ジャニーズ×Huluの“ゴリ押し”ふたたび!? 木村拓哉「海外ドラマ初出演」決定の背景

 世界のキムタクとなるか。

 木村拓哉がドイツ製作の大作海外ドラマ『The Swarm(原題)』(全8話)に出演することが発表された。『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズの製作総指揮のひとり、フランク・ドルジャーがエグゼクティブプロデューサーとして関わる注目作で、木村が海外制作ドラマに参加するのは初。全編英語での演技を披露することになる。

 『The Swarm』は、ドイツの小説家フランク・シェッツィングが2004年に発表した海洋冒険小説『深海のYrr(イール)』を映像化したもの。原作は、ノルウェー沖で異様な生物の群れが見つかったのをきっかけに大惨事が巻き起こっていくパニックものであり、豊富な化学知識に裏打ちされたSFとして高く評価されており、かつて女優ユマ・サーマンが映像化の権利を取得し、映画化に動いたこともあった。

 ドルジャーは18年に制作会社Intaglio Filmsを立ち上げ、同社が初めて手掛ける作品として『The Swarm』を発表し、注目を集めていた。

 このキャストが今月16日に解禁され、ジャック・グリーンリーズ(『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』)、クリスタ・コソネン(『ブレードランナー2049』)といった俳優陣に交じり、木村拓哉が出演することが明らかになった。

 新型コロナの影響で製作に1年ほど遅れが出たが、現在イタリアで撮影が始まっているという。2022年に放送・配信される予定で、日本では、共同製作に名を連ねるHuluジャパンによる独占配信となる。

 ジャニーズとHuluジャパンといえば、昨年配信されたスペイン製作の『THE HEAD』の主要キャストに、ジャニーズ在籍期の山下智久が抜擢されたことも記憶に新しい。

「Huluジャパンが『THE HEAD』の製作パートナーに加わった際に、山下を起用するよう強く推薦されたことを同作のエグゼクティブプロデューサーであるラン・テレムが明かし、“ゴリ押し”出演ではと話題になりました」(ドラマ・映画ライター)

 今回Huluジャパンが『The Swarm』に関わることになったのも、同作の製作を手掛けるドイツのTV局ZDFが『THE HEAD』の座組みに目を付け、声をかけたからだという。

「テレムは昨年、『THE HEAD』が特に日本とアジア地域で大成功を収めたのは山下を起用したからだと米メディアに説明しており、ZDFはこうした評判を聞きつけたのかもしれませんね。

 ジャニーズとも親密な日本テレビが親会社であるHuluジャパン、アジア地域で話題になるような俳優が欲しいZDF。この双方の思惑が木村の起用につながったのでは。中国を筆頭に、木村は今でもアジアのスターですから」(同上)

 互いにとってwin-winとなるキャスティングというわけだ。しかし不安要素もあるという。

「やはり演技力と英語力がどうかというところでしょうね。なにせ、日本からは木村だけでなく、BBC・Netflix共同制作ドラマ『Giri / Haji』の主演で話題を呼んだ平岳大も呼ばれています。『真田丸』など大河ドラマ出演のイメージも強い平ですが、得意の英語力でハリウッド進出も果たし、アメリカで来月公開予定の『G.I.ジョー: 漆黒のスネークアイズ』に出演するなど活躍している。実力派かつ英語も流ちょうな平と比較されてしまうと、どうしても分が悪いでしょう。

 まぁ、『The Swarm』はヨーロッパを舞台にした作品ですから、日本人俳優の出番はそもそも少なそうですけどね……」(同上)

 とはいえ、話題作に出演できるというだけでも木村にとっては世界進出の足がかりとして重要な一歩となるだろう。木村演じるアイト・ミフネがどのような活躍を見せるのか、期待して待ちたい。

  • 6/17 6:00
  • サイゾー

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