契約満了まで20日を切る…レアルの同僚らが主将S・ラモスの去就に言及

 レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの去就について、チームメイトらが言及した。14日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 今シーズンのS・ラモスは度重なるケガの影響で公式戦21試合出場にとどまった。今年に入ってから出場したのはわずか5試合のみで、EURO2020のスペイン代表のメンバーリストからも外れている。

 S・ラモスはレアル・マドリードとの現行契約が2021年6月末に満了を迎えるが、ブラジル代表DFエデル・ミリトンの台頭や、バイエルンからの加入が決まり来季からスカッド入りするオーストリア代表ダヴィド・アラバの存在、自身のケガの影響もあってか、同クラブでの序列が低下したことで契約満了まで20日を切った段階でも交渉が進まずにいると見られている。

 そのような現状の中、同クラブ所属のドイツ代表MFトニ・クロースは「ラモスは最高のチームメイトで、彼と一緒にプレーした数年間は本当に楽しかったんだ」と過去に思いを馳せるとともに「もっともっといてほしいと思うけど、こればかりはどうしようもないね。彼は素晴らしいチームメイトであり、僕のキャリアの中で最高のキャプテンだ」とコメント。

 さらに、同クラブのOBでもある元スペイン代表GKイケル・カシージャス氏は「ラモスは、誰もが知っているようにとても価値のある選手であり、世界のベストプレーヤーの一人なんだ。お互いに理解し合い、一致団結してほしい」と、S・ラモスの残留を望んでいる様子を見せている。

 また、S・ラモスの去就が騒がれ始めた4月頃には同クラブのスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスも「クラブにとってのベストはラモスが残ることであり、ラモスにとってのベストはマドリードに残ることだ」と、同選手のクラブ残留を願っていた。

 契約満了まで20日を切ったがS・ラモスは、どのような決断を下すのだろうか。今夏、同選手の去就に注目が集まっている。

2021/6/15 18:48

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