雨の季節にしっとり観たいオススメ映画7選

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梅雨の時期はおうちでまったり映画を観よう!ということで雨の季節にしっとり観たいオススメ映画を7本ご紹介します。

1.映画「天気の子」(2019)

東宝MOVIEチャンネル

天気の子

天気の子

2019年/日本/114分

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異常気象の世界に生きる男女の恋愛を描いた映画「天気の子」。

天気を晴れさせることの出来る少女・陽菜(声:森七菜)と離島から家出してきたものの行き場のない少年・穂高(声:醍醐虎汰朗)は陽菜の能力を商売に変え、“晴れ”を願う人々の願いを次々と叶えていきますが、その先には世界の形を変えてしまうほどの運命が待ち受けており・・・。

「君の名は。」でスマッシュヒットを記録した新海誠が異常気象が続く東京で出会った男女の恋と冒険をダイナミックに描いたド直球エンターテインメントです。

前半はしっとりと、けれど孤独な少年・穂高の目にはジットリとした土砂降りの新宿の街並みと、そんな穂高の心だけでなく天気も晴れにしてしまう陽菜の祈りのシーンなど、登場人物の心情と天気が見事にリンクしています。

クライマックスにかけての急速なギアチェンジも素晴らしく、雲を抜けた先にある雨粒が魚のように自由自在に存在し、遠くに雪が舞う中に雷や霰が降る様子が繊細に描かれています。純度100%の無垢さを保ちながらも大型エンタメとして成立させてしまう新海監督の手腕がよくわかる作品です。

2.映画「恋は雨上がりのように」(2018)

東宝MOVIEチャンネル

恋は雨上がりのように

恋は雨上がりのように

2018年/日本/112分

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眉月じゅんの同名漫画を実写化した映画「恋は雨上がりのように」。冴えないファミレス店長の45歳、近藤(大泉洋)とケガで陸上の夢を挫折した17歳の女子高生・橘あきら(小松菜奈)。

人生雨宿り中の二人のほのかな恋とリスタートを描いた青春ラブストーリーです。人生どしゃぶり中に差し出される温かい手とコーヒー、高い青空と陸上トラック、夏祭り、海辺のダッシュ、泣きたくなるような青春と恋の瞬間がぎゅぎゅっと詰め込まれています。

傘ごと吹っ飛ばされる大泉の名演は笑えるし、17歳の健康的で無防備な肢体に雨で艶のある色気まで加わった小松は最強で、バイト先恋愛あるあるにドキドキ&キュンキュンが止まりません!爽やかで甘酸っぱいノスタルジックな作品です。

3.映画「シェイプ・オブ・ウォーター」(2018)

サーチライト・ピクチャーズ

シェイプ・オブ・ウォーター

シェイプ・オブ・ウォーター

2017年/アメリカ/124分

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ベネチア国際映画祭金獅子賞受賞・アカデミー賞作品賞など4冠を獲得したギレルモ・デル・トロ監督作映画「シェイプ・オブ・ウォーター」。1962年、冷戦真っ只中のアメリカ。

政府の極秘研究施設で働く発話障害を持つイライザ(サリー・ホーキンス)は、施設内で保管されている半魚人と出会う。アマゾンの奥地で神として崇拝されていた彼に強く惹かれたイライザは人目を忍んで、彼と心の交流を重ねていく。

そんな彼が実験の犠牲者になると知ったイライザは何とか彼を逃がそうとするが・・・。全世界を魅了した切なくも愛おしいファンタジー・ロマンスです。

本作は全編にわたって“水”がキーワードとなっており、中でもイライザは半魚人である彼を運河へ逃がすことのできる“雨”を心待ちにしています。また、暗くどんよりと降り注ぐ雨は冷戦下の先の見えない時代の象徴でもあります。

観ている間中、観客を水の中にいる感覚へといざない、水のさまざまな表情に心を揺さぶられるどこか懐かしくて新しい恋物語です。

4.映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」(2017)

ワーナー ブラザース 公式チャンネル

IT/イット THE END “それ”が、見えたら終わり。

IT/イット THE END “それ”が、見えたら終わり。

2019年/アメリカ/169分

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スティーヴン・キングの名作ホラーを映像化した映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」。メイン州の田舎町デリーで起きる相次ぐ子どもの失踪事件。

内気な少年ビル(ジェイデン・リーバハー)の幼い弟も雨の日に大量の血痕を残し失踪してしまう。正体不明の“それ”は子どもの恐怖の隙をつきやってきて、その魔の手はビルと仲間たちにも迫ってくる・・・。

全米最狂ホラー×「スタンド・バイ・ミー」なノスタルジックさがエモい青春映画です。どしゃぶりの雨の日のほの暗い排水溝、幼い頃は怖かった場所に“それ”=ペニーワイズがいたら!?

想像力が作り出すホラーを仲間とともに乗り越え、頑張っても報われないこともあると知る、その体験を忘れないと誓い合う、冒険の先にある教訓や成長のすべてが詰まった名作です。

5.映画「言の葉の庭」(2013)

cinemacafenet

言の葉の庭

言の葉の庭

2013年/日本/46分

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雨の日に紡がれる小説のような恋を描いた映画「言の葉の庭」。靴職人を目指し、雨の日は学校をサボり日本庭園でスケッチをする高校生・タカオ(声:入野自由)と、行き場を失い、雨の日は缶ビールを片手に庭園でやり過ごすユキノ(声:花澤香菜)。

15歳と27歳の二人は約束のないまま雨の日だけ同じ時間を過ごし、心を通わせていく。タカオは次第に、ユキノのために靴を作りたいと願うようになるが、ユキノはある秘密を抱えていて・・・。

靴職人、万葉集、日本庭園、雨・・・新海誠が紡ぐ美しく繊細なラブストーリーです。舞台となるのは、新海おなじみの新宿にある新宿御苑。

新海の目には雨の日の鬱蒼とした新宿御苑がこんなにも美しく見えているのかと同じ景色を見ているはずなのに圧倒的な見ているものの差に驚かされます。深い緑が雨を包み込む庭園に光の筋が射しこんだ新宿御苑は光彩の玉手箱のよう。

新海の見ている美しい新宿を映画を通して知ることのできる作品です。

6.映画「ミッドナイト・イン・パリ」(2012)

映画配給会社ロングライド

ミッドナイト・イン・パリ

ミッドナイト・イン・パリ

2011年/アメリカ スペイン/94分

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ウディ・アレン監督がアカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した映画「ミッドナイト・イン・パリ」。現状に不満を抱く売れっ子脚本家のギル(オーウェン・ウィルソン)が1920年代のパリ“芸術の黄金期”にタイムスリップしてしまう。

そこでギルが出会ったのは、フィッツジェラルド夫妻、ピカソ、ヘミングウェイなど名だたる芸術家たち!?芸術の都パリの美しさを余すことなく描ききったロマンティック・コメディ―です。

本作では朝、昼、夕暮れ、真夜中とパリのさまざまな表情が楽しめますが、実はパリは雨が多い街。ギルは「素敵だよ。雨の中の散歩。」と婚約者(レイチェル・マクアダムス)を誘い振られてしまいますが、雨のパリや芸術の良さがわかっているギルとパリの散策してみたくなる作品です。

7.映画「Sweet Rain 死神の精度」(2008)

YouTube ムービー

Sweet Rain 死神の精度

Sweet Rain 死神の精度

2008年/日本/113分

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雨男の死神と関わることとなる人間たちをファンタジックに描いた「Sweet Rain 死神の精度」。音楽好きな雨男で死神の千葉(金城武)の仕事は、不慮の事故で亡くなる予定の人間を観察し、生かすか死なせるかを決めること。

その日も不幸な女性・一恵(小西真奈美)の死を決定するはずだった。しかし、千葉が一恵の音楽の才能に惹かれたことで一恵のあるはずのなかった人生が動き出す。

伊坂幸太郎の人気シリーズを映像化したオムニバスムービーです。雨の日に黒い傘と黒い犬といういかにも死神な風貌の千葉を金城が演じるとどこかチャーミング。

そんな千葉がさまざまな人間と出会うことで最後には晴れやかな空と出会う温かくてちょっぴり切ないハートウォーミングな作品です。

“雨”は映画の最強スパイス

雨の映画といえば、映画「雨に唄えば」「シェルブールの雨傘」「いま会いに行きます」など、往年の名作が多くありますが、今回は近年に公開された“雨”がキーポイントになっている作品をご紹介しました。

外はジメジメと憂鬱な時期も映画を観て晴れやかな気分になってくださいね。


(文/リリヲ)

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