「僕のiPadがなくなった」呆然とする大統領 その寂しげな様子がバズる(南ア)

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6月22日午後、南アフリカ共和国のラマポーザ大統領は政府出資の会社「Transnet」の独立子会社として国家港湾局の設立決定を発表するため、ケープタウン港を訪れていた。そのことを記者会見で発表するために登壇した大統領だったが、不測の事態に固まってしまった。

「iPadを手に持っていたんだ。だけどなくなっちゃって。多分なくしたんだと思う。」

目を見開いて呆然とした表情でゆっくりと話す大統領に、会見場にいたメディア関係者からも笑いが起こっている。

「他の人に預けるから問題になるんだ。いつも自分で管理することがベストなんだ」と自分に言い聞かせるように話す大統領のあまりにも真剣な表情に緊張感が増してくるが、側近が耳元で何か説明すると「座っていいですか」と聞いて大統領は着席した。しばらくして側近がiPadを持ってくると、記者会見は無事に始まった。

記者会見で起こったこの状況はニュースになり、多くの国民が注目して瞬く間にソーシャルメディアでいじられた。

「みんな、大統領のiPadを探してあげて」
「いつも盗まれている私たちの気持ちがわかったでしょう」
「大統領ですら窃盗の被害者になる国」
「警備はどうなっているんだ」

さらに南アフリカのミュージシャン「The Kiffness」が大統領の発言をループして作った曲が投稿されるなど、大統領のiPad事件は注目の的となった。

その後、大統領府の公式SNSでは「国民の皆様ありがとう。iPadはなくなったのでも盗まれたのでもありません。記者会見前にiPadが届けられるまで、大統領が軽い気持ちでコメントしただけです」と、すべてが大統領のジョークであると異例の投稿をしている。

画像は『David Scott 2021年6月23日付Twitter「Cyril Ramaphosa - iPad」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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