２０２０年１１月１２日発売の『週刊文春』（文藝春秋）で、２５歳年下の３１歳一般女性のＡ子さんと５年にわたって不倫関係にあると報じられ、同月１７日に無期限の芸能活動自粛処分。そのまま表舞台に出ることなく、​４月３０日をもってジャニーズ事務所を退所した近藤真彦（５６）。

　退所から現在まで約５０日が経ったが、５月１６日、近藤は大分・オートポリスで行われた『スーパーフォーミュラ』第３戦にレーシングチーム『ＫＯＮＤＯ Ｒａｃｉｎｇ』の監督として、活動を再開している。

「ジャニーズ退所前から力を入れてきたレーシングチームの監督業には復帰し、先日、イベントにも出席するなど、話題は増えてきていますね」（女性誌記者）

　６月９日、近藤は都内で行われたサミーの新規事業『ｍ』の発表会見に出席。ジャニーズ退所後、初めてのイベント登壇を果たした。

「近藤は、未だ不倫騒動とジャニーズ事務所退所についての詳しい説明をしていません。そのことがジャニーズの後輩、スタッフ、仕事関係者、そしてファンに対する不義理ではないか、という意見があります。近藤は今回の『ｍ』のイベント終了後、取材陣から飛んだ質問に少し答えて“本当にいろいろご心配をおかけして、大変申し訳なかったと思っています。また、イチから頑張らせていただきますんで、ぜひよろしくお願いいたします”などと話したものの、囲み取材などはありませんでした」（前同）

■４０年来の付き合いがある社長から「番組をファンへの説明の場に……」

　６月１５日には、文化放送の定例社長会見がオンラインで行われ、昨年１１月１０日から放送を休止している近藤がパーソナリティを務める番組『近藤真彦くるくるマッチ箱！』について説明があった。

「編成幹部から１０月改編までに番組が継続か終了かの結論を出すといった話が出たほか、文化放送の斉藤清人社長も“近藤さんとは同い年で４０年以上のお付き合いということもありますので、続けていただく前提かどうかは別にして私としては続けたいと思っています”と近藤について言及。

　斉藤社長は近藤がこれまで騒動についての説明がないことにも触れ、“文化放送の番組をファンへの説明の場にしていただきたい”と要求する異例のコメントも出していました」（前出の女性誌記者）

　騒動への説明がないままの近藤に、古くからの関係者からの厳しい言葉も出る中、６月１５日に放送された『芸能界常識チェック！～トリニクって何の肉！？～』（テレビ朝日系）では、衝撃的な場面があった。

■トシちゃんの娘から「マッチさんくらい話題に」イジり！

　それは、野性爆弾のくっきー！（４５）が扮する“孔雀脳ちゃん”がスタジオ出演者に素朴な疑問を質問するコーナー『子供相談室「“孔雀脳ちゃん”それはね…」』でのことだった。

「くっきー！は質問する相手に、今回出演していた田原俊彦（６０）の娘でタレントの田原可南子（２７）を指名します。問題に入る前にくっきー！は、父の俊彦がポルシェに乗っているとの話題を出し、“そのポルシェ乗ってんの５年間で、７回もフライデーされたらしいけど、娘としてはどんな気持ちだった？”と可南子に聞きます。

　これに対して可南子は冷静な表情のまま、“マッチさんくらい話題になると嬉しいんですけどね”と、なんと近藤の騒動を引き合いにコメントしたんです。この突然のぶっ込みに、スタジオから“名前出すな！”とのツッコミが飛んだほか、ＭＣのダウンタウン・浜田雅功（５８）は可南子を指差して“お前さぁ……”と反応し、その後に絶句して机に突っ伏せてしまったんです」（夕刊紙記者）

　この放送のわずか２日前、６月１３日に放送された『サンデージャポン』（ＴＢＳ系）には父の俊彦が出演し、近藤について「マッチはマッチで（ジャニーズに）いたら大きな組織のてっぺんだって言われるから。後輩たちにお手本示さなければいけないところなんでしょうけど。彼はレースのほうが好きだったりしたってのもあったからね」「マッチにはあれだけヒット曲あって財産あるわけだから、レースもいいけど歌をしっかりやってくれたらとは思う」とコメントし、話題になっていた。

「可南子の発言は衝撃でしたよね。実際のところ可南子は、タレントとしてそれほど売れているとはいえず、世間的にも“田原俊彦の娘”というイメージが強い。そんな可南子に、地上波のプライム帯の番組で名指しで近藤はイジられたわけです。

　後輩の東山紀之（５４）から５月２日放送の『サンデーＬＩＶＥ！！』（テレビ朝日系）で“薄っぺらい”と痛烈批判された近藤ですが、まさかの田原可南子からも……。退所からわずか約５０日で芸能界の頂点から、イジりＯＫなタレントになった、ということでしょうか」（前同）

　近藤が芸能活動に本格復帰したら、イジられタレントの道が待っている!?