“自然と気軽に触れ合える機会を” 使い捨ての包装資材から誕生した「ピクニックラグ」

吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。6月19日(土)の放送では、「山陽製紙」の武田知子(たけだ・ともこ)さんに、廃棄予定の再生紙から生み出した「ピクニックラグ」についてお話を伺いました。


再生紙から生まれた「ピクニックラグ」



廃棄される予定だった紙で作られる、「ピクニックラグ」が今回の話題です。

手がけているのは、大阪に本社を構える「山陽製紙」。ここでは、毎日運び込まれる約15トンもの古紙を原料に、「crepe paper」と呼ばれる工業用クレープ紙を製造しています。

「crepe paper」は、セメント袋の口縫い用テープや、電線類を包装するために使われている素材。

独特のシワによって、強度と伸縮性が生まれ、耐水性も兼ね備えた高機能の再生紙です。ですが、生産過程で大量の端材が出てしまううえに、ラミネート加工をしているため、再利用方法も限られてしまうという問題点を抱えていました。


古紙を原料に製造される「crepe paper」



これをゴミにするのではなく、なんとか有効活用できないか、と。

社内からアイデアを募集して生まれたのが、「crep」という商品。試行錯誤のうえにできた第1弾商品が、「ピクニックラグ」です。

「加工は特にしていなくて、電線などを巻いているものと同じ素材なんです。クラフト色なので、アースカラーで土に馴染むんですね。自然にも馴染んで、リラックスして、そのままレジャーシートとして使っていただけると思っています」と武田さん。

「crep」の商品に使用されている工業用クレープ紙は、軽くて、クレープ加工による独特の風合いとやわらかな使い心地、さらにさらさらとした手触りが特徴です。


さらさらとした手触りが特徴



「ピクニックは、ライトアウトドアと呼ばれていますが、キャンプみたいな準備が必要ないですよね。(緑の上に)手をついたり、足を置いたりと、自然と気軽に触れ合える機会を作りたいと思っています」

使い捨てだった包装資材から誕生したピクニックラグは、現在6万枚を超える大ヒットアイテム。


試行錯誤のうえにできた第1弾商品「ピクニックラグ」



自然のなかで繰り返し使える商品に生まれ変わったことで、端材の再利用の量も超えているんだそうですよ。

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<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/miraizukan/

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