3大ジョッキー「買ってはいけない」新常識(3)福永祐一「逃げ馬嫌い」の理由

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 全国リーディングで松山弘平(31)と並んで3位の福永祐一は「5番人気以下で低成績」が気にかかる。

「今年は単勝5番人気以下の馬では〈0 7 4 70〉と、いまだ勝利なし。最後に勝ったのは20年11月21日のもちの木賞(阪神9R)で、19年や20年と比べても、5番人気以下の馬での成績はだいぶ低調ですね。人気サイドでの成績はあまり変わっていないのですが、穴で狙うのは、しばらく控えたほうがいいでしょう」(伊吹氏)

 ちなみに、今年のダービーを制覇したシャフリヤールは4番人気であげたもの。もし5番人気だったら2着のエフフォーリアが無敗のダービー馬に輝いていたかもしれない。

 福永には「先行馬との相性がイマイチ」というデータもある。

「前走の4角を2番手以内で通過した馬に騎乗した際は〈5 10 5 45〉(21年2月以降)で3着内率が30.8%(同46%)。単勝回収率は16%止まりでした。ちなみに、その前の半年間(20年8月~21年1月)は〈20 4 12 36〉で3着内率は50.0%(同75%)。単勝回収率はちょうど100%です。前残りは最も基本的な穴パターン。そうした競馬が増えてこない限り、今後も伏兵馬に騎乗したレースでの成績は上向かないと思います」(伊吹氏)

 夏競馬といえば、新馬戦も多く組まれるが、そうした騎乗ぶりが馬券に大きく影響しがちだ。トラックマンもこう指摘する。

「道中の折り合いに主眼を置いている福永の『逃げ馬嫌い』は有名。特に2歳戦は逃げないことを公言している。新馬戦などで逃げさせてしまうと『その後、成長しないから』という自論を持っているからね。レースを覚えさせることが最優先で、そのためには新馬戦で負けてもしょうがないという考えだから、単勝では勝負しにくい」

 昨年はコントレイルを無敗の三冠馬に導き、今年はダービー連覇の金字塔を打ち立てた福永。その騎乗ぶりから人気になるのも頷けるが、新馬戦では様子見がベストかもしれない。

 このように、トップジョッキーといえども常に好結果を残せるわけではない。「馬券の新常識」を参考にこの夏は大儲けといこう。

*「週刊アサヒ芸能」7月1日号より

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