ダイソーの「炊飯マグ」330円で、3種類の炊き込みご飯をつくってみた

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 衣食住にまつわる商品がなんでも揃う100円ショップのダイソーで「炊飯マグ(税込330円)」という商品を見つけた。箱の説明書きによると、これに水洗いした米と水を入れて電子レンジで加熱するだけで簡単に1合のご飯が炊けるらしい。さらに、鮭フレークや調味料を入れれば鮭の炊き込みご飯もできるという。

 同店には「鮭のソフトふりかけ(税込108円)」も売られているので、これで鮭フレークの代用をできるかもしれない。他に「むき甘栗(税込108円)」と「燻製牡蠣のオイル漬け(税込108円)」も購入し、これらで3種類の炊き込みご飯を作ってみることにした。

◆吹きこぼれが激しい

 まずは練習で白ご飯から。箱に書かれているご使用方法のとおりに作った。150gの米を水洗いして水気を切り、炊飯マグに180mlの水といっしょに入れる。そして約30分吸水させてから電子レンジで500Wで7分加熱する。しばらくしてカタカタカタカタ……と音が鳴りはじめた。蒸気で蓋が持ち上げられているのだろう。

 7分経ったので電子レンジのドアを開けた。吹きこぼれが激しく、中はびしょびしょになっている。炊飯マグを取り出してそのまま約15分蒸らした。

 そして蓋を開けると、ふっくらと美味しそうに炊きあがっている。が、食べてみると、米粒に少し芯が残っている。水が足りなかったのかもしれない。しかし、水を増やしたら吹きこぼれがさらに激しくなってしまいそうなので、次からは米の量を少し減らしてやってみることにした。

◆果たしてお味は

 鮭の炊き込みご飯も箱に書かれているレシピのとおりに作る。が、米の量だけは150gから130gに変更。炊飯マグにこの米と180mlの水を入れて約30分吸水させ、醤油小さじ2杯、めんつゆ小さじ2杯、そして鮭フレークの代わりに鮭のふりかけ30gを入れる。これを電子レンジで7分加熱する。

 炊飯マグの蓋を開けると、まだ少し水が吸収されずに残っていて米も硬かった。鮭のふりかけや調味料を入れたことで熱が通りにくくなったのかもしれない。さらに3分ほど加熱すると、米はようやくふっくらとした。これも約15分ほど蒸らしてから最後にごま油を小さじ1杯加えて完成である。

 味は決して悪くはなかった。が、醤油とごま油の風味ばかりが強く、鮭の存在をほとんど感じることができない。これはやはりレシピどおりに鮭のふりかけではなく鮭フレークを使ったほうがよさそうである。

◆いちばん美味しいのはどれ?

 続いて栗ご飯なのだが、ここからはレシピがないので作り方は適当である。炊飯マグに米と水を入れて吸水させる。それからむき甘栗、醤油、めんつゆを入れて電子レンジで約10分加熱。約15分蒸らしてからごま油を加えて完成である。

 これはかなり美味しかった。そもそもむき甘栗がそのままで美味しいのだから、それをご飯に入れたら美味しくなるのは当たり前なのである。手間ひまかけて作るちゃんとした栗ご飯に比べたら少し風味は落ちるが、108円のむき甘栗でこんな簡単に栗ご飯ができるというのはやはり嬉しい。

◆牡蠣ご飯が断トツに美味い!

 最後に牡蠣ご飯である。これには缶詰の燻製牡蠣のオイル漬けを使用する。炊飯マグに米と水を入れて吸水させる。そして缶詰の中の牡蠣とオイルをいっしょに入れ、醤油とめんつゆは少なめにする。そしてレンジで約10分加熱した。

 できあがった牡蠣ご飯は今回作った炊き込みご飯の中で断トツの美味しさだった。牡蠣が美味しいのはもちろんのこと、そのスモーキーな風味がご飯全体にまで広がっていて箸が止まらなくなるのだ。材料費もこれ1食で200円もかかっていないので強くおすすめである。

<取材・文・撮影/小林ていじ>

―[借り暮らし40代日雇い男の「100円ショップ」生活]―

【小林ていじ】
バイオレンスものや歴史ものの小説を書いてます。詳しくはTwitterのアカウント@kobayashiteijiで。趣味でYouTuberもやってます。YouTubeで「ていじの世界散歩」を検索。

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