アルナウトヴィッチに1試合の出場停止処分…北マケドニア選手への侮辱行為で

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 欧州サッカー連盟(UEFA)が、オーストリア代表FWマルコ・アルナウトヴィッチに1試合の出場停止処分を科した。16日に連盟公式サイトで発表した。

 アルナウトヴィッチは、13日に行われたEURO2020・グループC第1節の北マケドニア戦で89分にチームの3点目を記録して勝利に貢献。しかし得点後、北マケドニアの選手に対して何らかの言葉を発すると、さらに観客に向かって感情をむき出しで叫び、主将のDFダヴィド・アラバに“口封じ”をさせられていた。

 セルビアにルーツを持つアルナウトヴィッチは、アルバニアにルーツを持つ北マケドニア代表の選手に対して、アルバニア人差別の発言やジェスチャーをしたとの疑いが浮上していた。セルビアとアルバニアの間には歴史的な対立があり、セルビアの自治州だったコソボを巡っては紛争にも発展。アルバニア人が多数を占めるコソボは2008年に独立を宣言したが、セルビアはそれを認めていない。

 事態を受け、北マケドニアサッカー連盟は、UEFAにアルナウトヴィッチへの厳罰を求めたことを声明で発表していた。そして、UEFAの上訴委員会はアルナウトヴィッチの行為を「他選手への侮辱」とみなし、同選手に対してUEFAが主催する代表戦1試合の出場停止処分を科した。これにより、同選手は17日の第2節オランダ代表戦を欠場することが決定した。

 なお、アルナウトヴィッチは14日に自身のInstagramを通じて、「昨日の試合では感情的になって過激な言葉があった。これについて、特に北マケドニアとアルバニアの友人たちに謝罪したい。1つだけはっきり言いたいことは、僕は人種差別主義者ではないということだ。僕にはほどんどの国に友人がいて、多様性を支持している」と謝罪のメッセージを発していた。

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  • 6/16 21:49
  • サッカーキング

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