波瑠主演「ナイト・ドクター」、高視聴率発進も視聴者は食傷気味?

 女優の波瑠が、フジテレビ系月9枠初出演にして主演を務めるドラマ「ナイト・ドクター」が6月21日に放送され、初回の平均視聴率13.4%と好スタートを切った。

 同作は、救急医療の働き方改革として昼夜完全交代制を試験的に導入した病院が舞台。夜間勤務だけを専門に行う医師それぞれの人生やナイト・ドクターチームとしての苦悩や成長を描いている。

 出演者は主人公・朝倉美月を演じる波瑠のほか、田中圭、北村匠海、岸優太(King & Prince)、岡崎紗絵、一ノ瀬颯、野呂佳代、櫻井海音、梶原善、真矢ミキ、小野武彦、沢村一樹ら。医療モノの中でも救急モノは、一定の熱いファンがいるため、放送前から期待する声があがっていた。

 この日は、美月にプロポーズを決意してデートに誘った佐野大輔(戸塚純貴)だったが、どこからか悲鳴が聞こえ、美月はその現場へ行ってしまう。そこには内科医の深澤新(岸)が呆然と立っていた。ハードワークの救急医にだけはなりたくないと思っていた新は、美月の救命行動を見て、その気持ちをあらたにするのだが‥‥。

「夜勤専門医師という着眼に期待していましたが、視聴者からは『スタートのシーン、医療モノにありがちだよね』『主人公ほか、各キャラクターや全体の話とか、どこかで見たことある感が否めない』『医療系はストーリーが出尽くしたのか、同じようなものばかり』など、不満の声が多かったようです」(テレビ誌ライター)

 同局は、「救命病棟24時」や「コード・ブルー」など医療モノには定評がある。今後の展開に期待したいものだ。

2021/6/24 10:15

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