【難読】“きょうめく”? 「響めく」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「響めく」の読み方です。
“きょうめく”? いやいや、違和感しかない! と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
■「響めく」の読み方は?
「響」は、影響、反響と読むので“きょう”と、送り仮名の「く」をつけて“ひびく”いう読み方をすることが多いですよね。
しかし、送り仮名の「めく」をつけて、“きょうめく”、“ひびめく”とは読みません。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“どよめく”と読みます。
■「響めく」の意味と使い方
『漢字ペディア』によれば、「響めく」の意味は以下のように解説されています。
“どよ‐めく【響めく】
大きな音が鳴って轟く・響き渡るさま、あるいは、大勢の者が声を発して場が騒然となるさま。”
漢字で見る機会は少ない言葉ですが、「彼の言葉に聴衆が響めいた」なんてフレーズを小説などで見たことはないでしょうか。
■読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「響めく」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。なかなか読み方は難しいですが、漢字から意味をなんとなく想像できる言葉でもありますね。
馴染みのある漢字ですが、送り仮名によって読み方や意味がいろいろ変わるという、漢字のおもしろさに触れられましたね!
(ななしまもえ)