「赤茄子」=「あかなす」…?読めたらスゴイ!《難読漢字》4選

読めたらすごい!難読漢字を4つご紹介します。「赤茄子」って、なんと読むかわかりますか?今回はすべて野菜に関する漢字です。「苦瓜」「糵」「青梗菜」いくつ読めるか、ぜひ挑戦してみてください。

苦瓜=ゴーヤ

「苦瓜」は「ゴーヤ」と読みます。ウリ科の植物で、標準和名は「ツルレイシ」生物学では「ニガウリ」、一般的には「ゴーヤ(ゴーヤー)」と呼ばれています。日本へは中国から渡来し、沖縄・南九州地方で多く栽培されています。「苦瓜」の由来は諸説ありますが、中国語で「苦瓜(クーグア)」と呼ばれていたのが、転訛したのではないかと言われています。

赤茄子=トマト

「赤茄子」は「アカナス」と読み、「トマト」を意味する漢字です。トマトは「赤茄子」以外にも、「蕃茄(ばんか)」「珊瑚樹茄子(さんごじゅなす)」など複数の別名を持ち、明治後期に日本に渡来した野菜です。熊本の伝統野菜で、細長い形が特徴の「赤茄子」はナスの一種なので、間違えないように気をつけてくださいね。

糵=モヤシ

「糵」は「モヤシ」と読みます。穀類や豆類の種子を、人為的に発芽させた新芽を指します。米偏と草冠、𠂤(つちくれ)、辛(しん)の4つで成り立つ「糵」は、「こうじ」「げつ」とも読み、もともとは穀類などの種子を発芽させたものの総称として使われていました。「糵」以外に、芽を出させることを意味する「萌やし」と表記することもあるので、合わせて覚えておいてくださいね。

青梗菜=チンゲンサイ

「青梗菜」は「チンゲンサイ」と読みます。中国野菜のひとつで、和名は「体菜(タイサイ)」白軸のものは「白菜(パクチョイ)」と呼ばれています。「青梗菜」の語源は、中国読みした「チンゴンツァイ」に由来します。「梗」は茎や軸の意味があり、青々とした見た目から「青梗菜」と名付けられたと言われています。

難読漢字いくつ読めた?

4つの難読漢字を紹介してきましたが、いくつ読めましたか?「赤茄子」は「トマト」を指す漢字ということがわかりました。普段よく食べる野菜も、漢字表記になると読むのが難しかったのではないでしょうか。知っていると役立つので、ぜひ覚えておいてくださいね。

2021/6/19 22:00

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