。いつもの麺なので、ペペロンチーノというよりはペヤングのニンニク味です。

 ただ、以前まで何度か出ていた「ペヤング ペペロンチーノ風」の焼き増し感は否めず、以前から食べている方なら、あまり目新しさは感じられないかもしれません。また、ペペロンチーノとしてはハッキリしたニンニクですが、最近は二郎系などもっとニンニクが強烈な商品も出ているので、それらと比べると物足りなさも残ります。

「ナポリタン風」と「カルボナーラ風」ではベーコンと玉ねぎが共通で入っていましたが、こちらは使い回しではなく、フライドガーリックやキャベツ、輪切りの唐辛子が入っていて、ペペロンチーノらしい具の構成でした。フライドガーリックが香ばしく、ニンニクの味が口に残りやすいので注意が必要です。

イタリアンというより…やっぱりペヤングの味

 同時発売されたイタリアンなペヤング3品をご紹介してきました。いつもよりおしゃれで高級なイメージのパッケージでしたが、味はイタリアンというよりはきちんとペヤングの味で、拍子抜けのような、安心のような。特に、「ナポリタン風」と「カルボナーラ風」に入っている微妙なベーコンはぜひ味わって欲しいです。

  • 6/26 15:00
  • サイゾー

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