「気になる方がやろうね」一見合理的な【家事分担】の注意点って?

家事分担をする時、きっちり決めつけすぎずに「細かな部分の掃除とかは気になる方がやろう」と決めるカップル・夫婦は多いでしょう。これはお互いにスケジュールがフレキシブルになるため一見合理的に思えますが、実はストレスが溜まることもある危険な分担法です。「気になる方がやる」という分け方の注意点をチェックしていきましょう。

一人で担当しないようにする

「気になる方がやる」と決めてしまうと、一人にだけ負担が偏ってしまう恐れがあります。お互いの性格によっては「気になるけど相手がやるまで放置しよう」とずるい考えを持つこともあるでしょう。

そのため、担当外の家事はできるだけ一緒に担当するようにしましょう。気付いた段階で「今から〇〇の掃除するから手伝って」と相手に声をかけるのがおすすめです。そうすれば二人で担当できるため、負担が偏ることもなければ楽しく家事ができます。

たまには相手に頼んでみる

二人でやるほどでもないような簡単な家事だと、一人でやってしまうこともあるでしょう。しかしいくら簡単な家事でも、積もり積もれば負担になってしまいかねません。そのため、時には気付いた段階で相手に頼む癖をつけましょう。

「あ、ここ汚れてるから掃除よろしく!」と相手に頼むことで、自分だけで抱え込む必要がなくなるのでストレスも軽減できるでしょう。

「やってあげた」と思わない

簡単な家事でも手間のかかる家事でも、自分で自主的にやった時に「相手のために自分が動いてあげた」という意識は持たないようにしましょう。そのように考えてしまうと、無意識のうちに相手に対して恩着せがましく上から目線になってしまう恐れがあります。

自分一人で担当する場合も、相手が忙しくて相手の担当分の家事をやる場合も、あくまで自主的にやることなので「やってあげた」と思わないように注意しましょう。

「気付いた方がやる」ではなく一緒に家庭を作り上げよう!

「どちらかがやれば良い」という決め方は柔軟で分かりやすいと思われがちですが、お互いの性格によってはすれ違ったり喧嘩したりするトラブルの原因になることもあります。二人で一つの家を維持するという意識を持ち、協力する精神を大切に過ごすようにしましょう。(ハウコレ編集部)

2021/6/16 19:00

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