『リコカツ』見せないキスも大反響、永山瑛太は最終回まで愛おしすぎる“紘一さん”

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最終回となる金曜ドラマ『リコカツ』(TBS系金曜よる10時~)の第10話が放送された。改めて交際1日目からスタートを始めた咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)は、2人で考えた2人の目指す理想の夫婦を目指し、咲は3年間のパリ研修へ旅立つ。早くも“リコカツロス”に陥った人も多いようでSNSでは「来週から見られないってどうしたら良い?」「紘一さん、咲ちゃんお幸せに」「武士待ち」「みんなが幸せな結末で良かったーー」「今期最高のドラマ」「とびきりのハッピーエンド」と多くの声が寄せられた。



まずは咲と紘一からマンションの部屋を買い取った山田幸男という男から。正体は水無月連(白洲迅)の本名だった。連は2人に「嫌がらせ」と言って、買い戻しの交渉には即応じない。でも、連がマンションを買ったのは、きっと変な人に2人の家を買われないためだと思われる。すぐ2人にマンションを売ろうとしないのも、家を楔にして、2人がまた別れるなんて言い出させないため。なぜなら連は本当に咲のことが好きだったからだ。その証拠に連の書き上げた小説の最後には「君がいてくれたおかげで、あの日の悲しみさえ、あの日の苦しみさえ、その全てを愛せた。今でも君は僕の光だよ」(一部抜粋、聴き覚えのある一節が…これって…もしかしてあの歌詞…!?)と書いてある。好きだからこそ、幸せになってほしくて自ら身を引いた連、ホントにいい男だわ~。


一方、連から咲にパリ研修の話が出ていることを知らされた紘一は自衛隊を辞め、パリへ咲と共に行くことを決意する。そこから始まった紘一のフランス語勉強。朝食は和食党にもかかわらず、フランスパンをかじったりと、いじらしい姿を見せる。

紘一が退職願を出したことを知った咲に問い詰められた紘一は「自分はメディックという仕事を失っても、キミと一緒にいたい」。

これ、今までのことを考えると、紘一の咲に対する思いが、どれほど強いか分かる。そんな紘一に「これからは大切なことは1人で決めずに、きちっと話し合いたい。どうすれば、2人でいられるのか、何度でも話し合いたい。私は、何があっても紘一さんのそばを離れないって決めたから」という咲はパリへ行かないと宣言。その言葉を聞き、紘一は「よく分かった」と咲を抱きしめる。


とってもいいシーンだが、紘一が咲を抱きしめながらも、ちょっと切なそうな表情をしていることに気づいただろうか。そう、紘一の「よく分かった」は咲のファッション誌に対する思いも再認識しているということ。だからこそ、退職願を撤回した後、紘一は咲にパリ研修を勧めたのだ。

「自分はキミがどこにいても思いを届ける自信がある。自分たちの絆はそんなヤワではない。未来というのは、自分たちで描くものだ。自分には咲さんと過ごす幸せな未来しか見えない」。この言葉を受けて咲は紘一と離れ、パリ研修へ行くことを決めるのだった。


好きな人のため、仕事を辞めるのも悪くない。実際、妻や夫、もしくは子どものためにと転職をする人もいる。人によって事情はさまざまだからだ。「夫婦の形はきっと夫婦の数だけある」とモノローグで咲が語っていたが、それこそがこの物語のテーマなのであろう。決して自衛隊員の夫の行動が面白いという物語ではない。薫(宮崎美子)と正(酒向芳)のように口で伝えなければ分からなかった元夫婦も打ち解けて、今では楽しそうにゴルフをしている。

そして美土里(三石琴乃)と武史(平田満)のように再婚はしなくとも、友だちから始まる元夫婦の形もあっていいのだろう。


咲は3年間のパリ研修へ旅立つが、最終話はここまでがプロローグのようなもの。咲と紘一が離れて暮らし、再び会うまでの10分弱がメインの物語といってもいいかもしれない。パリと日本で離れて暮らす2人は新しい“ルール”を決めている。そこで緒原家家訓の代わりに飾られたのは2人で決めた「緒原紘一水口咲ルール」の額。その下には「婚姻届提出まであと1038日」というカウントダウン。この額に飾られたルールには「朝起きたら、ビデオ通話で顔を見ておはようの挨拶をすること。夜、寝る前におやすみの挨拶も」などが書かれているが、さらに紘一はメモ書きでルールを追加していく。


どんどん増えていくメモ書きルールを見ると「一つ。帰国後は月に一度デイトすること」「LINEを打つスピードはゆっくりと」「お互いの仕事に干渉しすぎない」「インテリアは咲さんに任せる」「2人でご飯に行くときは半ライスのある店にすること」「スマホは充電しておくこと」「BBQにいく」「筋トレは静かに」「口に入れたものは吐き出さないこと」などなど。でも、これらを見ると2人の軌跡がたどれて、めちゃ胸にぐっとくる。


約3年もの長い時間を待つ中、紘一に会いたくていきなり叫び声をあげる咲。彼女の気持ちに共感した人も多かったに違いない。そういえば紘一のメモルールの中に「ラブちゃん(人形)を咲さんだと思って大事にすること」とあったが、朝食事、紘一の前に座っているのはラブちゃん。机の上にはフランスパンが置いてあり、今回、大活躍のラブちゃんだった。冒頭で家を訪ねてきた連がラブちゃんを抱きしめているが、ラブちゃんの目には涙が。


もちろん、視聴者の方も気づいていたと思うが、シーンによってラブちゃんの表情は変わっていたのだ。


そして自衛隊では相変わらず「煮物を作り過ぎてしまって…」と、いつもと変わらない筑前煮女こと一ノ瀬(田辺桃子)の姿にほっとひと安心。今となっては彼女にもぜひ幸せになってほしいものである。


ついに「婚姻届提出まであと0日」。正座をして日が変わるのを待っていた紘一は、カウントダウンをゼロにするとあおむけになり「今日だ。ついに今日が来た」と言ってしみじみ。咲が以前、セレクトしてくれたスーツを着て清々しく朝を迎える。が、当日になり突然、帰れなくなったと紘一に連絡してきた咲。携帯で「自分はキミをどれだけ待ったと思っているんだ」「3年ぐらい待つのは全然問題ないって言ってなかった?」「あぁ、言ったさ。全然問題ない。何年待とうが、上等だ」「相変わらずだね」「で…、いつ帰ってくるんだ?」「そんなに早く会いたいの?」「え、それは…あ、会いたいに決まってる(声が小さすぎてほぼ聞こえない)」「ん? ごめん聞こえなかった」「会いたいに決まってると言ったんだ!!」と、咲の小悪魔っぷりが顔を出す。と、いきなりドアが開き、「サプラ~イズ!」と言って笑顔で手を広げ、紘一の前に咲が現れる。思わず「離婚だ!」と言って怒る紘一だが「変わらないね」という咲に「お互いにな」と一転して優しい微笑みを見せる紘一。

そして「ただいま!」と言って紘一の胸に咲が飛び込む。


こんな幸せな気分で米津玄師の『Pale Blue』を聴ける日がこようとは!指輪の交換をした後は、やっと2人のキスシーン。ぎこちない紘一が咲の顔に近づくも、鼻をごちんこして最後までビシっとしまらない。そんな紘一に咲から……と、ここでフレームアウト。2人のキスシーンの代わりに背伸びした咲の足元と婚姻届が映り、終わってしまった。まさかのキスシーンなし。でも、これが咲と紘一らしいし、『リコカツ』らしい、素晴らしいハッピーエンドだったと言えるだろう。咲と紘一にずっと、ずっと、ずっと幸あれ!


~今週の紘一さん~

最後の最後まで目が離せない行動がてんこ盛りだった紘一さん。フランス語の勉強で「生焼けだ」「半ライス」とか、どれだけ咲中心のフランス語を勉強しているんだ!ってツッコミたかった。咲が紘一の実家に来たとき、フランス語の勉強をしていたメモが咲に見つかり「にゃにゃにゃにゃにゃにゃ、にゃにもない」と慌てふためく紘一も可愛すぎる。また咲から「今日は泊まっていっていい?」と言われたときの紘一の“童貞感”(笑)。2人で布団を並べて寝ていたとき、咲の布団に頭から潜り込み「とても安心する」というセリフには萌えた。そんな紘一に布団をかけ直す咲もまたたまらない。咲がパリへ行ってからは、ビデオ通話で「咲さんはあの…あの…美しすぎる。カワイイ、カワイイ…」と愛情いっぱい(視聴者の気持ちも代弁?)。ラブちゃんを前にご飯を食べながら「おいしいですねぇ、咲さん」という冷静な紘一には思わず笑いがこぼれる。カウントダウン1日前、笑いながら家に向かい、フガフガと豚鼻を鳴らす紘一も可愛すぎ。最後は「ただいま」という咲に抱きつかれたときの幸せそうな笑顔。そして咲にキスされた映像はなかったものの、「んん♡」という最後の声にキュンとしてしまった。今週の紘一さんが見れないとなると寂しくなるが、また出会えることに期待して終わりをつげる。紘一を演じた永山瑛太さん、お疲れさまでした!


文:今 泉


■金曜ドラマ『リコカツ』
毎週金曜よる10:00~10:54

(C)TBS


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