腹が減っては事故処理ができぬ 事故現場の真横でKFCをむさぼる当事者の姿が話題に(豪)

事故は今月14日午後3時頃に豪アデレード東部ペインハムで発生し、運転していた男性がKFCの店舗前にあった電柱に正面から衝突してしまった。

この事故の影響で道路が閉鎖されて交通渋滞が起き、現場は一時混乱状態にあったという。また電柱はぶつかった衝撃で地面に倒れてしまっており、周囲の家や会社は電力会社が復旧作業を終えるまで停電状態に陥った。

事故現場の様子を捉えた写真を見るとぶつかった車は正面が大きく凹んでおり、電線がついたまま地面に倒れる電柱の様子からもかなりの勢いでぶつかったものと思われる。

この惨状にもかかわらず車を運転していた男性はケガひとつなかったというが、警察や消防隊が現場に到着するまでの間に驚きの行動に出た。

事故現場がたまたまKFCの目の前だったことからチキンなどを2箱分買い込み、事故現場からわずか数メートルしか離れていない場所で片膝を地面についてむさぼり始めたのだ。

さらによく見ると、足元には飲み物が置かれていた。画像が鮮明ではないので特定するのは難しいが、ネット上では「ソフトドリンクの“セブンアップ(7UP)”や“スプライト(Sprite)”ではないか?」という声の他に、「“カールスバーグ(Carlsberg)”だろ」とビールを飲んでいるのではないかと主張する声も見られた。いずれにしても、チキンと冷たいドリンクという最高の組み合わせを事故直後に現場で堪能していたようだ。

ここまで大きな事故を起こしてしまったら怖がったり焦ったりしてしまいそうなところだが、もはや事故慣れしているのかと思うほど落ち着いた男性の姿を捉えた写真は瞬く間にネット上で拡散され、こんな声があがった。

「KFCのお店に気をとられて事故を起こしてしまったのかも」

「この人の優先順位がよく分かる写真だ」

「KFCを食べると落ち着くもんね」

「KFCが目の前にあるのに食べない方がおかしいかも」

「同じ状況だったら僕もチキンを食べていると思う」

「これは立派なKFCの広告になるよ」

ちなみにこれだけ大きな事故だったにもかかわらず、男性の単独事故だったためケガ人はいなかったという。

画像は『news.com.au 2021年6月15日付「KFC Adelaide: Tradie eats chicken on side of road after crash」(Picture: 7NEWS Source:Supplied)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 iruy)

2021/6/19 7:00

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