PSGもレアルDFヴァラン獲得に興味…今夏マンUとの争奪戦勃発か

 パリ・サンジェルマン(PSG)は、レアル・マドリードに所属するフランス代表DFラファエル・ヴァランの獲得に動く可能性があるようだ。20日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在、レアル・マドリードと2022年6月で満了する契約を結んでいるとされるヴァランだが、未だ新契約の締結に合意できていないとのこと。そのためクラブの関係者の間では、同選手は今夏にもマドリードを離れる可能性が高まっていると噂されている。

 ヴァランの移籍先の候補としては以前よりマンチェスター・Uが筆頭に挙がっていたが、同選手の母国フランスのPSGも名乗りを上げた模様。今回の報道によると、移籍交渉についてすでにレアル・マドリードへ問い合わせを行ったとも伝えられている。

 この背景にはレアル・マドリードが獲得を目指すフランス代表FWキリアン・エンバペの存在も関与しているとされ、PSGとしてはヴァランに関する交渉を通じて良好なクラブ関係を築きたい思惑があるようだ。とはいえ、同選手の移籍金は約5000万ユーロ(約65億円)と見られており、世界的に財政難を迎えている今、そう簡単に成立し得ない移籍ともされる。

 現在、フランス代表の一員としてEURO2020を戦っているヴァランだが、果たして来シーズンに向け新天地を求めることになるのだろうか。

2021/6/21 14:10

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