【父の日記念♪】お父さん映画、感動作から問題作まで一挙20選!

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母の日と比べると、少々地味目な父の日。でもお父さんに感謝している子供は世界中にたくさんいます!というわけで、お父さん映画をピックアップしてみました。感動作もあれば、毒親作も!? ではお父さん映画いってみよう!

父の日にお父さん映画鑑賞しよう

父の日を記念して、お父さん映画を集めてみました。母の日に比べると盛り上がりも地味な父の日。でもお父さん映画、いい映画たくさんありますよ。こんなお父さん素敵!とか、自分の父を思い出すとか、またはどんでもない父だな!というのまで、いろいろな作品をピックアップしました。

『クレイマー、クレイマー』(1973)

結婚8年目に破綻を迎えた夫婦(ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープ)。ワーカーホリックの夫に愛想をつかして妻は出ていき、夫は息子と二人暮らしを余儀なくされます。うまくいかない家事育児も息子と二人三脚で乗り越えられると思ったら、離婚調停で息子の養育権を妻が主張してきて……という、離婚と養育権という社会問題を親子の愛情の物語とともに描く。アカデミー賞では作品賞、監督賞(ロバート・ベントン)主演男優賞(ダスティン・ホフマン)助演女優賞(メリル・ストリープ)脚色賞(ロバート・ベントン)を受賞。父子で作るフレンチトーストや最後の元夫婦の会話が泣かせる傑作!

『チャンプ』(1978)

かつてボクシングのチャンピオンだった元ボクサー(ジョン・ヴォイド)だけれど、いまは落ちぶれて競馬場で働きながら息子(リッキー・シュローダー)を育てるシングルファーザー。でも息子は必ず父はもう一度チャンピオンに返り咲くと信じ、ずっと「チャンプ」と呼んでいた……。息子に応えようと頑張る父と彼をサポートする息子の物語は熱い!リッキー・シュローダーが演じる息子がけなげで可愛くてたまりません。最後は大号泣の大感動作です。

『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』(1980)

歴史的な大ヒット作『スター・ウォーズ』シリーズは、父と息子の物語でもあります。主人公ルークは師匠のオビ・ワンを亡き者にしたダース・ベイダーを憎んでいますが、実はダース・ベイダーはルークの父、アナキン・スカイウォーカーだったのです~というのがわかるのがエピソード5『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』です。ダースベイダーがルークと対峙したときに語る「I'm Your Father」は衝撃でした! そしてこのシリーズは、父と息子の物語としても描かれていくわけです。

『花嫁のパパ』(1991)

1950年代に制作された「花嫁の父」のリメイク。スティーブ・マーティンが花嫁の父、ダイアン・キートンが花嫁のママ。愛娘が結婚することになり、相手は申し分のない好青年。反対の要素ゼロでお父さんは面白くない。おまけに自宅で結婚式をすることになり、結婚コーディネーターがやってきて、てんやわんやの大騒動に! 結婚式にお金がかかるのは日米同じだけど、アメリカはけっこう花嫁の家の持ち出しが多いんだな~と驚き。基本はドタバタ喜劇ですが、スティーブ・マーティンは演技巧者なので、愛娘を嫁にやる父の気持ちがジワジワと……。ほっこりする父と娘のコメディです。

『ミセス・ダウト』(1993)

離婚したことで、子供たちを会えなくなってしまったダニエル(ロビン・ウィリアムズ)は、どうしても子供と会いたくて、なんとミセス・ダウトという女性に変装し、メイドとしてかつての我が家に入り込んでしまうのです。ダディと呼んでもらえなくても、子供たちと一緒にいたい、他人になっても子供たちと~という愛情深いダニエル。一歩間違うとヤバイと思われるキャラクターですが、ロビン・ウィリアムズの愛嬌たっぷりの演技で心温まる感動作になりました。

『ライフ・イズ・ビューティフル』(1998)

愛する妻と可愛い息子とともに幸福な日々を送っていたユダヤ系イタリア人のグイド(ロベルト・ベニーニ)は、第二次世界大戦で、妻と引き離され、息子とともに強制収容所に入れられます。しかし、息子に残酷な現実を見せたくないため、ママと離れて暮らすことも、強制収容所の日々もゲームだと思い込ませて、強く生き抜いて行こうとする物語。ゲームで勝ったら家に帰れるよと息子に希望を失わせないように必死におどけて楽しませる父グイドの行為が泣かせる! 本作はアカデミー賞外国語映画賞、主演男優賞、音楽賞を受賞しました。

『ジョンQ最後の決断』(2002)

家族3人で楽しく暮らしていたジョン(デンゼル・ワシントン)でしたが、息子が心臓病を患い、救急搬送されてしまいます。病状は重く助かる道は心臓移植だけ。しかし、高額なため、リストラされたばかりのジョンの保険では補えず、金策に走るが全く足りず、病院を出てほしいと言われてしまう。どうしても息子を助けたいジョンは病院を占拠!息子の手術を要求するのです。アメリカの高額な医療費と保険のシステムが生んだ悲劇。ジョンのやっていることは犯罪ですが、動機は息子の命を助けるため。犯罪者になっても塀の中に入れられてもかまわないという父の愛の暴走に驚いたり、感動したり。ジョンをデンゼルが演じることで説得力が倍増しています。

『息子のまなざし』(2002)

職業訓練所で働くオリヴィエ(オリヴィエ・グルメ)は、自分が受け持つクラスに入ってきた青年が気になって仕方がない。亡くなった息子と同世代のその青年を気に掛けるオリヴィエ。でもそれには理由がありました。彼は、息子を殺した加害者だったのです。なぜ殺したのか、動機は何なのか、知りたくて仕方がないオリヴィエですが、青年に問い詰めることなくゆっくりと心を開かせていきます。すっかりオリヴィエを信頼した青年がその時のことを語り出したとき、息子のことを思い出し、その命を奪った青年を父は許せるのか……という、シリアスだけれど心の深淵まで描いたダルデンヌ兄弟の力作。

『ビッグ・フィシュ』(2003)

自分の過去を幻想的なおとぎ話のように語り聞かせる父(ユアン・マクレガー/アルバート・フィニー)は、いまは年老いて病に伏していました。父と喧嘩して以来、口をきかなかった息子(ビリー・クラダップ)は久々父に会いにいきますが、病床でも変わらずホラ話ばかりの父にイラつく息子。でも父の物語には理由があったのです。ホラ話の幻想的な世界と現実の切なさがじんわり心に沁み込んでくるのはティム・バートン監督作ならでは!父と息子はわかりあえずのでしょうか。おどけて驚かせながら、最後は泣かせるという、この映画のホラ吹き父さんそのもののような作品です。

『ファインディング・ニモ』

カクレクマノミのマーリンは、シングルファーザー。一人息子のニモを育てています。過保護なくらい可愛がっていましたが、ある日、ニモが人間のダイバーにさらわれてしまいます。ニモを助けなければ!マーリンは、ナンヨウハギのドリーに助けてもらいながら、ニモを探す旅に出るのです。というディズニー&ピクサーの傑作アニメ作品。マーリンがニモを探すエピソードと人間にさらわれたニモの体験を交互に描きながら、ニモとマーリンは再会できるのかとハラハラ。ユーモラスな海のキャラクターたちも楽しく、カクレクマノミの父子愛に心癒されます。

『シンデレラマン』(2005)

妻と3人の子供たちと幸福に暮らしていたジム(ラッセル・クロウ)は将来を期待されるボクサーでしたが、右手の負傷で引退。肉体労働で家族を養っていたけれど、元マネージャーがジムの復活試合をおぜん立てしてくれます。ジムは報酬とプライドをかけて闘いに挑み、見事カムバック。シンデレラマンと呼ばれ、人々に勇気を与えますが、次の試合の相手は挑戦者を殴り殺すほどの強敵だったのです。子供たちは父がチャンピオンじゃなくなっても、父のことは誇りであり大好きな人。父も子供たちのためにプライドをかなぐり捨てて、お金を借りたり、頭を下げまくったりして、もう家族愛に胸がジンジンしっぱなしになる感動作です。

『幸せのちから』(2006)

高給医療機器の営業マンのクリス(ウィル・スミス)は不況のあおりを受けて営業成績はふるわず、家賃も滞り、妻は愛想を尽かせて出て行ってしまいます。息子(ジェイデン・スミス)とともに家も追い出されたクリスは、証券会社の研修生に。しかし研修生のうちは無給のためホームレス生活をすることになってしまうのです。ウィル・スミスが実子のジェイデンと親子共演したサクセスストーリー。どんなに貧乏になっても息子のために必死に這い上がろうとするクリスの根性が成功を呼び寄せたのかも。また営業マンらしく弁が立つのも功を奏したと言えそう。父と息子のためにサクセスをつかみ取った物語で、実話の映画化です。

『SOMEWHERE』(2010)

ジョニー(スティーブン・ドーフ)は、ホテルシャトー・マーモントで暮らすセレブなスター俳優。そんな彼のもとに、前妻との娘クレオ(エル・ファニング)がやってきます。久しぶりに娘と過ごすことになったジョニー。自堕落な毎日を送っていたけれど、娘にそんな姿は見せられない。そして、娘との日々は次第にジョニーにとって、かけがえのない時間になっていくのです。久々の再会で微妙な距離感の父と娘の感じがリアル。ホテルで過ごす時間は、父と娘にとって実に貴重な親子の時間であることが二人の会話やしぐさから伝わってきます。ソフィア・コッポラ監督が自身の思い出を脚色して映画化。彼女だからこそ描けた父と娘の美しい物語です。

『グレートデイズ-夢に挑んだ父と子-』

車椅子生活を送る17歳の息子(ファビアン・エロー)にどう接していいのかわからない気難しい父(ジャック・ガンプラン)。そんな距離感を縮めようと、息子は「アイアンマンレースに出よう」と父に声をかけ、親子で厳しいレースを乗り越えていくのです! 凸凹親子が理解を深めていく姿をスポ根のようなアイアンマンレースを通して描いていくのがいい。子供は純粋でまっすぐで正直だから、大人が教えられることも多いのです。健常者で年長者である父が、障害を持ちながらも明るく前向きな息子の影響で変わっていく。そんな親子関係がさわやかに描かれた良作です。

『そして父になる』(2003)

6年間育ててきた息子が他人の子供と取り違えられていたと告げられた2組の夫婦。子供はそれぞれ本当の両親のもとへ戻るけれど、生まれてから6年間過ごした生活環境や家族の影響は大きかった……。血のつながりが絶対なのか、遺伝とは……と、さまざまなテーマを内包した作品。とりわけ、あまり勉強に前向きでない息子に違和感を感じていた、挫折知らずのエリートの主人公(福山雅治)と、子供と同じ目線で愛情を注ぐ、もうひとつの家族の父(リリー・フランキー)の対比がおもしろい。子育てに正解はないけれど、親の愛情とは、父親になるとはどういうことかを考えさせられる是枝裕和監督作。

『はじまりへの旅』(2016年)

山の中で自給自足の生活を送るベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)と6人の子供たち。学校に行かず、読書で教養をつけ、サバイバル生活を送ることで体を鍛え、自然と生きる学びを得ていくというのがベンの教育方針。しかし、入院していた母の訃報を受け、葬儀に出席するために町へと出ていくことになり、子供たちの心に変化が訪れるのです。自分の思想で子供たちの自由や未来を奪ってはいないか、子育てには客観的な視点が必要であることが、ベンの教育を見ているとよくわかります。彼の教育は一理あるけれど、社会性を築けない弱点もあるからです。ヴィゴ・モーテンセンが偏った思想で子育てをしている父を熱演!

『ビューティフル・ボーイ』(2018)

優等生で完璧な息子(ティモシー・シャラメ)がドラッグ依存症になってしまう。理想的な父と息子の姿は崩壊。父(スティーヴ・カレル)は全力で息子を救おうとし、ニックもそれに応えようとするけれど、ドラッグ依存の沼は深く、うまくいきそうになるとスルリと父の手から零れ落ちていく息子……。お互いに大切な存在だと認め合い、やさしい性格は失っていないニックだけれど、どうしてもドラッグが手放せない。そんな父と息子の葛藤の日々を、カレルとシャラメという演技派二人のぶつかりあいで魅了していくシリアスな父子のドラマ。実話の映画化です。

『ある少年の告白』(2018)

牧師の父(ラッセル・クロウ)と優しい母(ニコール・キッドマン)に愛情を注がれて育った息子のジャレッド(ルーカス・ヘッジス)。しかし、ある日、自分はゲイであることに気づき、両親に告白すると、父親に矯正施設に入れられてしまう。非人道的な施設での扱いに苦しむジャレッド。でも訴えても、厳格な父は「息子の同性愛は治る」と信じ、同性愛を決して認めないのです。同性愛は先天的なものではないと信じる大人に、強制的に施設で治療を受けさせられるジャレッドの苦しみに胸が痛くなる。まさに差別そのものですが、おそらく施設での苦しみ以上に親に差別を受けることの方が苦しみは根深いと感じさせる問題作。本作も実話の映画化です。

『ステップ』(2020)

妻に先立たれ、シングルファーザーになった健一(山田孝之)は、まだ幼い娘・美紀の育児のためにトップセールスマンから時間に融通のきく部署へ。仕事よりも娘との時間を優先させるけれど、育児は予測不可能な事態の連続で振り回されることもしばしば。しかし、悪戦苦闘しながらも娘はスクスクと成長していくのです。健一の一生懸命な育児ぶりと、その愛情に応えて成長していく美紀の姿がとてもまぶしい! 美紀の幼少時代を演じた中野翠咲、小学校低学年時代を演じた白鳥玉季、高学年時代を演じた田中里念、いずれも好演で、娘の成長に全く違和感がないのがすごい。山田孝之が育児に奮闘する姿も共感度高く、気持ちよく見られる父と娘の物語。

『461個のおべんとう』(2020)

バンド“TOKYO No.1 SOUL SET”の渡辺俊美のエッセイをベースに井ノ原快彦と道枝駿佑というジャニーズの先輩後輩が父と息子を演じることで話題になった映画『461個のおべんとう』。両親の離婚の際、父との生活を選んだ息子に、父は息子のお弁当を毎日作り続けることを宣言。息子もそれに応えるべく欠席しないと約束して高校生活がスタートするけれど、思春期ゆえの悩みを抱える息子の気持ちに父が気づかなかったり、マイペースな父に息子が振り回されることもしばしば。そんな山あり谷ありの父子生活をお弁当を軸に描いています。エンドロールで井ノ原と道枝がデュエットする主題歌もとてもいい!

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