６月３０日に放送される『テレ東音楽祭２０２１』（テレビ東京系）で、番組ＭＣのＴＯＫＩＯ・国分太一（４６）がオープニング曲を作曲・編曲。この日のために結成されるテレ東音楽祭オリジナルバンドの一員としてキーボード演奏も手掛けることが、同月２２日に明らかになった。

「今回で９回目を迎える『テレ東音楽祭』は、この数年、国分による東京・天王洲の運河を使ったオープニング演出がおなじみになりつつありました。６月３０日の放送では、自らオープニング曲を作って、演奏もして、という形になって、新しい番組のスタートが見られそうですね」（テレビ誌ライター）

　国分が所属するＴＯＫＩＯは２０１８年５月に不祥事でベースの山口達也（４９）がグループを脱退し、ジャニーズを退所。また、ボーカルギターの長瀬智也（４２）も２０２１年３月いっぱいでジャニーズ事務所から去った。

■音楽活動への意欲の現れ？

　４月からは株式会社ＴＯＫＩＯとして、国分、城島茂（５０）、松岡昌宏（４４）の３人が新たなスタートを切っている。

「ＴＯＫＩＯは本格派のロックバンドとして、業界からの評価も高かった。ただ、ベースだった山口の脱退以降、アーティストとしての活動はしておらず、ボーカルの長瀬まで抜けたことで、音楽活動の再開は難しいとの見方もありました。しかし、実は４月２日に発表された株式会社ＴＯＫＩＯとして初めて手掛けたフマキラーのＣＭでは、国分がクリエイティブディレクターとしてテーマソングを作曲しています。

　これに続いて『テレ東音楽祭』でも曲を作り、今度は番組で演奏までするということですからね。少なくとも３人のうち国分には、音楽活動を再びやろうとする気概がある表れなのではないでしょうか」（女性誌記者）

　音楽活動再開の兆しを見せる国分だが、この動きを事前に予見していたジャニーズの後輩がいる。

　それは、６月１６日放送の『ＴＯＫＩＯカケル』（フジテレビ系）にゲスト出演し、趣味だというタロット占いを披露したＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの岸優太（２５）だ。

「天然キャラで知られる岸の占いとあって、ちゃんとしたものなのか不安な部分もあったのですが、同じくゲストで出演した沢村一樹（５３）が占いを受けると“いろんな占い師の方に見てもらってるんですよ番組で。同じこと言われた”“番組に出てる占い師さんくらいの的中率あるかもしれない”と、岸の占いを高評価。意外に当たっていることが明らかになったんです」（前同）

■「音楽やりたいとかあります？」

　沢村は、占いバラエティ番組『突然ですが占ってもいいですか？』（フジテレビ系）でＭＣを務めている。岸は、そんな沢村からお墨付きをもらったことになる。

「沢村に続いて岸は、城島、国分、松岡の３人も占いました。そこで、ＴＯＫＩＯの未来について岸が、“またもしかして、音楽やりたいとかあります？”と質問をして、ＴＯＫＩＯのメンバーが完全に固まってしまう場面があったんです」（前出の女性誌記者）

　岸の指摘からしばらくして、松岡は「ここで誰も頷かないってことは（音楽活動を）やらない」とし、城島も「誰が歌うんやろ」との反応があった。

「音楽活動について、３人からは否定的なコメントがあったものの、岸は、“多分やるかもしれないですね。ちょっと音楽的な何かを”“ライブっぽいですね”とし、活動のタイミングについても“来年ですね”と話したんです」（前同）

■ＴＯＫＩＯのフリーズは図星だったから？

　岸が占った活動のタイミングに対して、松岡は「いやいやいや。それはスケジュールが」と否定し、国分は「来年!?　早！」と反応していた。

「国分は来年の活動でも早い、という反応でしたが、『ＴＯＫＩＯカケル』の放送から約１週間後に、 『テレ東音楽祭』で自作の曲を演奏することが公になりました。音楽活動への意欲の部分や、テレビ番組ではあるものの“ライブっぽい”活動をすること、意外と近い時期に音楽活動のアクションがあることを岸は言い当てたことになります。占いは大的中したと言っていいでしょう」（前出の女性誌記者）

　岸には沢村が評価したように、当たる占いの才能があるということかーー。

「最初に岸から“音楽やりたいとかあります？”と言われたとき、ＴＯＫＩＯのメンバーは固まっていましたが、これは図星だったからフリーズしてしまったのではないでしょうか。

『テレ東音楽祭』では国分だけの活動になるかもしれませんが、いずれは城島や松岡、そして脱退した長瀬や山口も交えて、再び５人のＴＯＫＩＯでの演奏も目指しているのではないでしょうか。国分だけでなく、城島と松岡も岸の言うことを否定しながら、実のところは音楽をやる気満々、というのもあるかもしれませんね」（前同）

　まさかの的中をしてしまった岸の占い。ＴＯＫＩＯ５人のバンド活動復活のタイミングも占って欲しい！