【ACLグループG展望|浦項】最多3度の優勝を誇るも、今季は勢いに陰りが

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2009年にトロフィーを掲げた“元主将”の采配がカギを握る


■試合日程(日本時間)
6月22日(火) 19:00 対 ラチャブリFC
6月25日(金) 19:00 対 名古屋グランパス
6月28日(月) 23:00 対 ジョホール・ダルル・タクジム
7月1日(木) 19:00 対 ジョホール・ダルル・タクジム
7月4日(日) 19:00 対 ラチャブリFC
7月7日(水) 19:00 対 名古屋グランパス

 前身のアジアクラブ選手権含め、AFCチャンピオンズリーグで最多優勝3回を誇るKリーグの伝統クラブが、2016年シーズン以来となるアジアの舞台に戻ってきた。昨シーズンは得点力のある外国人FWを中心にリーグ最多得点(27試合56得点)をたたき出し、Kリーグ4連覇の全北現代モータース、ACL王者の蔚山現代に次ぐ3位でのフィニッシュに成功した。

 ところが、冬の移籍市場で昨季の躍進を支えた主力の半数以上が退団したこともあってか、今季は勢いがない。開幕2連勝後に6試合未勝利に陥ると、3連勝から再び4連続ドロー。第19節終了時点(1試合未消化)で7勝6分け5敗の5位(12チーム中)と、浮き沈みのあるシーズンを送っている。

 総得点数はリーグ全体7番目の20得点。内訳も昨季Kリーグ最優秀若手選手のFWソン・ミンギュ(7得点)、昨季ACLで水原三星ブルーウィングスのベスト8進出に貢献した新加入FWイム・サンヒョプ(6得点)が半数と、2選手への依存度が高い。加えて最多スコアラーのソン・ミンギュがUー24韓国代表の2次招集メンバーに選出されたことによりグループステージに帯同できないため、得点源の不在を嘆く声もある。

 名古屋グランパスと同居するグループステージでは、タイ開催でホームの利があるラチャブリFCとの戦いが突破のカギを握るだろう。とくに東地区グループステージのファーストゲームとなる初戦(22日)の直接対決で勝ち点3を得られれば、中2日でのハードな連戦に勢いをもたらせるはずだ。

「目標はひとまず決勝トーナメント進出」と現実的に語るのは、チームを率いるキム・ギドン監督。浦項が最後にACLを制した2009年大会で、キャプテンとして優勝トロフィーを掲げたクラブのレジェンドだ。いくつかの懸念材料を抱えて挑むACLを勝ち抜けるかどうかは、かつての栄光を知る指揮官の采配に懸かっている。

【KEY PLAYER】DF 10 カン・サンウ


 右利きながら左サイドバックを主戦場とし、DFながら背番号「10」を背負う副キャプテン。両足からの正確なキックでチャンスを生み出すキーマンだ。

 右サイドバックや両ウイングもこなせるポリバレントさを持ち、昨季Kリーグでは8ゴール12アシストの活躍でベストイレブンとアシスト王に輝いた。今季はリーグ全18試合にフル出場し、全体3位タイの5アシストを記録。先日まで行われた2022 FIFAワールドカップ カタール・アジア2次予選では韓国代表デビューも果たしている。

文=ピッチコミュニケーションズ

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